初めて知った 暖秋の候 ~時候のご挨拶~ | 今日の恵み  維摩会 春秋館の恵み

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             紅葉  初めて知った 暖秋の候  紅葉                             ~時候のご挨拶~

 

 

届いた研修会の案内文は、

「暖秋の候、皆様にはお変わりなく・・・」

と始まっていました。

 

暖秋(だんしゅう)という言葉を初めて知りました。

 

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手持ちの国語辞典には、暖秋、という項目がありません。

ネットで検索したところ、ありました。

その説明は

「平年(1991‐2020年の平均)に比べて気温の高い秋のこと」

「気象庁による3階級表現で9‐11月の平均気温が「高い」に該当した場合の秋」

とあります。

 

気象庁の「天気予報等で用いる用語」では、見つかりませんでした。

残念ながらネットでの検索は得意ではなく、下手ですので、

他に何かよい説明があるかもしれません。

 

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気候がかわり、時候の挨拶が変わり、

それにつれて、

ものの見方考え方も変わっていくのでしょうか。

もちろんそれは表面的なことであって、

ものごとの本質は変わりません、と思うのです。

維摩会 春秋館でお聞きする仏教哲学や西洋の哲学でも、そのように説かれます。

その本質は、どのようにして捉えたらいいのか、

そこが問われるところとなりますが、

まずは客観的な視点で、論理的に物事を捉えることから、かもしれません。

 

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従来であれば、

11月の時候の挨拶には、晩秋とか、立冬、向寒、などが使われています。

とはいえ、

暖秋という表現がしっくりくる、このごろの秋です。

秋の在り方もイメージも変わっていくのかもしれないなぁ、と思ったのでした。