4月17日(日)
天気:曇り時々雨
もうすぐパリに来て
10か月経ってしまいますが、
フランス語の習得は
なかなか難しく、
未だに基礎レベルをうろうろ
している状況。。
今は、パリ市がやっている
無料のフランス語講座に通っているのですが、
この講座の基礎クラスでよくあるのが、
フランス語、
めっちゃ喋れる人が結構多いこと。
もう、授業中、
生徒同士が勝手にフランス語で
ディスカッションし始めることも
あるくらいです。
え? 何でこんなに話せるのに
基礎クラスにいるの?
と、思いますが、
彼らに多いのは、
文を読めない! ということ。
つまり、話はできるのですが、
フランス語の文字を読めないのです。
あんなに流暢に
フランス語話すのに、
フランス語を全然読めない!
もう、本当の基礎すら
たどたどしいので、
最初はふざけてるのかと
思ったぐらいです。
そうゆう方々の多くは
もう何年も前にフランスに来て
長く生活している移民の方々。
あー、なるほど、
パリ市の講座というのは
このような境遇の方のためでもあるのだな、
と気づくわけです。
で、授業はもちろん
全てフランス語で行われるのですが、
この授業での"あるある"が、
《わからない単語の意味を聞くと、
更にわからない単語だらけで説明される》
ということ。
いや、その文がスラスラ分かったら、
聞かないでしょ、このレベルの単語!
と、いつも突っ込みたくなります。
そして、もう一つ。
これはたぶん
フランスでの光景に限らない
『授業あるある』かもしれませんが、
先生に「はい、この答えは?」と指されて、
私が回答し、答えに間違えると、
先生よりも先に、他の生徒が
「ノー!」
と言って、答えを言うこと。
しかも、食い気味に。。
最初は、
「何やねん、こいつ!
俺はできるでと、主張したいんか!」
と、侮辱された気がして
"カチン!"と来ていましたが、
今は、
"あー、そうゆんが正しい教育て
受けてきたんやろうな。
文化の違いやな"
と、思うようにし、
心を穏やかに保つよう心がけています。
※自分は関東出身なので、えせ関西弁です。。このえせ関西弁、使うと普段は全く怒らない奥さんにめっっっちゃ怒られます。。
ほんと、いろいろな人がいて
面白いものです。