山下久美子、クリスマスソングス、そしてRock‘N’ Roll、さらにJazz | Let's Go Steady――Jポップス黄金時代 !

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Jポップスの黄金時代は80年代から始まった。

そんな時代を活写した幻の音楽雑誌『MUSIC STEADY』をネットで再現します。

ヴァレンタインも過ぎたのにクリスマス――時期遅れで申し訳ない。お馴染み(!?)、山下久美子のライブリポートを昨年から今年にかけて、溜まってしまったが、一気に書かせてもらう。やや、駆け足になること、お許しいただきたい。

 

 

リアルではないが、昨年末も今年初も配信で、しっかり見ている。書こうと思っていたが、次から次へとライブの目白押しで、先送りになっていた。しかし、私は約束(誰としているわけではないが)を守る男である。

 

 

★2022年12月10日(土) 築地・汐留「BLUE MOOD」BM Xmas Special live

山下久美子 One Step Closer with Smile♡“Thank you for Lovin me”《Sweet Rock’n Roll Live! 2022 at Blue Mood 》

 

まずは、12月10日(土)、“ホームグラウンド”である築地・汐留の「BLUE MOOD」でのライブ『山下久美子 One Step Closer with Smile♡“Thank you for Lovin me”《Sweet Rock’n Roll Live! 2022 at Blue Mood 》』からリポートする。限定ライブ&配信ライブになる。同ライブは、ダーレン・ラブの「Christmas(Baby please come home)」をBGMに山下久美子が後藤秀人(G)、伊藤隆博(Kb)、千ヶ崎学(B)、椎野恭一(Dr)というお馴染みのメンバーと登場。ステージはクリスマスイルミネーションが輝く。少し早めのクリスマスライブの始まりだ。

 

「Santa Baby」、「You don't have to be alone」、「Silent Night」、「I'll Be Home For Christmas」……というコンテンポラリーからスタンダードまで、クリスマスソングの“釣瓶落とし”。晴れやかなクリスマスの夜を華やぎと賑わいを演出したと思ったら、1997年にイタリアとイギリスで孤軍奮闘して制作したアルバム『SMILE』からほろ苦いナンバー「you used to-SMILE」を披露し、説明不要の名曲「シャンプー」を続ける。クリスマスの狂騒と孤独を描き切って見せる。

 

 

「シャンプー」を歌い終えると、第1部は終了。換気のための休憩になる。まだ、密の回避、換気が必要である。新鮮な空気を取り入れ、第2部が始まる。「BABY DON'T CRY」や「いっぱいキスしよう」、「Tonight(星の降る夜に)」など、山下久美子クラシックにして、山下流のスタンダードナンバーのオンパレード。敢えて変化球ではない、直球とでもいうべき、明快な曲、親しみやすい歌は第1部のクリスマスソングスと共振していく。

 

そして、クライマックスはアンコール前の「FOUR SEASONS」と「SING A SONG」でやってくる。「FOUR SEASONS」は1998年1月に東芝EMIからリリースされた山下久美子の34枚目のシングル。アルバム『SMILE』(1997年)からのシングルカット。同曲のカップリング曲である「SING A SONG」は、同98年に発売されたベスト・アルバムのタイトルになっているものの、オリジナルヴァージョンではなく、1998年2月に渋谷公会堂で行われたライブ音源を収録。オリジナルヴァージョンは、2004年に発売されたベスト・アルバム『25th Anniversary Best & Premium Songs』に初収録された。2曲ともに、布袋寅泰が作詞と作曲、プロデュースを担当している。この2曲が際立って聞こえた。何か、大きな歌を歌っているという感じだろうか。スタンダードをエヴァ―グリーンにしていく――そんな歌手としての意欲みたいなものが伝わってくる。まさに歌手・山下久美子の面目躍如。腕の見せ所でもある。配信ながらその勢いに呑み込まれる。圧巻である。喝采を送るしかないだろう。

 

 

アンコールはデビュー曲「バスルームから愛をこめて」(1980年)、そしてデビュー35周年記念アルバムにしてオール・タイム・ベスト『 Din-Don-Dan』(2016年)に大澤誉志幸が書き下ろした「Din-Don-Dan ホラ胸が鳴る」という名曲で締める。繰り返しになるが、山下久美子の歌手としての圧倒的な存在感と飛躍的な成長を物語る。スタンダードと言うものは、誰もが知るものであるが、同時にたくさんカバーも存在する。誰が歌うか、どんな情感を醸すかが肝である。キャリア40年の歌手にいうことではないかもしれないが、この日のセットリストにはオリジナル、カバー問わず、スタンダードナンバーが溢れる中、すべてが山下久美子のスタンダードナンバーになっている。自分のものにしているのだ。やはり稀有な歌い手だろう。このBLUE MOODシリーズも通い始めて(!?)3年以上になるが、回を増す毎にそれを感じる。当然。このクリスマスライブでもそうだった。何か、山下から素敵なプレゼントを貰った気分だ。

