私は、カウンセラーをはじめた当初、家族や仕事での「人間関係」を扱っていました。
なぜなら、
私の提供するセミナーが一番効果が出る分野は「人間関係」だったからです。
けれど、開業してある程度過ぎた頃から、ある感情に悩まされるようになりました。
「またこういう相談か…飽きた」
というとんでもなく失礼なものでした。
最初は、私の中で基礎を構築していくことが楽しかったのです。
理論と実践により、どんどん積み上がっていく経験が
私のスキルをより魅力的に説得力のあるものに変えていきました。
けれど、カウンセラー業は好きだと思うのに何故か苦しくなるし、
せっかく来てくれた方に飽きていくし、途方に暮れていました。
出会いによる原因解明
そんなとき、「ゲーム理論」を提唱している神馬さんに出会いました。
他の生徒の方と愚痴る私の後ろから、
「理想のお客様じゃないから」
と神馬さんがボソっとおっしゃったときの衝撃は忘れられません。
そこから1年ほど、
マクドナルドで「理想のお客さま」を書き出し続ける修行がはじまります。
様々な角度からを書き出す（私の心の中が）壮絶な修行の日々を得て、
ようやく理想のお客様にたどりつきました。
「ヤル気が空回りしている起業準備中の方」
それが私の出会いたい方だったのです。
気づきたくなかった嫌なこと
理想のお客様が見えてくると、
いやーなことに気づきました。
それは…
「私…何も目指していない人の指導できない…」
という衝撃の事実です。
私は、中学生から小説家を目指し、
小説家を諦めた頃からカウンセラーをはじめました。
「何も目指していない時期」というものがないのです。
だから、ついつい「心を鍛えるのにいいから」と起業へ誘導していました。
「今の苦しさから抜け、人生を豊かにしたい」という方なら、
起業より、
友達作りや旅行などのエンターテインメントに目を向けてもらうようにした方が合っていたでしょう。
効果はあるから間違いではないけれど、ズレていた。
だから、私自身も苦しかったのです。
ここで、あなたに質問です。
私は、なぜ、ここまで「理想のお客さま」が見えなかったのだと思いますか。
それは、「私にはやる資格がない」と思っていたからです。
あれだけ、「他人軸より自分軸ですよ」と指導しておきながら、
「やりたい」より「みんなが認めてくれること」を重視していたのです。
周囲を読み倒し、相手に合わせて生きてきた頃と比べるとだいぶ自由にはなれましたが、
まだまだ、「自分で選ぶ」ことに慣れていないようです。
実は、かなり稼いでいる方でも、
「みんなが喜ぶから」という他人軸で動いている方はかなり多いです。
けれど、今、稼げていないなら、自分軸に徹底的に掘り下げていくことは武器になります。
けれど、一人だとなかなか難しいというのも事実。
一人では無理。
と思うなら、一人でやることを投げ出しちゃってください！
無理って降参することで見えてくるものはたくさんあります！
私は苦しみながら書き出すことで「選ぶ」を磨きましたが、
私のところへ来る形には、
楽しみながらゲームのように
「選ぶ力」を身に着けて欲しい。
そんな願いでセミナーをやっています。
「遊びなから乗り越える」そんな時間を過ごしたい方は、ぜひ。
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