ランハート岐阜 令和6年度 第4回合同練習会開催 | アオッキーの Lets Happy Running

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岐阜県内で活動するランハート岐阜ランニングチームの代表者のブログです。レッツハッピーランニング 「ハピランしようよ!」を合言葉に、チーム活動やマラソン指導のこと、自分のトレーニングのことなど、時々趣味の映画について気ままに書いています。

おはようございます。アオッキーです。

 

ランハート岐阜ランニングチーム 令和6年度 第4回合同練習会は5月19日(日)、安八郡神戸町瀬古にある「ごうど中央スポーツ公園」を拠点に開催されました。

 

 

 

今回の練習会には、ツンオーさん、ラッキーさん、サンダーさん、ナッカーさん、キタジさん、ミヤリーさん、ワッサーさん、ビジター登録のNさんの計8名の方に参加していただきました。

 

今回も数多くの方に参加していただきました。

 

参加していただいた皆さん、どうもお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。感謝、感謝です。ホンマ、ありがたいこっちゃ。

 

ランハート岐阜ランニングチームの情報はチームホームページから↓

http://www.run-heart.com/

 

 

↑練習会会場のごうど中央スポーツ公園。

 

練習会コースは「ごうど中央スポーツ公園」の隣にある、輪中提遊歩道コース~大野堤サイクリングロードコースの往復8.4キロコースで行いました。

 

大垣市・岐阜協立大学総合グラウンド横から、神戸町・神戸町ふれあいセンター南側まで、片道約4キロ少々の桜並木が続く木陰を走るコースです。

 

 

 

↑コース沿いにある「曽根城公園」。

 

曽根城公園には「花菖蒲園」があるのですが、まだ花は咲いていませんでした。

 

 

 

↑曽根城公園の南側にある「華渓寺の福水(自噴水)」。

 

大垣市は別名「水の都」とも呼ばれ、水がキレイな地域でもあります。

 

この地域では「がま」と呼ばれる湧き水(自噴水)が市内の各場所にあります。

 

 

 

地下水ですので、冷たくて気持ち良いですね。

 

水を汲みに来る人もチラホラと見られます。

 

この「華渓寺の福水」の南側に「名水わさび」というワサビの販売所があります。↓

 

 

ワサビ(山葵)といえば、水がキレイな場所に育つというイメージがありますね。

 

ここでは販売所隣のビニールハウスで育成しているみたいですが、水は地下水を利用しているんでしょうね。たぶん、知らんけど・・・

 

ワサビが好きな人は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

↑神戸町・ごうど中央スポーツ公園に西側に「神戸町バラ公園」があります。

 

今の時期、キレイにいろいろなバラの花🌹が咲いています。

 

近くに寄ると、甘いバラ(ローズ)の香りが漂ってきます。

 

 

練習会当日も日曜日ということで、バラ公園は多くの人で賑わっていましたね。

 

↓何かイベントが開催されていました。この時は風船を串で刺しても割れないという芸を行っていました。

 

 

出店って言うんでしょうか、キッチンカータイプの出店が出て賑わっていました。

 

ここの花菖蒲はチラホラと咲き出していました。↓

 

 

練習会当日の天気は下り坂で、今にも雨が降ってきそうな生憎の天気。

 

でも日差しがないおかげで、練習開催時の気温は19℃~21℃ほど、この時期としては走りやすいコンディションだったようです。

 

この時期、日差しがあるのと、ないのとでは、走りやすさに雲泥の差がありますので、ありがたい天気となりました。

 

 

 

今回の定例トレーニングメニューは、LSD(Long Slow Distance)180分~150分で、ゆっくり長く走るトレーニングです。

 

今回は、キタジさんがLSD150分走に取り組み、その他の参加者7名は180分(3時間)のLSDに取り組みました。

 

LSDとは、ゆっくり長い時間を走り続けることで、マラソンを走る長距離ランナーとしての土台を作る、基礎的なスタミナづくりをするトレーニングです。

 

もう20年~30年前になりますか、小生が若い頃、浅井えり子さん(ソウル五輪女子マラソン代表)を育てた佐々木功監督が、LSDの理論や科学的根拠を持って提唱し、LSDトレーニングが広がりました。

 

 

 

↑これがその時の本ですが、もう何度も何度も読み返しましたね。小生のバイブルになっています。

 

「ゆっくり走れば速くなる」のタイトル文ですが、当時は衝撃的でした。ウン?どういう事?となりますよね。

 

「ゆっくり走れないと、速くも走れない」というのが正しい意味かもしれませんね。

 

まあ、LSDトレーニングだけやっていても速くはならず、練習手段の一つにしかならないわけですが、どのようにLSDを取り入れていくかが重要になります。

 

詳しいことは割愛しますが、トレーニング方法の引き出しが一つ増えるという意味では、市民ランナーにとっては大切なトレーニング方法です。

 

 

↑コース沿いにある牛舎の除草隊員(ヤギ🐐)はお休みしておりました。

 

 

今回は集団走ということで、一斉スタートしました。

 

キタジさんはLSD150分走に取り組み、その他の参加者7名はLSD180分走に取り組みました。

 

メイン練習後、参加者の皆さんに今回のLSDトレーニングの感想をお聞きしました。

 

 

 

キタジさんは、ただ一人LSD150分を走り終えた後、ごうど中央スポーツ公園ジョギングコースで、ペース走5000mに取り組まれたようです。

 

練習後、キタジさんにお話しを聞くと「LSDはキロ7分ペースを守って走ることができました。5000mのペース走では18分台のタイムで走ることができ、良い感じで走れました。」と話されていました。

 

 

 

その他の皆さんはLSD180分走に取り組まれました

 

