Let's Go Steady――Jポップス黄金時代 ! -5ページ目

Let's Go Steady――Jポップス黄金時代 !

Jポップスの黄金時代は80年代から始まった。

そんな時代を活写した幻の音楽雑誌『MUSIC STEADY』をネットで再現します。

 

 

 

“ストキン祭り”か。田口トモロヲ監督、宮藤官九郎脚本の映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』が祭り状態。映画の大ヒットによって、テレビから新聞、雑誌、ネットまで、連日、“東京ROCKERS”の話題に溢れ、関連図書の出版や関連イベントの開催が数多行われる。まさか、日本初のストリート・ムーブメントがこんなにも喝采を持って、受け止められるとは俄かに信じがたいが、ここは乘るしかないだろう。実際、私自身もこの映画の主人公のモデルの地引雄一さんやモモヨさん、小嶋さちほさんとは知らない関係ではない。友達などと、安易には言えないが、当時は取材や原稿などで頻繁にやりとりをしていて、ここ数年は過去の記事のことで、メールでやりとりした。SNSなどに彼らが同映画について、公開前から優しい目をして嬉しそうに紹介しているのも知っている。作品自体は試写会で見ているが、まずは皆に見ていただきたく、SNSなどでは“絶賛”しておいた。恥ずかしい話だが、映画のいくつかのシーンでは思わず、涙を流すところもあった。

 

祭り気分を味わいたく、同映画の原作者の地引さんの地元、千葉県市原市の「市原市役所第1庁舎1階市民プラザ」で開催されている「市原市出身・地引雄一さん原作映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』公開記念パネル展」を見てきた。公開が明日、4月16日(木)の午後3時までと、直前の紹介で申し訳ないが、時間のある方は是非、足を運んで欲しい。

 

 

会場の市原市役所第1庁舎1階市民プラザは、市役所の第1庁舎を入って、すぐのところという好位置にある。映画のパネルや地引さんが撮影したオリジナル写真、彼が実際に関わったレコードのジャケットやフライヤーなどが展示されている。展示数は少ないが、彼のインタビューが掲載された市原市の広報『いちはら』(2026年4月号)も展示され、同誌は実際、手にして、持ち帰ることもできる。

 

同記事をそのまま、掲載しておくが、地引さんが市原市の誉れ、地元の有名人として出ていて、感慨深いものがある。40数年前のムーブメントが注目され、改めて、大きな話題になる。映画自体はロックンロールドリームとは遠いところにあるが、ある意味、夢物語のようでもある。その記事には好々爺然とした地引さんが写っているが、“ちゃんとした人”感は今も昔も変わらない。

 

機会があれば市原に足を運んで欲しい。LIZARDのファーストアルバム(『LIZARD』)は市原市の工場地帯で地引さんが撮影したもの。16号線沿線に工場やコンビナートが立ち並ぶ。神奈川県川崎の夜光などともに工場の夜景見学の名所になっている。映画の後半、同所を地引さんをモデルにしたユーイチ(峯田和伸)とモモヨさんをモデルにしたモモ(若葉竜也)がドライブするシーンがある。とりわけ、印象深い。実は市原はLIZARDの「SA・KA・NA」とも関連している。同曲は水俣病を題材にしているが、“チッソ”の工場は熊本だけでなく、市原にもあった。石牟礼道子やユージン・スミスのことも思い出して欲しい。ちなみに「SA・KA・NA」のジャケットのライブ写真は映画でも話題に出ているが、地引さんではなく、ファンが撮影したものらしい。

 

 

 

 

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市原市出身・地引雄一さん原作映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』公開記念パネル展を開催

 

市原市出身の写真家 地引雄一さんの著書が原作となった映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』が、3月27日(金)から全国の映画館で公開されたことを記念し、パネル展を開催します。

 

本パネル展では、原作者であり写真家の地引さんが当時撮影した写真に加え、市原市内で撮影されたシーンの写真などを展示し、作品の背景や世界観とともに、本市との関わりを紹介します。

 

https://www.city.ichihara.chiba.jp/article?articleId=69cb34ce2185dc7f7b81671b

 

 

 

 

