ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

朝晩は、

めっきり寒くなりましたね。

 

精神科医でかつ、禅寺の住職である、
川野泰周さんの著書、

 

歩けば、調う

 

 

を3回に渡って、

紹介させていただきました(^^)

 

今回で4回目です。

 

前回は、主に、

「自慈心」(セルフ・コンパッション)

について、

紹介・解説をさせていただきましたが、

 

今回は、

「慈悲の瞑想」

を紹介させていただきます。

 

この瞑想は、

自分に対する思いやりと慈しみを育み、

それを他者にも同じように向ける瞑想で、

 

川野先生自身、

一番好きな瞑想だということです(^^)

 

やり方の部分を引用します。

 

 

はじめに2分間、

呼吸瞑想をします。

 

次に、目を閉じたまま、

 

「①大切に思っている人」

「②自分」

「③お世話になっている人」

「④良いも悪いも印象がない人」

「⑤嫌いな人・嫌われている人」

 

を思い浮かべ、

相手が目の前にいるかのように

イメージします。

 

そして1人ずつ順番に、

以下の言葉を

語りかけるように念じます。

 

「あなたが幸せでありますように」

「あなたが健康でありますように」

「あなたが安全でありますように」

「あなたが心安らかに暮らせますように」

 

そして、

その人が幸せを手にしたときの

喜びにあふれた笑顔や、

身ぶりをイメージしましょう。

 

 

大切に思っている人だけでなく、

自分自身に対しても念じる

というのがミソですね。

 

実際、川野先生が誘導して下さる

ユーチューブがありますよ!

 

 
先生の優しさが
口調ににじみ出ています😊
 
・・・ただ、
嫌いな人に対しても、
念じるというのは、
一般的には、
ちょっと抵抗がありますよね。
 
とてもそんな気分には、
なれない・・・
 
そんな時には、
無理しなくても、もちろんいいのですが、
 
できれば、本音ではなく、
形だけでもいいから、
やってみることをオススメします。
 
この本では、
以下の言葉を念じるといい
とあります。
 
 
「あの人は私と同じで、
幸せになりたいと思っている」
 
「あの人は私と同じで、
心や身体、気持ちや考えを
もっている」
 
「あの人は私と同じで、
痛みや苦しみから
解放されたいと願っている」
 
「あの人は私と同じで、
これまでの人生でつらいことや、
傷ついたことがある」
 
 
「あの人も私と同じだ・・・」
 
これらの言葉は、
私がカウンセリングを学んだ際に、
 
指導者から、
共感力を高めるエクササイズとして、
勧められました。
 
そのエクササイズとは、
毎日、最低5人以上に対して、
これらの言葉を念じるというものです。
 
身近な人はもちろん、
電車の中で見かけた見知らぬ人や、
世の中から糾弾されているような
不祥事を起こした有名人に対しても、
この思いを向ける。
 
カウンセラーは、
クライアントを、つい、
困った人、問題のある人のように、
下に見てしまう危険性があります。
 
本来、クライアントは、
傷つきながらも、
勇気を出して、自ら成長しようとしている
素晴らしいチャレンジャーであるのに、
 
カウンセラーが、
手を差し伸べて援助をしてあげるという、
上から目線になってしまう危険性がある。
 
「大切に思っている人」も、
「見知らぬ人」も、
「嫌いな人」も、
「世の中から糾弾されている人」も、
「クライアントさん」も、
 
あらゆる人は、
皆、私と同じで、
 
幸せでありたいと思っているし、
それぞれの気持ちや考えがあるし、
苦痛を避けようと願っているし、
人生を通じて、学んでいる・・・
 
「この人も私と同じだ・・・」
 
システムズアプローチ・家族療法で有名な、
東豊先生も、
 
「人の本質は、水晶玉」
 
というたとえで、同じようなことを
おっしゃっていますが、
 
 

カウンセラーなど対人援助職には、

特に必要とされるマインドだと思います。

 

 

・・・話が少しそれましたが(^^;

まずは、大切な人と自分自身に、

慈愛の言葉を向けることだと思います。

 

川野先生もこう述べます。

 

 

それでも慣れないうちは、

嫌いな人の幸せを願うことに

強い抵抗を感じることも

少なくありません。

 

最初のうちは

「①大切に思っている人」と、

「②自分」

という2つのパートだけ

実践いただくよう

おすすめしています。

 

たとえ1週間に一度だけでも

かまいません。

 

継続してみてください。

 

 

週に1回ペースなら、

ハードルが低いですね。

 

「慈悲の瞑想」は、

やればやるほど、

私たちの心の中に眠っている、

慈悲の心が芽生えてくると思います。

 

あたたかい気持ちになり、

心身が調ってきます。

 

おすすめします😊

 

 
 
 
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今回も最後までお読みくださいまして、
有り難うございました。
 
次回もこの本の紹介を続けます(^^)
 
 
 
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おまけ(^^;
 
 
 
近所の鶴見川。
いつのまにか秋も深まってきました。
 
 
 
宮音(みやお)くん。
愛称は「みいたん」
 
最近、天井近くまである本棚の上に、
よく登るようになってきました😸
 
 
どや!
 
 
 
 
おやすみいたん~💤