 

 

2022.12.10(sat)  BM Xmas Special live

山下久美子 One Step Closer with Smile♡“Thank you for Lovin me”《Sweet Rock’n Roll Live! 2022 at Blue Mood 》

限定ライブ & 配信ライブ

 

山下久美子 with Band:

G:後藤秀人 / Kb:伊藤隆博 / B:千ヶ崎学 / Dr:椎野恭一

 

 

SE Christmas(Baby please come home)♪ダーレン・ラブ

01.Santa Baby(アーサー・キット アリシア・キーズ)

mc

02.You don't have to be alone(イン・シンク)

03.Silent Night(「きよしこの夜 クリスマスキャロル)

mc

04.I'll Be Home For Christmas (「クリスマスを我が家で」ビング・クロスビー)

mc

05.The Christmas song(ナット・キング・コ-ル)

06.you used to-Smile(山下久美子『SMILE』)

mc

07.シャンプー

 

Fresh air in

 

08.BABY DON'T CRY

09.いっぱいキスしよう(century kiss)

mc

10.LIlith(British fantasy)

11.宝石

12.DRIVE ME CRAZY

mc

13.TOKYO FANTASIA

14.Tonight(星の降る夜に)

mc

15.FOUR SEASONS

16.SING A SONG

 

En

17.バスルームから愛をこめて

18.Din-Don-Danホラ胸が鳴る

 

 

 

 

 

■2022年12月27日(火) 東京 町田「まほろ座 MACHIDA」

大澤誉志幸 SASURAI TOUR 2022~クリスマス·ツアー2022 SPECIAL!!~★Special Guest★ 山下久美子

 

 

 

山下久美子は昨2022年12月10日(土)の築地・汐留「BLUE MOOD」の“BM Xmas Special live”の後、「大澤誉志幸 SASURAI TOUR 2022~クリスマス·ツアー2022 SPECIAL!!~」の12月23日(金) 大阪・高槻「MUSIC SQUARE 1624 TENJIN」、24日(土)兵庫・神戸「Mosrite Café」、27日(火) 東京 町田「まほろ座 MACHIDA」の3公演にゲストとして出演した。27日(火)の「まほろ座 MACHIDA」の公演は配信もされている。大澤と山下のジョイントライブ(ディオ・ライブ)は昨2022年5月14日(金)に仙台「誰も知らない劇場」、9月10日(土)に神奈川・横浜「ビルボードライブ横浜」でリアルライブを見ているが、2022年の締めとして配信ライブを見ることにした。町田は東京出身者でも東京か、神奈川か、時々、わからなくなる。大澤も以前、ライブで町田を神奈川と言っていたが、改めていうまでもなく、町田は東京だ。実は同ライブハウス、機会があれば訪ねてみたいところでもある。鈴木茂の「音楽研究所ライブ」や小西陽康の「小西康陽、小西康陽を歌う」など、意欲的な試みが目白押し。特に小西が自曲を歌うライブは配信で見たが、普段とは違う奔放でいて情緒的な彼がいて、驚いたものだ。小西と交流の深い町田出身のジャズピアニスト、矢舟テツローの企画で彼のトリオがバックを務めていたが、「まほろ座 MACHIDA」ならではのもの。押さえておきたい場所である。今度、機会があれば意中のアーティストのライブを見に車を駆って、行ってみたい。

 

大澤と山下、説明不要の最強のディオでないだろうか。マーヴィン・ゲイとダイアナ・ロス、ダニー・ハサウェイとロバータ・フラック、ソニー&シェール、キャプテン&テニール、ヒデとロザンナ、さくらと一郎……など、絵と音が浮かび、聞くものを捉えて放さないものがある。

 

この日の会場はソウルフルなクリスマスパーティになる。お馴染みの二人だが、大澤と山下が揃うと、特別な祝祭空間が出現する。いろいろあった、2022年を吹き飛ばすかのような2日遅れのクリスマス、少し遅い忘年会、気の早い新年会になる。曲と歌の見事なまでの相乗効果。山下が大澤という座付き作家、大澤が山下という座付き歌手を得たことは僥倖ではないだろうか。1+1が十にも百にも千にもなる。

 

