ZOOMとの戦い | ごっこ遊びdeキャラメイク☆ヒカリサス☆山本麻生(ヤマモトマイ)

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成長するまでに封印したキャラをやりたいことに合わせてごっこ遊びで開放するキャラメイキングのお手伝い
漫画好き

 
ZOOM…
それは、部屋が見える兵器。
 
こんなときにオタク集団とつながっていると、
自然に情報が入ってくる。
 
SF好きで集まっているSF振興会のコミュニティ(リンクはちらから)は、
ZOOMの勉強にとても助かった。
 
コロナ前に全く触ったことがなかったZOOMが、あっという間に自分で会議を開催できるほどの力がついたのだ。
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あなたのブロックを破壊する言葉紡ぎます

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教えてもらった中でも、
バーチャル背景という武器は、最強すぎる。
 
バーチャル背景とは、自分以外を別の画像に置き換える機能だ。
 
パソコンであれば、現実の背景色を統一して写真や画像を背景に設定すると、
あーら不思議。
自分の背景が置き換わってしまう。
 
しかも、
自分で撮影したという写真を背景に選んだ人のZOOMは、
旅行中にしか見えなくて一瞬焦った。
 
素人が撮影した写真というのは、プロのような鋭さがない分自然な背景にしか見えず、屋外で撮影しているようにしか見えない。
アリバイ工作し放題の世の中の到来である。
 
特にiPhoneは、顔認識機能がついているおかげで、背景色を統一しなくてもバーチャル機能使い放題。
アンドロイドは、悲しいかな。
バーチャル機能自体が使えないことが判明した。
 
そして、ここから、私の「バーチャル機能を使う」ミッションをクリアするための戦いがはじまった。。。
 
バーチャル機能とは、先ほども説明した通り、
「パソコンでは背景色を統一しないと使えない」
つまり、何もない壁を背にしないと使えない。
 
そして、私のノートパソコンは、モニターが壊れてテレビとケーブルでつないでモニター代わりにしている。
 
パソコンを動かせない。
 
しかも数ヶ月前、夜中に思い立って配線がじゃまにならないようにケーブルを巻いて巻いてワイヤーネットで固定したから、動かすとありとあらゆるケーブルが抜ける。
 
一番致命的だったのが、
ノートパソコンのモニターを倒して使っているから、
パソコン内蔵の「ウエブカメラが使えない」
 
無理じゃね?
どうすればいいの?
無理じゃね?
下向いてるウエブカメラでどうやってZOOMで顔見せするのさ。
 
電気屋さんにウエブカメラが売っていないことを確認して
さらに絶望は深まる。
 
パソコンを捨て、
アンドロイドスマホで、現実世界の無色の壁を背景にZOOMをしてみた。
充電もたない。
見たことない早さで充電消える。
充電しながらでも追いつかない。
 
八方塞がりとはこのことである。
 
こんなときの現代の合い言葉。
不可能を可能にする現代の叡智。
 
グーグル先生助けて!
 
「スマホをウエブカメラにできるアプリあるよ」
 
マジかー!
ありがとうグーグル先生!
 
四苦八苦して、アプリを落とし、買って失敗したと思っていたスリーコインのスマホ台を引っ張り出してスマホを固定したことで、ゴールが見えてきた。
いける…
これならやれる…
 
そして、ウエブカメラがつながった瞬間!
 
部屋丸見えやんけー!
 
ここでもう一度思い出して欲しい。
パソコンは、背景を一色に染めないとバーチャル背景が使えない。
そして、動かせないパソコンからの景色は、生活感丸出しである。
 
パソコンの角度を必死で変えてみる。
生活感の少ない方向に引っ張ってみる。
一色になる方向だ。
一色にさえすれば、バーチャル背景が使えるんだ!
 
機械に無理をさせるべきじゃなかった。
機械というのは、デリケートなのだ。
無理がたたって、ネットに不具合が起きた。
 
あーでもないこーでもないともう逃げたい気持ちを歯を食いしばって耐えた上での調査で判明した。
無線LANのケーブル抜けている。
 
機械類を動かすと大事故になる。
懲りた。
どうしよう…
 
そこで思い出した。
 
そういえば、収納のドア余ってたな…
 
マンションに備え付けのクローゼットのドアを取り外して部屋の端に押し込んでいたのだ。
家具の配置の問題で、観音開きのドアが邪魔になってしまったのである。
 
うんせうんせと私の身長より高いドア板を配置してみる。
カメラをのぞき込んだ。
 
うん、足りねぇ。
 
スマホちゃん、スマホちゃん
そんな小さなレンズで、なぜ、広々と写せるの?
顔だけ撮ってくれればいいのよ。
 
私の背より高く、私の横幅より広い
私をすっぽり隠せるドア板は、私の部屋を隠してくれない。
 
グーグル先生!助けて!
 
「背景は、プラスチック段ボール、通称プラダンを使うといいよ!」
 
金かけろってことッスね!
 
私の家から、徒歩2分のホームセンターに駆け込んでみた。
 
あった、
あったよ。
これか。
 
2メートル×1メートルの黄色い板を持ち帰る。
これでバスに乗る勇気はない。
徒歩圏内にホームセンターがあることに感謝しかない。
 
そして、部屋に入ろうとエレベーターを降りたら、
大家さんに見つかった。
 
最上階に住む小柄な白髪波平さんという風貌の大家さんは、とにかくよく出没する。
いつもはマンションの入り口付近で園芸やってるのに、
なんで、私の部屋の向かいの部屋のドアの前にいるの?
 
「なんか作るの?」
動揺を隠せない私に大家さんはさらに話しかけてきた!
なんでだよ!
蛍光イエローのプラダンが目立つからだよ!
「ええ、まあ…苦笑い(ZOOMやるんだよ!)」
 
慌てて部屋に入って設定する。
 
これで、終わりだ。。。
 
あれ。。。
 
足りねぇ。
 
広角レンズでも入っているの?
なんで、そんなに広々写るの?
 
ドア板も加える。
…隠れた…
やっと隠れたー!
これで終わりだー!
 
こうして、私の旅は終わった。
板2枚を使って快適ZOOM生活がはじまったのである!
 
長かった…。
つらかった…。
メンタル削られた…。
 
コロナじゃなければ、絶対ここまでやらない。。。
 
みなさんは、ZOOM使えてますか?
あまりにもつらかったのでレポートしてみました。
機能紹介にもなっていると思うので、
これを読んで、バーチャル背景が使えるように…あれ?…なりません。
 
読み返してみたら、
細かい基本操作の紹介してませんでした。
 
この戦いのおかげで、自分のサービスにZOOMをつけることができました。
ぜひご利用くださいませ。
 

ウエブカメラスマホ
 


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