ラッキーさんにお話しを聞くと「前日、6月の100キロマラソンの練習で、km5分30秒ペースで5時間走を行いました。その疲れはあったのですが、今回は皆さんと一緒に楽しく走ることができ、3時間走り続けることができました。」と話されていました。

 

 

 

ナッカーさんにお話しを聞くと「LSDトレーニングは普段の個人練習で行っています。ランニングフォームを意識して、ペースを最後まで守って走ることができました。」と話されていました。

 

 

 

サンダーさんにお話しを聞くと「LSDトレーニングは久しぶりでした。集団走の先頭に立つと、どうしても走るペースが速くなってしまいます。何とか3時間走り切ることができて良かったです。」と話されていました。

 

 

 

ツンオーさんにお話しを聞くと「一人では出来ない練習でした。みんなの力を借りて、ペースを抑えながら、お話しをしながら、有意義な練習ができました。6月のウルトラマラソンへ向けて良い練習になりました。」と話されていました。

 

 

 

ワッサーさんにお話しを聞くと「3時間のLSDに取り組むのは初めてでした。一人ではペースが上がってしまうのですが、今回は一定ペースで走れました。個人練習にも取り入れたいと思います。」と話されていました。

 

 

 

ミヤリーさんにお話しを聞くと「昨年もこの時期に同じ練習メニューを行いましたが、昨年と比べて楽に走れました。でも後半は身体が重かったです。今週は走れていなかったので、良い練習になりました。」と話されていました。

 

 

 

Nさんにお話しを聞くと「普段は20キロほどの練習を行っています。今回は150分走の予定で走り始めましたが、皆さんについていったら180分走ることができました。」と話されていました。

 

 

 

今回はLSD180分~150分のトレーニングに取り組みました。

 

LSDはゆっくりペースをキープするので、あまり快適・快調な練習とは言えません。

 

むしろゆっくりが苦痛に感じるくらい、脚もかなりダルく重くなり、時間が経つのも遅く感じますし、早く終わりたいと思うものです。

 

 

 

そこでガマン出来ずに走るペースを上げては、トレーニングになりません。

 

LSDでキロ7分レベルがガマンできない人は、マラソンでも自分自身で描いたペースを守ることはできません。

 

それはなぜか? すぐに気持ち良いペースに持って行ってしまうからです。

 

マラソンレースでは、スタートしてから身体が温まって来ると、前半でタイムの貯金をしようと、ついついペースアップしてしまいます。

 

そのペースアップがマラソン後半で、ペースダウンにつながることが多々あります。

 

 

 

LSDトレーニングもこれと同じで、ペースアップしたいけれど、ペースアップせずに一定ペースをキープすることが大切です。

 

そういった意味では、LSDトレーニングは、ペースコントロール技術を磨くトレーニングにもなります。

 

マラソンレースで必要とされるのは、自分自身をコントロールする技術です。

 

LSDトレーニングを通じて、ペースを上げたいところをガマンして走るという技術も養っておきたいものです。

 

 

 

今回は集団走ということで、参加者全員でLSDに取り組みましたが、基本的にLSDはできるだけ一人で行うことが大切です。

 

またには集団やラン友と一緒に楽しくLSDを行うことは否定しませんが、そうすると必ずペースが上がってしまうからです。

 

今回もサンダーさんが「集団の先頭に立つとペースが速くなってしまった」と話されていました。

 

一緒に走っていて速いと感じたなら強度オーバーです。それは予想外の疲労を残してしまうことになり、トレーニングが計画的に進みません。

 

週末のLSDでダメージを残して、翌週前半がガタガタになってしまったということは避けるようにしたいものです。

 

 

 

あと、LSDを行う際にはコースにもこだわりたいものです。

 

コースがマラソンの脚づくりのすべてを決めるといっても過言ではありません。

 

この時期は、できれば木陰があり、涼しさも期待できる山間のコースが最適です。

 

アップダウンや起伏があって、その一つが長いコースであれば、かなりの効果が期待できます。

 

今回の練習会ではフラットな堤防コースでしたが、途中、三ヵ所に散策橋(歩道橋)の階段があり、このようなアクセントがあるコースを選ぶと良いでしょう。

 

アップダウンのあるコースは、ゆっくり走っても確実に脚に負荷をかけることぎできます。

 

普段、あまりLSDは行わない方も、ぜひこの夏はLSDトレーニングに取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

 

↓LSD終了後、ごうど中央スポーツ公園でウィンド・スプリントに取り組むメンバー。

 

 

次回の令和6年度第5回合同練習会は、令和6年6月2日(日)に揖斐郡池田町北片山にある「道の駅池田温泉」を拠点に、池田ふれあい街道コース~春日薬草街道(県道32号)~かすがモリモリ村東屋駐車場折り返しコースにて開催を予定しています。

 

7月から始まる秋のマラソンシーズンの準備練習として、スタミナの土台作りやケガをしない基礎体力養成、脚筋力強化などに取り組んで行く予定です。

 

6月に入り、もうそろそろ梅雨の季節に入って行く時期ですが、一人でも多くの方の参加をお待ちしています。どうぞよろしくお願いします。

 

 

↑今回は割合涼しいコンディションでしたが、しっかり給水は取りながら練習に取り組みたいものですね。

 

 

さあ、皆で一緒に レッツ!! ハッピーランニング!!

 

 

 

今日の総カントク♡

 

 

 

今日の総カントクは、いつもの1階座敷縁側の猫ベッドでお休みしておりました。

 

 

 

安住の地です。

 

 

 

眠いニャー!

 

あごが外れそう。

 

 

 

それでは皆さん、良い日をお迎えください。