戦前の郵便物(封書、葉書)を入手してみると、宛先が気になります。
ネット検索で頑張ってみますが、その際の強い味方を見つけました。
「人事興信録」という戦前の情報誌を、名古屋大学がデータベース化して、誰でもアクセスできるようにしてくれています。
名古屋大学による紹介記事より⇩
「今年も恒例の世界長者番付が発表されましたね。世界のメディアも注目のトピックですが、実は日本にも、明治時代から富裕層やエリートについての情報誌があったのをご存知ですか? その名を「人事興信録」といいます。人事興信録は、明治36年から平成21年までの100年近くに渡り、日本社会の上流階級の男女を記録してきました。戦前の人事興信録には、身分や職業、生年月日、婚姻関係や親類関係など、かなり詳しい情報まで載っています。アメリカやイギリスの同様の人物情報誌と並び、歴史的にとても貴重な資料です。」
「これを誰でも簡単に活用できるようにしたのが今回のデータベースです!
人事興信録は、数年ごとに新しい版が出版されています。大正4年と昭和3年に出版されたものはすでにデータベース化が完了し、検索できる形で一般公開されていました。今回3315名が記録されている明治36年に出版された版の作業を終え、明治、大正、昭和の人事興信録のデータベースを提供することになりました。」
この葉書の宛先って、どんな人だろう???
気になるな、ちょっと調べてみたいな、と思ったら、ぜひ!
おすすめです。