また、ノスタルジアではなく、それぞれの歌が時の巡り会わせか、“旬”であることもそんな思いを倍増させた。

 

ご存知のように大澤の希代の名曲「そして僕は途方に暮れる」と同題の映画が三浦大輔監督、藤ヶ谷太輔主演で映画化され、そのエンディングに大澤が新たに録音した同曲が使用されている。さらに早逝の天才作曲家・編曲家である大村雅朗の名作を豪華出演者がトリビュートする「大村雅朗25th メモリアルスーパーライブ」が昨2022年9月23・24日に福岡(大村は福岡出身)。本2023年2月10日に大阪で開催された。彼が編曲した「そして僕は途方に暮れる」が大きくフィーチャーされ、大澤自身も同コンサートに出演している。

 

この日も大澤は同曲についてMCで嬉しそうに触れている。既に配信ライブは終了しているが、配信を忘れるような発言(暴言!?)も怪気炎誉志幸らしく、嬉しくなる。

 

また、2021年11月5日(金)、6日(金)にて日本武道館で開催された松本隆の作詞活動50周年を祝うトリビュートコンサート「風街オデッセイ2021」へ山下は5日に出演し、「赤道小町ドキッ」を歌っている。

 

ともに還暦超えながらいまが旬であることを、改めて感じさせる。この日の締めに「オーバーザレインボー」(Somewhere Over The Rainbow)を歌う。同曲は誰もが知るスタンダードナンバーで、2013年にリリースされた大澤と山下のコラボレーションアルバム『& Friends』に収録されている。虹の向こうへ彼らの新たな一歩を踏み出していく。そんな確信を抱かせる。次の“ふたりのビッグショー”が楽しみでならない。

 

 

2022.12.27(tue) 東京 町田「まほろ座 MACHIDA」

大澤誉志幸 SASURAI TOUR 2022~クリスマス·ツアー2022 SPECIAL!!~

★Special Guest★ 山下久美子

with/G:後藤秀人/Kb:·青木庸和/·Per:酒井まろ

 

01.トパーズ

02.甘い関係

03.天使が消えた夜

04.ガラス越しに消えた夏  

05.そして僕は途方に暮れる

06.今宵かぎりのcheek to cheak(山下イン)

 

07.ホワイト・クリスマス

08.have your merry x’mas (大澤アウト)

 

09.バスルームから愛を込めて

10.シャンプー

 

11.メリークリスマス・ゴー・ラウンド(大澤イン)

12.赤道小町ドキッ

13.stop&ギミーラブ

14.ちょい待ちBabyなごりのキスが

15.こっちをお向きよソフィア

 

En

16.din-don-danホラ胸が鳴る

17.オーバーザレインボー

 

 

 

 

★2023年2月5日(日)、築地・汐留「BLUE MOOD」

Kumiko YamashitaDREAM The FUTURE LIVE 2023′

✳︎未来を夢見る✳「75分のROCK’N ROLL BAND!!」

 

 

 

山下久美子、今年、2023年初のライブがホームグラウンド、築地・汐留「BLUE MOOD」で行われた。限定ライブ&配信ライブながら、コロナ禍の緩和状況を鑑み、定員も少し増え、いい意味で密ではなく、満な会場のようだ。このライブは『DREAM The FUTURE LIVE 2023′✳︎未来を夢見る✳「75分のROCK’N ROLL BAND!!」』と銘打っている。メンバーは奧田健介(G)、伊藤隆博(Kb)、千ヶ崎学(B)、小松シゲル(Dr)という、いつもとはちょっと違うラインナップ。

 

伊藤(UB-TAPSのキーボード&トロンボーンプレイヤーとしてデビューし、脱退後はキリンジやゆず、石井竜也、アンジェラ・アキなどをサポート)と千ケ崎学(NONA REEVES、坂本真綾、大澤誉志幸、山下久美子、青山陽一など、数多くのアーティストのサポートを務める。2013年夏、サポート・メンバーとして参加していたKIRINJIに正式加入)は説明不要(と言いつつ、多少は説明しておいた!)のお馴染みのメンバー。奥田健介と小松シゲルはともにNONA REEVESのメンバーである。奥田は大澤や堂島孝平、坂本真綾、レキシなどのサポートとともにソロとしても活躍、また、小松は佐野元春のザ・コヨーテ・バンドのメンバーとしても活躍している。「75分のROCK’N ROLL BAND!!」に相応しい実力と実績を持つメンバーである。フォーリズムに拘ったスリムなロックンロール仕様だろう。

 

