ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

アサーションの第一人者、

臨床心理学者

平木典子先生のロングセラー、

 

三訂版 アサーション・トレーニング: さわやかな〈自己表現〉のために

 

 

を紹介・解説しています(^^)

 

前回、

自己表現の3つのタイプのうち、

あまり好ましくない、

「非主張的」「攻撃的」

な自己表現について、

引用、解説をしました。

 

今回は、

「アサーティブ」

な自己表現について、

引用、解説をさせていただきますね(^^)

 

 

<アサーティブ>とは、

自分も相手も大切にした

自己表現です。

 

アサーティブな発言では、

自分の気持ち、考え、

信念などが正直に、素直に、

その場にふさわしい方法で

表現され、

 

そして、

相手が同じように

発言することを

奨励しようとします。

 

つまり、

アサーティブな自己表現では、

自分の自己表現の

権利を活用して

自ら自分を表現し、

 

同時に相手の自己表現の

権利と自由を

尊重しようとします。

 

 

アサーティブとは、

自分も相手も大切にした

自己表現のこと。

 

自分が自己表現

するだけでなく、

 

「相手」の自己表現の

権利と自由も尊重するというのが

ポイントですね。

 

 

その結果として、

お互いの意見が

葛藤を起こすことも

あり得ると考えます。

 

つまり、

お互いに率直に話をすれば、

 

自分の意見に

相手が同意しない

こともあるし、

 

また、

相手の意見に

自分が賛同できるとは

限らないでしょう。

 

むしろ、

率直に話した結果、

意見や考えが一致すれば、

それはラッキーなことです。

 

一致しないときは

葛藤が起こります。

 

そんなとき、

アサーティブなやり取りでは、

すぐさま意見を変えて

相手に譲ったり、

相手を自分に同意させようと

するのではなく、

 

面倒がらずに

お互いの意見を出し合って、

譲ったり、

譲られたりしながら、

 

双方にとって

納得のいく結論を出そうとします。

 

 

アサーティブは、

簡単ではない・・・

 

面倒くさいものなんですね(^^;

 

 

このような言動は、

余裕と自信に満ちており、

 

自分がすがすがしい

だけでなく、

相手にもさわやかな印象を

与えます。

 

また、

相手は大切にされたという

気持ちをもつと同時に、

 

二人の努力に対して

お互いに誇らしい気持ちを

もつでしょう。

 

また、

アサーティブな表現を

する人に対して、

尊敬の念を覚えるでしょう。

 

 

そうですね・・・

 

アサーティブな表現が

自然にできる人って、

ほんと、素敵だなあ~

って思います(^^)

 

まさに、

「さわやか」な感じですよね。

(あこがれます(^^;)

 

 

アサーションには、

歩み寄りの精神があり、

 

多少の時間がかかっても、

お互いを大切にし合ったという

気持ちが

残る会話があります。

 

また、

話し合いのプロセスでは、

より豊かな創意や工夫が

生み出され、

 

一人の提案より

むしろ満足のいく妥協案や

より創造的な結論が

導きだされることもあります。

 

その結果、

お互いの関係も

安心したものになるでしょう。

 

 

たしかに、

アサーティブな会話ができた時って、

何だか、後味がいいですよね(^^)

 

「一人の提案より

むしろ満足のいく妥協案や

より創造的な結論が

導きだされる・・・」

 

これは、

名著「7つの習慣」の、

第6の習慣、

「シナジーを創り出す」

(相乗効果を発揮する)

に通ずるものがありますね!

 

初期のブログで紹介しました。

よかったらご参照ください(^^;

 

 

 

ところで、

 

皆さんの、

日頃の言動はアサーティブでしょうか?

 

私の場合は、う~ん・・・

 

「人による・・・」

という感じでしょうか(^^;

 

実際、多くの人は、

特定の人との関係や、

特定の状況で、

アサーションができなくなると

いいます。

 

 

ある人に対しては

きちんと言えるのに、

 

同じことでも

他の人には言えないとか、

 

状況によって、

言えたり言えなかったり

するなどです。

 

それは、長い間に

特定の人や状況に対して

つくられ、

 

習慣化された行動パターンが、

似たような人や状況の下で

表現されている

可能性があります。

 

 

これは、

心理学(精神分析)的な

表現をすれば、

「転移」ともいえますね。

 

 

親とか権威者には

どんなことがあっても

従うべきだと思っていると、

 

自分が子どもの立場や

地位のない立場にいるとき、

 

従属的または

非主張的になります。

 

逆に、

自分が親や権威者の

立場にいるときは、

攻撃的になる可能性が

高いのです。

 

また、

過去のある状況下で取った

アサーティブでない反応が

身についてしまっていて、

 

それを無意識に

くり返している場合も

あります。

 

 

特定の人との関係や、

特定の状況で、

アサーションができなくなる人は、

 

そのことにまず

「気づく」ことが大切だと、

述べられています。

 

そこから、

「行動」を変えるチャンスが

つかみやすくなるといいます。

 

本書には、具体的な、

アサーティブな表現方法が、

いろいろと紹介されています。

 

 

で、

アサーティブな表現をするためには、

前回も少し触れましたが、

 

まずは、

「自分のほんとうの気持ち」

を明確に把握することだといいますが、

 

実は、私たちは、

誰もが、

「自分のほんとうの気持ち」

は、わかっていたし、

表現もできていたんですね。

 

ず~いぶん、

昔になりますが・・・(^^;

 

 

 

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・・・次回に続きますね(^^;

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました😊

 

 

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おまけです(^^;

 

 

 

近所の鶴見川で動禅・・・

 

 

 

 

 

オオバンという、

くちばしが白い渡り?鳥。

 

鳴き声が子犬みたいで、

可愛いです!

 

 

 

 

この子もたまに、

子犬みたいに鳴きますが😸

 

あれ、

うとうと・・・

 

 

 

 

落ちました💤