DRIVE FROM 80sSHINJUKU LOFT 50th ANNIVERSARY

https://www.loft-prj.co.jp/drivefrom80s/

 

 

ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。

https://happinet-phantom.com/streetkingdom/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正確には1年遅れになるが、1980年6月25日にアルバム『バスルームから愛をこめて』(シングル「バスルームから愛をこめて」も同日発売) でデビューした山下久美子の“45周年”を記念するベスト・アルバム『大事なものはなくならない。』(CD+DVD)が本2026年4月15日に発売される。

 

 

その発売を記念して、この3月14日(土)に彼女のホームグラウンドである東京・築地「BLUE MOOD」で– 45th Album 記念ライブ volume 1 –Kumiko yamashita「もっとやさしく・・大事なものはなくならない」が開催された。同ライブはアルバムのコンセプトを反映したもので、そのセットリストも同アルバムの収録曲に準じている。

 

 

『大事なものはなくならない。』は、山下久美子の45年間の活動において、欠かすことのできないソングライターである康珍化、亀井登志夫、大沢(大澤)誉志幸が作った名曲達をクローズアップするというベストアルバムだ。同作には数十年ぶりに康珍化が山下久美子に提供した新曲「もっとやさしく」も収録されている。

 

 

ディオンヌ・ワーウィックの『バート・バカラックを歌う』(Burt Bacharach Song Book)やニルソンの『ランディ・ニューマンを歌う』(Nilsson Sings Newman)という感じだろうか。名歌手が名作家の名曲を歌うという趣向だ。

 

 

そのアルバムの発売を記念するライブは“山下久美子 with Band”として、後藤秀人(G) 、伊藤隆博(Key)、千ヶ崎学(B)、椎野恭一(Dr)、ビリー・ジーン(A.S)というお馴染みのメンバーが彼女を支える。彼らは2月28日(日)に山下久美子の故郷・大分のライブハウス「BRICK BLOCK」で凱旋ライブ「KUMIKO YAMASHITA 〜MELODY from OITA〜」を行ってきたばかり。バービーボーイズのいまみちともたかをスペシャルゲスト、大澤誉志幸をシークレットゲストに賑々しく、故郷に錦を飾る。大分のラジオ特番にも出演。地元ならではの寛いだ番組と話題にもなった。

 

 

そんな勢いや華やぎを持ち込んだ、この日のライブは、4月25日(土)に同じく築地「BLUE MOOD」で“volume 2”があるので、詳述はできないが、45周年ベストアルバムに倣い、「山下久美子、康珍化、亀井登志夫、大澤(沢)誉志幸を歌う」という趣き、3人が作ったお馴染みの曲に細野晴臣・松本隆が作った「赤道小町ドキッ」、佐野元春が作った「SO YOUNG」も歌われる。ファン思いの山下の面目躍如。安心して欲しい!

 

 

新曲「もっとやさしく」の音源が流れる中、メンバーがステージに登場。満員の観客に熱気を帯びる客席――ともに45周年を祝うという幸せな時間を過ごす、そんなことを改めて感じる。「BLUE MOOD」や「Billboard Live」などでは通常、1stステージ、2ndステージという2部制だが、この日ばかりは通しのステージ。2時間近い熱演をまるごと楽しめる。山下のMCでいい意味で“時代”を感じたのは「オートリバースで恋してる」(1983年にリリースされたシングル「LOVIN' YOU」にカップリング。AKAI「プロパティ」のイメージ・ソング)を披露する際。1999年生まれのビリーが“オートリバース”を知らなかったこと。同語は既に“死語”になっていた(笑)。山下は彼女に説明し、某所で貰ったテレコ(カセットテープレコーダー)を上げたという。

 

 

