天気:夏日
パリに来て2か月ちょっと。
たったこれだけの期間で、
と、車がらみで
既に3つの事件が
起こったわけですが、
またまた起こってしまいました。
2か月ちょっとで、
4つ目です。
今日は天気も良く
モンマルトルへ観光に行ったのですが
ちょっと遠いので車で行ったわけです。
観光を終え、
あー楽しかった、と
大満足で
車に戻ったわけですが、
ない、、
車がない、、、
いくら目をこすっても
停めた場所に
ありません。
(思考停止)
いやいやいやいや、
あるある、あるある、
あっち停めたんだっけなー、
もー忘れっぽいな、自分。
ははは、困ったもんだね、
物忘れ。
と、周辺をグルグルするも
ない、、、、
車がない、、、
うそでしょ、、、
なんで、、、
車、どこへ、、
盗まれた？
まさか、、、
その時、
獲物を狙っているレッカー車が
目の前に。
これだ、
絶対これだ。
やられた。。。
日本ならまだしも
パリで。
車、、、
車、どこに持って行かれた、、？
と思考が戻ったところで
急いでレッカー車に詰め寄り
「僕の車、知りませんかねー！」
と、強い語調で
単語並べただけの英語で
とりあえずレッカー車の
運転手を捕まえて
詰め寄ります。
★▼×◯□♢×◯★▼×◯□♢×◯
えらい早口で
宇宙語を駆使する
レッカーのお兄さん。
ここはがけっぷち。
ここで車の情報を聞き出せなかったら
かなり面倒なことになると
体が反応し、
全力英語で聞きますが、
Je ne parle pas angrais.
(私は英語が話せません)
と、レッカーの
お兄さんはキッパリ。
これは仕方がない、
と、これまた覚えたての
全力フランス語で
Je cherche ma voiture.
Je me suis gare ca ici!
Est-ce que vous connassez ca?
(車探してる、ここに停めた、知らないか？)
文があってるかは
不明ですが、とにかく
必死で聞くと、
「ここは駐車禁止エリアだよ。
車は持ってったから、
ここに取りに行って」
と、紙に車を移動させた場所の
住所を書いてくれ、
やはりレッカーされたという
事実を確認することに。
確かに停めた時は、
気がつかなかったのですが
黄色い線が引かれています。。
※停めた時は
車がビシーっと
隙間なく縦列駐車してあって
線が見えなかった。。
線、薄いし！
とりあえず車のありかがわかって、
よかったー、と思う一方、
罰金いくらなんだろう。。
と、不安がよぎります。
そして、その場所に
たどり着けるのか、、
とりあえず、急いで
地下鉄でその住所のところに
行くことに。
地下鉄を降りて
例の教えられた場所へ。
ありました、それらしきところ。
多分ここです
中に入ると
ありました、うちの車。
深く安堵し、
ピックアップの手続きへ。
で、いくら？
179ユーロでした、、、
(約24000円)
んー、まー高いけど
法外ではないな。
仕方がない。。
奥さんは、
このブログでこのことを
知るでしょう。
無駄な出費、
申し訳ございません。。
気をつけて
うちに帰りました。
※追記
この夜フランス人に
このことを話すと、
「あなたは超ラッキーだ！
パリ市にレッカーされてよかった。
もし警察にレッカーされていたら、
車はどこに持って行かれたか
分からなくなるし、
とんでもなく煩雑な手続きが
待っていて、
大変なことになる」
とのことでした。
そういえば
レッカーのお兄さんも
「ほらあそこに警察いるでしよ、
警察来る前に、持って行ったから
大丈夫だよ」的なことを
かなり強調していました。
その時は
「何言ってんだ、
このやろー」
と思ってましたが。。
不幸中の幸いだったのかも
しれません。。