皆様は何か「トラウマ」を抱えていますか?
生きていれば、どうしても処理できない喉に刺さった魚の骨のような「記憶」がひとつぐらいあると思います。
サスペンスドラマでは、
「過去のトラウマが原因である」
というのは、定番の流れですので、トラウマはずいぶん身近な言葉になりました。
身近になった分、「トラウマ」を使って悩みを深める方も増えました。
ここで注意しておかないといけないのは、
A.トラウマの後遺症で自分でも止められない行動をしてしまうことと
(トラウマなAちゃん)
B.幸せな世界を知らなくて、行動がズレていること
(ズレてるB子ちゃん)
この2つは似て非なるモノです。
分かりやすくするため、
トラウマなAちゃん
ズレてるB子ちゃんと仮名をつけて例えてみます。
二人の悩みの理想的解決方法としては、
トラウマなAちゃんは、
過去の嫌な思いを受け止めたことで、落ち着いた生活になります。
ズレてるB子ちゃんは、幸せに生きているC子ちゃんと一緒にいることで、
「こうすればよかったのか」
と知らず知らずのうちに学んで行動を変えていきます。
で、悩んでいる方は、
トラウマなAちゃんのように、トラウマを受け止めて消すことを目指しますが、これはあまり効果がありません。
トラウマに取り憑かれて余計に傷を深めるからです。
自分は、傷ついていることより、知らないことがあることの方が問題
ということにして、
(そういうことにしておくって大事)
「ズレてるB子ちゃん」のように、
自分が理想とする方といっしょの時間を過ごしていると忙しくなって
トラウマが小さくなります。
毒親に例えると、
毒親にされた辛かった思い出をいつまでも追いかけるのではなく、
傷を抱えながら、幸せな家庭で育った友達を作って、
一緒の時間を過ごしまくるのです。
毒親問題で一番怖いことは、
親が与えてくれたものしか知らない
ということです。
人と仲良くするとき、
何か成果をあげようとするとき
全てにおいて、親が与えたものだけで勝負しようとするから、
あなたの人生がおかしくなるのです。
これは、毒親だけでなく、起業でも社会生活でも言えることです。
起業したいなら、成功者と一緒に過ごす必要があるし、
社会世界で勝ち組になりたいなら、サラリーマンとして成功している人と一緒に過ごす必要がある。
まずは、あなたの知らない理想世界の空気を身体に慣らす必要がある。
傷を抱えながら、幸せになる。
そろそろそんな行動をしてみませんか?
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