ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
れっつごうです(^^)
稲盛和夫さんの代表作、
から、
私の印象に残ったところを、
紹介・解説しています。
今回のテーマは、
「思いを実現させる」
です。
「世の中、
思い通りにならないことが多い・・・」
私の人生を振り返って見ても、
それを実感します(^^;
しかし、
稲盛和夫さんは、
「人生は、その人が思った通りになる」
とおっしゃいます。
「思い通りにならないことが多い」
と考えるから、
そのとおりの結果を呼び寄せているのだと。
・・・う~ん、
たしかにそれは一理あるかもしれない。
「空を飛びたい」
という願望があったからこそ、
飛行機が生まれたように、
たしかに、
「こうありたい」
と思うことなしに、
実現はしないのかもしれません(^^;
とはいっても、
半端な願望ではだめなんですね。
稲盛和夫さんは、
寝ても覚めても
強烈に思い続けることが大切だといいます。
願望を成就につなげるためには、
並みに思ったのではダメです。
「すざまじく思う」
ことが大切。
漠然と
「そうできればいいな」
と思う生半可なレベルではなく、
強烈な願望として、
寝ても覚めても四六時中
そのことを思いつづけ、
考え抜く。
頭のてっぺんからつま先まで
全身をその思いでいっぱいにして、
切れば血の代わりに
「思い」が流れる。
それほどまでにひたむきに、
強く一筋に思うこと。
そのことが、
物事を成就させる原動力と
なるのです。
切れば血の代わりに
「思い」が流れる・・・
大事を成す人の「思い」とは、
これほどすざまじいものなのですね(^^;
ああなったらいい、
こうしたいということを
強く思い、
さらには
強く思うだけでなく、
その実現へのプロセスを
頭の中で真剣に、
こうしてああしてと幾度も考え、
シミュレーションを繰り返す。
将棋の差し手を
何万通りも考えるように、
何度も何度も
達成への過程を模擬演習し、
うまくいかない部分は
棋譜を描いては消すように、
プランをそのつど
練り直してみる。
実現させるためには、
プロセスを真剣に考え、
シミュレーションを繰り返すんですね。
そうやって思い、考え、
練っていくことを
しつようにくり返していると、
成功への道筋があたかも
一度通った道であるかのように
「見えて」きます。
最初は夢でしか
なかったものが
しだいに現実に近づき、
やがて夢と現実の境目が
なくなって、
すでに実現したことで
あるように、
その達成した状態、
完成した形が頭の中に、
あるいは目の前に克明に
思い描けるようになるのです。
しかも、
それが白黒で見えるうちは
まだ不十分で、
より現実に近く
カラーで見えてくる
―そんな状態が
リアルに起こって
くるものなのです。
スポーツでいう
イメージトレーニングに
似ていますが、
イメージも
ぎりぎりまで濃縮すると、
「現実の結晶」
が見えてくるものなのです。
すでに達成した状態のイメージが
「カラー」で見えてくるまで考え抜く・・・
このレベルまで達しないと、
なかなか願望は実現しない。
う~ん、甘くはないですね(^^;
自己啓発の考え方で、
「引き寄せ」の法則というものがありますが、
(鏡の法則も同じです)
その中で、
「~が欲しい」という思いは、
その状態を引き寄せてしまう
ということがあります。
たとえば、
「幸せになりたい」
という思いは、
「今は幸せではない」
ということを認めていることになる。
したがって、
幸せにはなれない。
だから、あたかも、
すでに「幸せ」であるように、
「幸せな状態」
をイメージして、
それに感謝することが、
結果的に幸せを実現することになる
という考え方ですね。
すでに達成した状態のイメージが
「カラー」で見えてくるというのは、
こういうことかと思います。
・・・しかし、
「カラー」で見えてくるまで
考え抜くというのは、
なかなかできないですよね(^^;
たとえば、
「億万長者」になりたいという
願望があっても、
その状態を「カラー」で
ありありとイメージするのは難しい。
一時的にはできても、
それを継続して思い続けるのは
なかなか難しいと思いますし、
たとえ、
お金持ちになったとしても、
その状態は続かないような気がします。
なぜなら、
「心の底」で認めたことではなく、
「心の表面」で認めたことだからです。
稲盛和夫さんは、
NTTに対抗して、
現・KDDIを立ち上げる時、
このように問い続けたといいます。
参入を意識してからというもの、
就寝前のひとときに
毎晩欠かさず、
「おまえが
電気通信事業に
乗り出そうとするのは、
ほんとうに
国民のためを思ってのことか。
会社や自分の利益を
図ろうとする私心が
そこにまじっていないか。
あるいは、
世間から
よく見られたいという
スタンドプレーではないか。
その動機は
一点の曇りもない
純粋なものか・・・」
という自問自答を
私は繰り返しました。
すなわち
「動機善なりや、
私心なかりしか」
―ということを、
何度も何度も
自分の胸に問うては、
その動機の真偽を
自分に問いつづけたのです。
「動機善なりや、私心なかりしか」
う~ん、やはり、
偉大な方の考えることは、
すごいですね(^^;
単に「カラー」で
イメージが描けていただけではなく、
このような考え方が、
心の根底にあったからこそ、
現KDDIの立ち上げという大偉業が実現でき、
それが今でも続いているのだと思います。
・・・では、
私のような凡人には、
「思い」を実現することはできないのか?
私は、このように考えます。
「心の底から認めたもの」
は実現できるのではないかと思います。
逆にいえば、
「心の底から認められないもの」
は、なかなか実現しないし、
実現したとしても、続かない。
たとえば、
「人よりも上に立ちたい」
とか、
「人から認められたい」
といった、
外部からの承認欲求が根底にあると、
それは、
内発的動機ではなく外発的動機、
すなわち、
自分の心の底で認めたことではないので、
難しいのではないかと考えます。
では、
「心の底から認めたもの」
とは何を差すのか。
やはり、
「自分にとってホンネで大切なこと」
だと思います。
稲盛和夫さんの場合は、
「起業して、会社を大きくして、
社会に貢献する」
ということを常に真剣に考えていて、
それがホンネで大切なものだったからこそ、
カラーでイメージすることができ、
実現することができたのだと考えます。
「ホンネで大切なこと」
ヒントは、身近にあると思いますし、
既に手掛けているものも多いのだと思います。
皆さまの
「ホンネで大切なこと」は何でしょうか😊
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なお、
今回紹介した、
「心の底で認めたものは現実化する」
という考え方の出典は、
野口嘉則さんの著書、
です(^^)
私は、この本から、
多くの影響を受けました。
かなり初期のブログですが、
紹介しましたので、よかったらご覧ください。
あと、
「ホンネで大切なこと」の見つけ方は、
これも過去ブログ、
で紹介しました。
ご関心のある方は、ご覧ください。
次回に続きます・・・
今回も最後までお読みくださいまして、
有り難うございました😊
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おまけです(^^;
出張、名古屋駅前・・・
もうクリスマスか、早っ(^^;
名鉄駅前の巨大ナナちゃん人形。
今回の服装は、ふつーな感じでした(^^;




