先日、NHK BS1で終末期医療に関する米国のドキュメンタリーを放送していました。
その中で印象的だったのが、一人の医師が、いよいよ望みのない延命を続けるか死を迎えるかの選択をしなくてはならない状況に至ったときに最もよく考えることは、患者の家族にとって何が良いかということだと語っていたところでした。
なぜなら、患者すなわち死にゆく者には痛みも記憶も残らないが、家族はその時の記憶と共に生きていかないといけないからと。
このような場面では患者の自己決定権ばかりが強調されることが多いので、大事な視点を教えてくれました。
これは患者の意思にかかわらず家族の意思で決めるのがよいというのではありません。患者本人の自己決定権が尊重されなくてはならないことは勿論、「本人もそう望んでいた」と思えないと家族には後悔が残るからです。患者は、しっかりしているうちに、あらかじめ意思をしっかりと家族に示しておくことも必要なのかもしれません。
このようなドキュメンタリーを見ると、病気になる以前とは違って色々考えさせられます。
抗がん剤がおわってから10日が経ちますが、白血球の数値が底を這っています。
血小板の数がまた減ってしまったので、今サイクル2回目の輸血をしました。輸血にはすっ かり慣れて当たり前のようになってきていますが、やはりリスクのあることなので回数は少ない に越したことはないとのこと。血小板が自然に増えるまでこれでもってほしいです。
また、昨日から気分が少し悪く、熱が37.0度台に上がったうえ、今日の血液検査で 炎症反応が出たので、どのような細菌等があばれているか調べるためにまた採血をした上 、抗生剤の点滴が開始されました。
そんなこんなで、すこし慌しい日になりました。
前回の経験からすると今週末前後には回復の兆しがみえ始めてもいい頃。骨髄抑制は抗がん剤がよく効いた証拠とはいえ、早く回復してほしいものです。
がんばろう骨髄。
血小板の数がまた減ってしまったので、今サイクル2回目の輸血をしました。輸血にはすっ かり慣れて当たり前のようになってきていますが、やはりリスクのあることなので回数は少ない に越したことはないとのこと。血小板が自然に増えるまでこれでもってほしいです。
また、昨日から気分が少し悪く、熱が37.0度台に上がったうえ、今日の血液検査で 炎症反応が出たので、どのような細菌等があばれているか調べるためにまた採血をした上 、抗生剤の点滴が開始されました。
そんなこんなで、すこし慌しい日になりました。
前回の経験からすると今週末前後には回復の兆しがみえ始めてもいい頃。骨髄抑制は抗がん剤がよく効いた証拠とはいえ、早く回復してほしいものです。
がんばろう骨髄。
地固め3回目、これが最後の予定の抗がん剤を入れてから1週間が過ぎました。今は、いわゆる骨髄抑制期の真っ只中です。
白血病の化学療法は、抗がん剤を用いて白血病細胞を叩く治療ですが、異常を起こした白血病細胞のみを攻撃する薬はなく、血を造る場所である骨髄の正常な血液の素も白血病細胞も両方とも叩いてしまいます。その後、正常な血液を造る機能のみが立ち上がってくることを期待しておこないます。この抗がん剤に叩かれてから血を造る機能が再び立ち上がるまでの間が骨髄抑制期です。
血液の要素にはそれぞれ寿命があって、白血球(好中球)が数日、血小板が7日~10日、赤血球が約四ヶ月です。抗がん剤に叩かれてから再び造られて血管に供給されるまでに要する日数にもずれがあります。この間に血小板や赤血球が一定の数値以下になると輸血を行います。
白血球が再び造られるまでは、いわば血液に体の守備隊がいないようなものですので、細菌、ウィルス、カビなどにやられてはひとたまりもありません。したがって、この時期は、無菌室やクリーンルームに隔離され、うがいや手洗いを徹底した上、経口や点滴で抗生剤を投与したりします。外からばい菌などが入らなくても、自分が元々体内にもっている菌にやられてしまうこともあるそうです。
この時期は、病室の外に出られず、面会を制限され、ただただ回復を待つのみです。
また、化学療法は、通常、何回か繰り返し行われます。抗がん剤のつらさや骨髄抑制期の危険性は、寛解に至り、地固めを繰り返し、最後の回に近づいても変わらないか、むしろ、毎回の抗がん剤の体へのダメージが蓄積し、血を造る機能が立ち上がるのが遅くなってきたり、副作用などを起こす可能性が高まったりすることもあります。
普通の病気は最初が重篤で治療が進むにつれ次第によくなりますが、白血病の治療は経過が順調でも最後まで油断ならないのです。
白血病の化学療法は、抗がん剤を用いて白血病細胞を叩く治療ですが、異常を起こした白血病細胞のみを攻撃する薬はなく、血を造る場所である骨髄の正常な血液の素も白血病細胞も両方とも叩いてしまいます。その後、正常な血液を造る機能のみが立ち上がってくることを期待しておこないます。この抗がん剤に叩かれてから血を造る機能が再び立ち上がるまでの間が骨髄抑制期です。
血液の要素にはそれぞれ寿命があって、白血球(好中球)が数日、血小板が7日~10日、赤血球が約四ヶ月です。抗がん剤に叩かれてから再び造られて血管に供給されるまでに要する日数にもずれがあります。この間に血小板や赤血球が一定の数値以下になると輸血を行います。
白血球が再び造られるまでは、いわば血液に体の守備隊がいないようなものですので、細菌、ウィルス、カビなどにやられてはひとたまりもありません。したがって、この時期は、無菌室やクリーンルームに隔離され、うがいや手洗いを徹底した上、経口や点滴で抗生剤を投与したりします。外からばい菌などが入らなくても、自分が元々体内にもっている菌にやられてしまうこともあるそうです。
この時期は、病室の外に出られず、面会を制限され、ただただ回復を待つのみです。
また、化学療法は、通常、何回か繰り返し行われます。抗がん剤のつらさや骨髄抑制期の危険性は、寛解に至り、地固めを繰り返し、最後の回に近づいても変わらないか、むしろ、毎回の抗がん剤の体へのダメージが蓄積し、血を造る機能が立ち上がるのが遅くなってきたり、副作用などを起こす可能性が高まったりすることもあります。
普通の病気は最初が重篤で治療が進むにつれ次第によくなりますが、白血病の治療は経過が順調でも最後まで油断ならないのです。