フランスで話題のフリーボックスを設置してみた

7月21日（火）

天気:晴れ

気持ちのいい

暑い日が続くパリ。

日向は暑いが、日陰は涼しい！

昨日はカーテンの取付工事が

まだ来ない話でしたが、

今日はインターネット&テレビ視聴に

必要なフリーボックスが

まだ来ない、という話です。。

フリーボックスがないと

インターネット&テレビ視聴が

できない、と言われて

よく分からなかったのですが、

フリーボックスとはつまり、

ネットをするための装置のこと。

フランスで今かなり人気のある

サービスで、

多チャンネルのケーブルテレビと

インターネット接続、電話が

格安で、

全てセットになったサービスです。

そして、それには

まさにボックスを

テレビ&電話と接続する

必要があり、

そのボックスが

もう2週間近く経ってるのに

届いていなかったのです。

このままでは、

テレビは見れないし、

インターネットもできない。

しびれを切らして、

問い合わせたところ、

もう送ったけど、不在だったから

近くのUPSに保管している。

自分で取りに行ってくれ、

ということだったので、

指定された場所に行ってきました。

しかし、その住所には

UPSの看板がありません。

子供がいるドアのところに、その住所表記が。荷物を保管しているというUPSなる会社はありません

おっかしいなー、と

何度も左右の店を見ますが、

左はガラス細工の宝飾店、

右は不動産屋です。

2階にあるのかと

ドアを開けて建物に

入ってみようと試みますが

ドアは開かず。

仕方がないので、

左のガラス細工の宝飾店に入り

奥にいた主人らしき方を呼んで

「このUPSはどこにありますか？」と

頑張って聞いたところ

ここだよ、と。

UPSは佐川急便的な運送会社なので、集配所に保管されているかと思ったら、契約店に預けたということなのでした

おい！ 分かりにくすぎだろ。

せめて表にUPSって貼っておいてくれよ、

と言いたい気持ちを抑え

か細い声で

「荷物を取りに来たのですが。。」

と伝えると、

容赦ないフランス語で

何か言ってきます。

このへんのやりとりには

少し慣れてきた

（正しい会話を成立させることは

早々に諦めることにした、という意味）

ので、お互いに一方通行の

やりとりがしばらく続いたあと、

必死の片言英語とジェスチャーで

何とか荷物の引き取りに成功。

もー、これだけですごい達成感です

しかし、本番はここから。

こいつをテレビや電話に

接続しなければいけません。

頼むから、「何だ簡単じゃん！」という裏切りがあってくれ！と箱を開ける前に祈ります。。

箱が二つ出てきました

一つ目を開けると、あーやっぱり。。難しそうだし、全部フランス語かー。これは苦労するぞ、とげんなり

箱を開けると、

説明書きが3つ入っていて

全てフランス語。

先日のブルーレイ爆発のことも

あったので、

「絶対間違えてはいけない！」

と、説明文の単語を

一つ一つ辞書で調べ

解読を試みましたが、

そのやり方は30分でギブアップ。

とりあえず、

大事そうな単語だけを

調べながら、

説明書きの絵と

フタの裏の絵をよく見て

接続を進めることにしました。

全く、日本でも

こうゆうの苦手でやらないのに、

と、独りごちながら

やっていくと、

壁にぶち当たりながらも、

何とか接続完了！

（多分大丈夫だと思われる。。）

簡単に見えますが、ボックス内の接続とか、コードの接続とか詳しく説明が書いていないので難しいのです。。

もしかして天才かも、と

俄然自信が湧いてきて、

もう一つもサクサク接続！

テレビのほうは、結構簡単！

あとは電源入れるだけ！

なのですが、

インターネットでの

申し込みもまだだったので、

それをやって終了！

と言いたいところですが、

電話、ネットの開通には

契約者に送られる暗証番号が

必要とのことで、

それがまだ郵送で届いていない！！

つまり、接続したのに

まだ開通できず。。

この国では何をするにも、

待ちが必要だと、

つくづく実感させられるのでした。