45年は歴史になることを感じつつ、同時に数年前の彼女のコンサートを思い出した。2019年1月26日に60歳になった山下久美子。彼女の“Sweet Sixty”を祝福するイベント『The Sweet Sixty Special Rockin’ Live』が同年2月17日(日)名古屋・錦「名古屋ブルーノート」、2月23日(土)東京・渋谷「Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE」、3月2日(土)大阪・梅田「ビルボードライブ大阪」で開催されたが、2月23日(土)の東京公演を堪能させてもらった。実はそのイベントはファンへ感謝するものでもあった。彼女のHPやFBページを通じて、予め、リクエストを募っている。「皆さんが思う名曲や影の名曲、好きな曲をリクエスト頂き、多かった曲を中心に選曲!!山下久美子に歌ってほしい曲を大募集します☆」と、告知されていた。当然、その言葉に嘘はない。その日、披露された楽曲はアンコールの「MY WAY」を除き、すべて“リクエスト・ベスト30”からピックアップされたものだという。ならば、セットリストを書かなければならない。東京公演のみだが、曲目だけでなく、各曲の作詞・作曲・編曲、発表年度、収録アルバムなど、クレジットも併記する。

 

                        

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1.微笑みのその前で(作詞:山下久美子 作曲:布袋寅泰 編曲:布袋寅泰・ホッピー神山)シングル(1988年)、アルバム『Baby Alone』(1988年)収録。

2.Rock me Baby(作詞:山下久美子 作曲・編曲:布袋寅泰)アルバム『POP』 (1987年)収録。

3. 星になった嘘(作詞:竹花 いち子 作曲:亀井登志夫 編曲:国吉良一・吉田建)シングル(1985年)、アルバム『BLONDE』(1985年)収録

 

MC

 

4. 抱きしめてオンリィ・ユー(作詞:康珍化 作曲:亀井登志夫 編曲:大村憲司)アルバム『抱きしめてオンリィ・ユー』(1982年)収録。

5. スローナンバーのあとで(作詞:竹花 いち子 作曲:亀井登志夫 編曲:吉田建・国吉良一)アルバム『BLONDE』(1985年)収録

6.時代遅れの恋心(作詞:下田逸郎 作曲:大沢誉志幸 編曲:大村憲司)アルバム『抱きしめてオンリィ・ユー』(1982年)収録。

 

MC

 

7.雨の日は家にいて(作詞:康 珍化 作曲:岡本一生 編曲:伊藤銀次)シングル(1981年)、アルバム『雨に日は家にいて』(1981年)収録。

8.EASY TO CHANGE MY LIFE(作詞:下田逸郎 作曲:岡本一生 編曲:大村憲司) アルバム『抱きしめてオンリィ・ユー』(1982年)収録。

9.恋のミッドナイト・D.J.(作詞:KURO作曲:西岡恭蔵 編曲:松任谷正隆) シングル(1981年)、アルバム『ダンシング・イン・ザ・キッチン』(1980年)収録。

10.シャンプー(作詞:康珍化 作曲:山下達郎 編曲:石田長生)アルバム『雨に日は家にいて』(1981年)収録。

11.バスルームから愛をこめて(作詞:康珍化. 作曲:亀井登志夫 編曲:松任谷正隆) シングル(1980年)、アルバム『バスルームから愛をこめて』(1980年)収録

 

MC

 

12.こっちをお向きよソフィア(作詞:康珍化 作曲:大沢誉志幸 編曲:Hugh McCracken) シングル(1983年)アルバム『Sophia』(1983年)収録

13.Lilith (British Fantasy) (作詞:山下久美子 作曲・編曲:布袋寅泰 )アルバム『POP』 (1987年)収録

14.瞳いっぱいの涙(作詞:康 珍化 作曲:原田真二 編曲:後藤次利)シングル(1985年)、アルバム『And Sophia's back』(1985年)収録

 

MC

 

15.LOVIN'YOU(作詞:Hugh McCracken 訳詞:三浦徳子 作曲:Hugh McCracken 編曲:大村雅朗)シングル(1983年)、アルバム『SWEETS』 (1983年)収録

16.So Young(作詞・作曲:佐野元春 編曲:伊藤銀次) アルバム『雨の日は家にいて』(1981年)収録

17.赤道小町ドキッ(作詞:松本隆 作曲:細野晴臣 編曲:大村憲司) シングル(1982年)

 

EC

 

18.ちょいまちBabyなごりのキスが(作詞:銀色夏生 作曲:大沢誉志幸 編曲:Hugh McCracken) アルバム『Sophia』(1983年)収録

(山下久美子 & 大澤誉志幸)

