天気:晴れ sooo cold!!
フランスは欧州きっての
酪農王国で
乳製品のクオリティーが
異常に高いのですが、
今回注目したのは
ヨーグルト。
スーパーの売り場に行くと
どーん、とヨーグルトコーナーが
あるわけですが、
中には
ヤギの乳を使ったものも
結構あります。
ヤギ乳、
どうも馴染めないんですよねー。
何か臭いというか、
後味、むにゃーとするというか。。
日本では、
いつも東急ストアや
サミット、マルエツなんかで
買い物してましたが、
ヤギ乳のもの、
見たことなかったなー。
フランスにきて、
初めてヤギ乳製品食べたのが
フランス人の家にお呼ばれしたときのこと。
「今日は、美味しいチーズを
用意したんだ！」
と、張り切って出された中に
ヤギ乳のチーズが。
しかも、
それを指して
「僕はこれが一番好き」
と、勧めてきます。
いかにもマルシェで
買ってきた包に入っていて、
とっておき感ありありだったので
ちょっといただいてみると、
うえー>_<
無理ですー。。
もちろんその場では、
「んー、トレボーン！」
なーんて言って取り繕いますが
内心、
"早く！ 上書き上書き！！
"と
"と他のカマンベール的な
チーズで
口の中を急いで大丈夫なテイストに
戻したものでした。
他のフランス人にそのことを話すと
「そのうち慣れて、
むしろヤギのほうが
美味しく感じられるかもよ」
なんて言いますが、
その後何度か食べても、
うえー、無理ーっとなります。
で、話は戻って
ヨーグルトですが、
気になったのは、フランスに
日本のヨーグルトの
あの加糖のテイストがないということです。
※正確には、"ない"ではなく、"探せてない"ですが
あの加糖が好きなのに！
あるのは、
プレーン（甘くないやつ）か
バニラ味か、フルーツ味。
それと、日本の
ブルガリアヨーグルト
（だけじゃないですが）などでは、
蓋にサラッサラの
すぐ溶ける独特な砂糖、
付いてきますよね。
あれ、好きなんですよねー。
普通の砂糖じゃダメで、
あれが好きなんです。
この砂糖も
見たことない。。
奥さんなどは、
「あんなの美味しくない。いらない」
って言うのですが。。
で、仕方なく
フルーツ味のものを
買うわけです。
ただ！
この前、家の近くのチーズ屋に
あの、泣く子も黙る
『ボルディエ』（超おいしいバター）の
ヨーグルトがあるではないですか！！
いつも行ってるチーズ屋なのに
気がつかなかった。。
で、即買いです！
値段も、そんなに高くありません。
で、食べてみると、、
「んー！ トレボーン！！」
と言って、食べてると
横で奥さんが、
「普段プレーンなんて食べないくせに、
味なんて、甘くないから
好きじゃないでしょ」
と、冷ややかな言葉。。
い、いや、
この酸味が絶妙で、
やっぱコクがあるよね、
コクが。
さすがボルディエだわー。
すいません、正直、
これがブルガリアヨーグルトと言われても
まったくわかりません。。
でも！
ものの味覚とは、
その味だけでなく、
思い入れや先入観も
含めてのものですから！！
やっぱボルディエですわ！
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