フランスの語学講座でのあるある | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

4月17日(日)
天気:曇り時々雨


もうすぐパリに来て
10か月経ってしまいますが、

フランス語の習得は
なかなか難しく、
未だに基礎レベルをうろうろ
している状況。。

今は、パリ市がやっている
無料のフランス語講座に通っているのですが、
この講座の基礎クラスでよくあるのが、
フランス語、
めっちゃ喋れる人が結構多いこと。

もう、授業中、
生徒同士が勝手にフランス語で
ディスカッションし始めることも
あるくらいです。

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例えば、この写真の奥にいる生徒は、フランス語ペラペラです

え? 何でこんなに話せるのに
基礎クラスにいるの?

と、思いますが、
彼らに多いのは、
文を読めない! ということ。

つまり、話はできるのですが、
フランス語の文字を読めないのです。


あんなに流暢に
フランス語話すのに、
フランス語を全然読めない!

もう、本当の基礎すら
たどたどしいので、
最初はふざけてるのかと
思ったぐらいです。


そうゆう方々の多くは
もう何年も前にフランスに来て
長く生活している移民の方々。

あー、なるほど、
パリ市の講座というのは
このような境遇の方のためでもあるのだな、
と気づくわけです。



で、授業はもちろん
全てフランス語で行われるのですが、
この授業での"あるある"が、

《わからない単語の意味を聞くと、
更にわからない単語だらけで説明される》
ということ。
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何となくわからないレベルの単語を聞いたら、全くわからない単語ばかりで説明されるパターン

いや、その文がスラスラ分かったら、
聞かないでしょ、このレベルの単語!
と、いつも突っ込みたくなります。



そして、もう一つ。
これはたぶん
フランスでの光景に限らない
『授業あるある』かもしれませんが、

先生に「はい、この答えは?」と指されて、
私が回答し、答えに間違えると、
先生よりも先に、他の生徒が
「ノー!」
と言って、答えを言うこと。

しかも、食い気味に。。


最初は、
「何やねん、こいつ!
俺はできるでと、主張したいんか!」
と、侮辱された気がして
"カチン!"と来ていましたが、

今は、
"あー、そうゆんが正しい教育て
受けてきたんやろうな。
文化の違いやなニヤリ"

と、思うようにし、
心を穏やかに保つよう心がけています。
※自分は関東出身なので、えせ関西弁です。。このえせ関西弁、使うと普段は全く怒らない奥さんにめっっっちゃ怒られます。。


ほんと、いろいろな人がいて
面白いものです。