19.Din-Don-Dan ホラ胸が鳴る(作詞:森雪之丞、作曲:大澤誉志幸 編曲:青木庸和) アルバム『山下久美子 ALL TIME BEST Din-Don-Dan』(2016年)収録

(山下久美子 & 大澤誉志幸)

20.MY WAY(作詞:Paul  Anka 作曲:Claude Fran?ois  Jacques Revaux 訳詞:岩谷時子)

 

 

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曲順は順不同だが、いずれにしろ、山下久美子の歌に勇気と安らぎを貰った人達の感謝の気持ちが込められた選曲(セットリスト)である。

 

 

2019年2月23日、その日の会場の温かい空気が甦る。同公演の終演後は簡単な打ち上げが会場のフロアで行われたが、それまで山下久美子に関わったソングライター、ミュージシャン、プロデューサー、ディレクター、マネージャー、ライター、メディア……などの方々がたくさん来ていた。絆は続き、過去・現在・未来へと繋がる。話は少し外れるが、その場には今は亡きPANTA(1982年にリリースされたアルバム『Baby Baby』に「××」を提供)が来ていて、同ライブを見た後の同会場でのライブ(2019年9月21日、渋谷「Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE」で行われた「頭脳警察 結成50周年2ndライブ」) の「第二部:リクエスト・ベストテン」で、頭脳警察の楽曲の中から予めリクエストを募って、同リストから楽曲を披露していたことを思い出す。

 

 

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2019年と2026年が繋がる。2026年3月14日(土)に披露されたセットリストは2019年2月23日(土)のセットリストと重複するものも少なくない。45周年ベストアルバムに収録された名曲達とも被る。山下久美子にとっても観客にとってもそれらの曲達は“大事なもの”であることの証明だ。アルバムタイトルにこじつけるなら“大事なものはなくならない。”だろう。同タイトルは康珍化が提案したものだ。アルバムジャケットの写真は“ポナペ”を始め、山下久美子の写真を数多、撮影してきた写真家・渡辺達生さんが愛猫を撮ったもの。残念ながら、このライブの数日前に彼は逝去された。ライブ中には触れられてはいないが、山下の胸に去来するものがあったはずだ。

 

 

この日、アンコールには康珍化が書いた新曲「もっとやさしく」も“山下久美子 with Band”として披露された。同曲、作詞は康珍化、作曲は mei / 成海カズト / YASU、編曲はYASUになる。お馴染みの作家ではなく、作曲・編曲は敢えて若手と組んでいる。彼らはKinKi KidsやKing&Prince、SixTONES、氷川きよし、嵐……などを手掛けている。懐古や郷愁ではなく、新たな世界を目指し、冒険や実験をするところが山下久美子らしい。ドラムンビートやテクノなどを彷彿させる曲調で、ダンサブルに躍動していく。山下の新世界を伺い知れる。

 

45周年ベストアルバムのリリースを記念するライブは4月25日(土)にも開催される。既にソールドアウトらしいが、配信での視聴は可能。是非、見て欲しい。いずれにしろ、45周年の“お祭り”、どんなサプライズが用意されているか。楽しみでならない。発表を心して待とう!

 

 

★4/25 BlueMoodライブ & 配信ライブ

https://kumikoyamashita.com/schedule/schedule_2026/live_0425

 

★45周年ベスト・アルバム4月15日発売!!

https://kumikoyamashita.com/.../schedule_2026/release_260415

 

山下久美子45周年ベスト・アルバム 大事なものはなくならない。 | デビュー45周年記念

 

 

 

山下久美子45周年Best Album

「大事なものはなくならない。」

2026年4月15日(水)発売

TECG-33138

CDA+DVD(2枚組)

¥5,000(税抜価格¥4,545)

 

◆収録内容

 

