天気:晴れ
パリは世界一
観光客が多い国。
なので、もちろん
インターナショナルですが、
道路標識は
全然インターナショナルでは
ありません。
日本だと
日本語で書かれた地名の下に
英語表記もありますが、
フランスのそれは
フランス語だけです。
通り名を示す標識も
フランス語だけです。
電車も券売機は英語選択できますが
車内の路線図などは
フランス語オンリーです。
ガソリンスタンドも
支払いのときは英語選択できますが
他は英語表記はほとんどなし。
お金を引き出す銀行ATMも
英語選択できますが、、、
って、
だいたいお金絡みは
英語選択できるってこと。
旅行者にお金使わせるところは
英語選択できるって
感じです。
で、それ以外の
生活部分は
ほぼフランス語オンリー。
基本的には
あまり英語表記したくない
印象を感じさせます。
この英語ですが
確かに日本よりは話せる人
多いですが、
年配の方は
英語が全くわからない人
結構多いのではないかと
感じます。
で、今日バスで見かけたのが
トップの気になるポスター。
go!
と大きく書かれている
その左隅に、小さく
GO=Allez-y
(さあ、行きましょう!)
と、わざわざGOの
フランス語訳を付けています。
何ともご丁寧なことです。
日本のポスターで、
こんな註釈、ないですよね。
しかし一方で、
観光地だと、こっちは
フランス語で頑張って
注文してるのに、
全部英語で返してくる店員が
結構います。
こうゆう人は、ほぼ若い人。
英語を使えることを
アピールしたいのです。
実はフランス人の間でも
英語を話せることは
当たり前ではなく、
日本のように
クールなことなのです。
フランス人は
当たり前のように
英語が話せると思っていたので
意外でした。
語学の先生から
聞いたところによると、
周辺国の
ドイツやスペイン、イタリアのほうが
英語に対してもっと
オープンで、
フランスは、
実は英語に対して
閉鎖的な国なのだ、
とのことでした。
やはりフランスは
フランス語を世界にもっと
広めたい、という
野望があるようです。
やはりフランスは
ナポレオン時代の栄光を
まだ引きずっている国、
と言えるかもしれません。