3つの真実

を紹介しています。

 

経営や家庭に行き詰った、若手経営者が、

とある老人から、

「3つの真実」を授かる物語です。

 

今回は、真実その2。

有名な、

「鏡の法則」です。

 

「人生は自分の心を映し出す鏡である」

そして、

「人生の出来事の原因は、その人の心の中にある」

ということです。

 

「鏡の法則」は、

さらに2つに分けられます。

 

1つは、

「心の底で認めたことが現実化する」

2つめは、

「心の波長と同類の出来事が引き寄せられる」

です。

 

1つめのポイントは、

「心の底で認めた」かどうか、

です。

 

たとえば、

「幸せになりたい」

というのは、

「今は幸せでない」

と認めたことになるので、

現実化しない。

 

と老人は説明します。

 

この法則は、

人間関係にも当てはまりますね。

 

たとえば、

ある部下にとっては、怖い上司でも、

別の部下にとっては、付き合いやすい上司の場合があります。

 

心の底で、上司をどのように認めるかによって、

現実が変わってくるんですね。

 

しかし、主人公の経営者は、

「すべの部下に対して怒鳴り散らす、最低の上司」

の場合は、どうなのかと質問します。

 

「すばらしい上司」

だと心の底で認められたら、本当に上司は変わるのか?

 

老人はこう答えます。

「変わる場合もあるし、その上司が消える場合がある」

 

消える場合とは、つまり、

本人か上司が異動になるということですね。

 

たしかに、

これは、あるような気がします。

 

それでも、どうしても、

「すばらしい上司」

だと認められない場合は?

 

老人は、

人を見るときの極意を教えます。

 

「第1の真実にもとづいて人を見る」

「つまり、肉体を超えたすばらしい存在として、

宇宙に愛されている存在として、その人を見るのじゃ」

 

最低の上司でも、

愛があり、それが怖れによって隠されているだけだというふうに、

心の目で見るということですね。

 

正直、難しい時もありますが(^^;

やってみる価値は大いにありますね!

自分に返ってきますから。

 

老人は続けます。

 

「幸せは求めるものではなく、今ここに見いだすものじゃ」

「そのカギは感謝じゃ」

 

たとえば、体を壊すと、

健康のありがたみが分かるように、

普段は、当たり前だと思っていることに、

感謝できることが、たくさん存在するんですね。

 

ちなみに、

私は、心理学者でカウンセラーの

「古宮昇さん」の影響ですが、

ほぼ毎日、スマホのメモで、

今日の感謝3つを簡単に記入しています。

(ほんの数分で終わります)

プロカウンセラーが教える 絶対幸せになれる「感謝ノート」

 

そのおかげで、

幸せな気持ちで眠りにつける日が、

多くなった気がします。

 

おすすめです!

 

 

次に、

鏡の法則、2つめの法則、

「心の波長と同類の出来事が引き寄せられる」

です。

 

これは、いわゆる「類友」の法則です。

 

他人に対して意図していることが、

反射されて自分自身に返ってくる。

 

すなわち、

人を責めれば、自分が責められる出来事が起きる。

人を喜ばそうとすれば、自分に喜ばしい出来事が起きる。

 

ということです。

たしかに、そうですよね。

 

以上、まとめると、

鏡の法則とは、

 

「人生で起こる出来事は、自分の心を映し出す鏡」

 

ということですが、言い換えれば、

 

「人生で起こる出来事は、自分が成長するためのヒントであり、

われわれが本当の幸せを実現するための、

軌道修正をするために起きているとも言えるのじゃ」

 

と老人は述べています。

 

たとえ、後悔や失敗があっても、

自分を責めることなく、

それは軌道修正のためだと思えると、

何だか気が楽になりますね(^^;

 

ただし、

「この人は心を改めないとダメだ」

といったような、

「鏡の法則の視点で他人を裁かないことじゃ」

と釘を刺さされます。

 

他人を裁けば、自分が裁かれますからね。

 

それに、

「その人も、宇宙に愛されているすばらしい存在」

「人生を通じて学んでいる、同士」

ですから(^^;

 

あくまで、

「鏡の法則」の視点は、

自分を振り返るときに使いましょう。

 

と推奨されています。

 

自分を責めることはせずに、

軌道修正のヒントにするため、にですね。

 

最後までお読みくださいまして、

有り難うございました。

 

次回は、真実その3、

「感情は感じれば解放される」

です!