<CD>

1. もっとやさしく(新曲)  作詞:康 珍化 作曲:mei・成海カズト・YASU  編曲:YASU

2. バスルームから愛をこめて  作詞:康 珍化 作曲:亀井登志夫  編曲:松任谷 正隆

3. 抱きしめてオンリィ・ユー  作詞:康 珍化 作曲:亀井 登志夫  編曲:大村 憲司

4. オートリバースで恋してる  作詞:銀色 夏生 作曲:亀井 登志夫  編曲:大村 雅朗

5. LOVERステッカー  作詞:銀色 夏生 作曲:亀井 登志夫   編曲:Hugh McCracken

6. 星になった嘘  作詞:竹花 いち子 作曲:亀井 登志夫   編曲:吉田 建・国吉 良一

7. スローナンバーのあとで  作詞:竹花 いち子 作曲:亀井 登志夫   編曲:吉田 建・国吉 良一

8. こっちをお向きよソフィア  作詞:康 珍化 作曲:大沢 誉志幸   編曲:Hugh McCracken

9. 涙がとまらない  作詞:康 珍化 作曲:大沢 誉志幸   編曲:大村 憲司

10. LOVER MAN  作詞:康 珍化 作曲:大沢 誉志幸   編曲:大村 憲司

11.今宵かぎりのCheek to Cheek  作詞:麻生 圭子 作曲:大沢 誉志幸   編曲:後藤 次利

12..ちょいまちBaby なごりのキスが  作詞:銀色 夏生 作曲:大沢 誉志幸   編曲:Hugh McCracken

13.時代遅れの恋心  作詞:下田 逸郎 作曲:大沢 誉志幸  編曲:大村 憲司

14.シャンプー  作詞:康 珍化 作曲:山下 達郎   編曲:石田 長生

15.雨の日は家にいて  作詞:康 珍化 作曲:岡本 一生   編曲:伊藤 銀次

16.瞳いっぱいの涙  作詞:康 珍化 作曲:原田 真二  編曲:後藤 次利

17.赤道小町ドキッ  作詞:松 本隆 作曲:細野 晴臣  編曲:大村 憲司 ※bonus rack

18.So Young  作詞・作曲:佐野 元春  編曲:伊藤 銀次 ※bonus rack

 

<DVD>

1.バスルームから愛をこめて   作詞:康 珍化/作曲:亀井 登志夫

2.抱きしめてオンリィ・ユー.    作詞:康 珍化/作曲:亀井 登志夫

3.LOVERステッカー  作詞:銀色 夏生/作曲:亀井 登志夫

4.星になった嘘. 作詞:竹花 いち子/作曲:亀井 登志夫

5.スローナンバーのあとで  作詞:竹花 いち子/作曲:亀井 登志夫

6.こっちをお向きよソフィア  作詞:康 珍化/作曲:大沢 誉志幸

7.涙がとまらない  作詞:康 珍化/作曲:大沢 誉志幸

8.LOVER MAN   作詞:康 珍化/作曲:大沢 誉志幸

9.ちょいまちBaby なごりのキスが   作詞:銀色夏生/作曲:大沢 誉志幸

10.時代遅れの恋心  作詞:下田 逸郎/作曲:大沢 誉志幸

11.シャンプー  作詞:康 珍化/作曲:山下 達郎

12.雨の日は家にいて  作詞:康 珍化/作曲:岡本 一生

13.瞳いっぱいの涙  作詞:康 珍化/作曲:原田 真二

14.赤道小町ドキッ  作詞:松本 隆/作曲:細野 晴臣

15.So Young  作詞・作曲:佐野 元春 

16.Lilith(British Fantasy)  作詞:山下久美子 作曲:布袋寅泰

 

M5:2023.10.14 LIVE AT BLUE MOOD

M4, 10:2024.4.27 LIVE AT BLUE MOOD

M1, 3, 9, 14, 15, 16 :2025.2.8  LIVE AT BLUE MOOD

M2, 6, 7, 8, 11. 12, 13:2025.6.7 LIVE AT BLUE MOOD

 

 

アメブロ60歳の“MY WAY”――山下久美子“The Sweet Sixty”感謝祭

https://ameblo.jp/letsgosteady/entry-12445170933.html

 

 

▲開会の挨拶をする湊剛プロデューサー。お元気だ!

 

 

もう一昨日のことになるが、3月3日(火)は東京・渋谷「ラママ」(渋谷La.mama)で開催されたイベント「GIRLS' SOUND STREET LIVE」を見る。知り合いに見て欲しいバンドがいると言われて、同所に出向いたが、いきなり、佐野元春や坂本龍一、山下達郎、甲斐よしひろ、川村恭子、渋谷陽一などがDJとして出演した伝説の音楽番組『サウンドストリート』(1978年11月23日から1987年3月20日までNHK-FMで放送された)のプロデューサー湊剛さんが開会の挨拶をしていて、驚く。この「SOUND STREET LIVE」は同番組のライブ版で、渋谷ラママにて昨2025年からイベントを開催しているという。齢82でステージに立ち、自ら仕切る。頭が下がるばかり。こんな先輩がいるから、僕たちは素敵な音楽と出会えるのだろう。

 

 

この日の出演は実績も人気も実力も充分という松田樹利亜 、DOLL PARTS 、PINK DIAMOND 、Aishaというガールズロッカーが顔を揃え、ZIGGYの森重樹一が黒一点、華を添える。「GIRLS' SOUND STREET LIVE」という3月3日の“雛祭り”に相応しい、『サウンドストリートライブ」の特別ヴァージョンだ。

 

▲Aisha

 

最初に登場したAishaは眞塩藍咲(Vo)、牧元芳朗(G)、砂糖しん(Dr)の3人組。この3人にベースがサポートで入っていた。デビューしたばかりの新人ながら、短い演奏時間の中でもしっかりと爪痕を残す。音数が少ない中、様々な意匠が凝らされ、眞塩のヴォーカルが音の海を自由に泳ぎまわる。「女性時代」、「ナチュラル」、「新世界」など、その曲達は明らかに新世代の産物を感じさせる。

 

https://x.com/aisha_band_prj

 

 

 

▲PINK DIAMOND

 

続いて登場するのはPINK DIAMOND。ヴォーカル、キーボード、バイオリンを操るマルチプレイヤーのMomo AndoをベースのJINO、ギターのMASA 、ドラムのBENのワールドクラスの力量を持つ敏腕ミュージシャンが支える。といってもフロントとバックではなく、四者四様の対等の存在感、4人のバトルが手に汗握る。ロッド・スチュワートバンドのジム・クリーガンとフィリップ・チェン、カーマイン・アピスの絡みを彷彿させる。セクシーな音とリズムに腰が知らぬ間に踊り出す。ちなみにライブ当日の3月3日はMomo Andoのリアルバースデイだった。お誕生日、おめでとうございます。

 

https://www.instagram.com/momoando3303/

 

 

▲DOLL PARTS

 

 

3番目は、この7月、8月に松田樹利亜との「松田樹利亜×DOLL PARTS''JULIARI'' 東名阪2マンツアー」が決まっているDOLL PARTS。ヴォーカル&ギターのARISAは福岡出身。土屋アンナの「LUCY」を聴いて衝撃を受け、その影響でロックに目覚め、地元 福岡にて音楽活動を開始。本格的に活動を広めるため単身で上京。日々、自分に合う音楽を模索していた中、土屋アンナの「LUCY」を作曲したコンポーザーCOZZiと出会い、意気投合。共に楽曲制作を始める。2018年に “DOLL PARTS” を結成。2021年4月に1stミニアルバム「THE FIRST TASTE OF ME」を全国リリース。東京を拠点にライブ活動を行い、楽曲のみならずパフォーマンスにも高い評価を受ける。デボラ・ハリー(ブロンディ)やシェリー・カリー(ザ・ランナウェイズ)を彷彿させるものの、その音はグラムやパンクに留まることなく、グランジやブリットポップなど、しっかり上書きされている。新世代の音の中にも福岡の血が流れていることを感じる。熱心なファンの人達がたくさんいて、誰もが熱狂していたのが心に残る。物販でもツーショットを撮る方がたくさんいた。

 

https://www.dollparts.tokyo/

 

 

▲松田樹利亜

 

▲森重樹一                      

 

▲森重樹一+松田樹利亜

 

 

▲GIRLS' SOUND STREET LIVE ALL STARS

 

この日のトリは松田樹利亜。ご存知のようにアイドル歌手・豊田樹里として(1990年、アイドルユニット『BABY'S』でデビューし、メインボーカルを担当)、芸能プロダクションからデビューするものの、音楽制作会社「パブリック・イメージ」に移籍、ロックシンガー・松田樹利亜として転身。「だまってないで」、「負けないBroken Heart」などをヒットさせる。“転向組”のあざとさなどなく、ロッカーぶりが板についている。同時にスターのオーラも漂わす。実に堂々としたものだ。彼女のライブのラストには森重樹一が登場する。松田のバンドには長いこと、森重をバッキングしたメンバーもいる。慣れたものだ。二人の掛け合いを聞かせてくれる。二人の千両役者ぶりが見事である。どちらが表・裏ではなく、ともに立てながらも2人が会場を沸かしていく。見事なコンビネーションだ。そして締めは松田、森重にAishaの眞塩、PINK DIAMONDのmomo Ando、DOLL PARTSのARISAが合流して、全員でZIGGYのヒット曲「グロリア」を歌い、演奏する。こういう場でのヒット曲は強い。単純に誰でも知っている、一瞬にして観客を虜にして、会場を一つにする。誰もが納得し期待する大団円だ。

 

https://x.com/mazda_julia

 

 

 

このライブでガールズロックの“新たな波”を体験する。確実に時代は移り変わり、進化と深化を遂げる。過去に倣い、そのまま踏襲しているようで、何かが違い、新しい。新時代の“雛祭りライブ”といってもいいだろう。思わず、日比谷野音(現在、改装中というか、建設中!)があれば“NAONのYAON”で、聞きたくなる。そんな夏を密かに期待し、楽しみにしている。このライブは配信され、3月17日(火) 23:59までアーカイブ視聴が可能だ。詳細は以下にアクセスして欲しい。

 

https://lamama.jp/.../%e3%83%9e%e3%83%9b%e3%82%ac%e5%85.../

 

 

実は、この日、影のプロデューサーとして暗躍(笑)したのは元パブリック・イメージの代表(前職はビーイングの副社長。さらに前職は1970年代に活躍したカルトバンド「だててんりゅう」のメンバー)で、現在はデジタルドローイングアーティスト「Case-K Moonshine」として活躍する月光恵亮である。

 

 

彼とは2020年2月に東京・中目黒「ウェーブス中目黒」で「Case-K Moonshine」としての初の個展『AGITATION/Case-K Moonshine』で会った以来だから6年ぶりになる。きっと、月光さんも来ると思っていた。彼は松田樹利亜もZIGGYもプロデュースしている。そして私自身も彼のプロデュースしたZIGGYやSHADY DOLLS(シェイディドールズ)を度々、取材している。シェイディドールズでは彼と一緒に彼らの初の海外レコーディング(1987年にリリースされたセカンドアルバム『BLOW YOUR MIND』のロンドンレコーディング)へも行っている。そんな縁もあり、現在、ソウルフラワーユニオンやリクオ with HOBO HOUSE BANDで活躍する高木克の近況もことも話したかった。彼は昨年のツアー中に事故に合い、暫く治療のため、活動休止していた。先日、リクオのライブで復活したことを伝えたかった。終演後、喫煙スペースで彼と久しぶりに話すことができた。勿論、高木の近況を伝える。月光自身は耳の不調のため、音楽制作の一線から離れたが、こうして自らの関わったミュージシャンのライブに顔を出し、手助けをする。実際、交流が途絶えても、ともに過ごした時間はかけがえのないもので、そのことを忘れない。高木もシェイディドールズで、月光に会っていなければいまの自分はなかったという。バタフライエフェクトーーその経験は未来へと繋ぐ。改めて湊剛や月光恵亮のこれまでの活動と今の行動に頭が下がる。まだまだ、やれることはしなければならない。現役の先達に見習うことはたくさんある。

 

 

 

月光惠亮の新たな挑戦『AGITATION/Case-K Moonshine』

https://ameblo.jp/letsgosteady/entry-12577669862.html

 

 

https://keisukemoonlight.xyz/