いきなり“総立ちの久美子”状態、思い切りロックンロールで飛ばすかと思いきや、緩急をつけながら「75分のROCK’N ROLL BAND!!」流のロックンロールを披露していく。

 

まずは「狙われた週末」、「抱きしめたい」「リアルな夢」、「鼓動」、「Slow Dance」、「情熱」、「LOVE and HATE」――と、アルバム『LOVE and HATE』(山下久美子の16枚目のスタジオ・アルバムで、1994年9月に東芝EMIから発売された)のナンバーの固め打ち。同作のレコーディングには布袋寅泰(G)や小池マサミチ(B)、池畑潤二(Dr)などが参加。ほとんどの曲は作詞を山下、作曲を布袋が手掛けている。やはり、同作をいまに再現するならこのメンバーでしかなかったのだろう。前述通り、お馴染みの総立ちの久美子のロックンロールナンバーや布袋とともに作った80年代の“ロック3部作”( 1986年『1986』・1987年『Pop』1988年『Baby Alone』)のナンバーではないが、むしろ、いまなら『LOVE and HATE』がよりらしい選曲になるのではないだろうか。そんな試みを敢えてするところにお正月の新年会モードではなく、新年の誓い、新たな挑戦である。同曲を歌い終えると、第1部は終了。配信では楽しみな告知がされていたが、それについては改めてお知らせする。

 

換気のためのインターバル後、20分ほどして、メンバーが再登場する。始まりはピチカートファイブが歌いそうなポップンロールナンバー「Sweet Girls Parade」(作詞:森雪之丞・作曲:布袋。1995年にリリースされたアルバム『SUCCESS MOON』収録)。オールドタイムでキャッチーなナンバーである。続けて同じく『SUCCESS MOON』から「アスファルトのAngel」を披露する。同じくチャールストン風味のナンバー。時空を超えたロックンロールに飛ぶあたりが、この“75分のロックンロールバンド”の懐の深さであり、同時に山下の音楽性の多彩さである。

 

自らの誕生日を祝う(誕生日は1月26日になる)「Happy Birthday to me」、そしてポップなスカナンバー「Lady xxx Pop!」、さらにポップでハードな「Rock me baby」を畳みかける。3曲とも『POP』に収録されたナンバーだ。

 

そして”ロック3部作”のラストアルバム『Baby alone』からの先行シングルになった「微笑みその前で」はリフレインするフレーズを下降しながら弾き続けると言うギター、ベース、キーボード、ドラムなど、各人がハードワークをこなす。そのグルーブは演奏の度に増してく。彼らならではのものだろう。

 

同曲を歌い終えると、山下はキングオブロックンロール、忌野清志郎とデュエットしたこと、しかもそれは彼が提供した曲であることを告げ、「愛の行方」を披露する。山下はどこか、誇らしげでもある。同曲は2005年にデビュー25周年記念としてリリースされたデュエットカヴァー・アルバム『Duets』に収録されている。同アルバムには忌野清志郎をはじめ、THE HIGH-LOWSの甲本ヒロト、吉川晃司らが参加している。

 

山下久美子はキングオブロックンロールに祝福され、かつ、キング達は彼女をほっておかない。そんなことを改めて感じさせたのが同曲に続き、アンコールで披露された2曲である。

 

1曲目は学祭やライブハウスでの共演など、山下を長く聞いてきたものならいまでも鮮明に心と身体に刻まれる、佐野元春が彼女に提供した「SO YOUNG」である。山下は同曲を歌う前に小松が佐野のザ・コヨーテ・バンドのメンバーであり、小松は時代に対峙する佐野を“ネオ佐野元春”と例えている。山下自らも佐野に倣い、生まれ変わった“ネオ山下久美子”であると告げる。同曲はセルフカヴァーアルバム『THE HEARTS』(2000年)で、改めて佐野をフィーチャーしてレコーディングしている。この日、佐野はいないが、メンバーがその不在を埋める。

 

そしてデビュー曲「バスルームで愛を込めて」は同じく同作ヴァージョン(!?)になる。アルバムにはサザンの桑田佳祐がフィーチャーされている。佐野と桑田といえば、昨年の紅白を騒がせた「時代遅れのRock'n'Roll Band(桑田佳祐 feat. 佐野元春、世良公則、Char、野口五郎)」の“バンドメイト”。タイミングが合えば、山下の同バンド入りもあったかもしれないというのはこじつけ過ぎだが、何か、ロックンロールのキングたちに愛されていることを感じるのだ。

 

最後は観客も歓喜の拍手とマスク越しの歓声を上げる。山下は少しずつ、緩和に向かっていることを告げ、もっと、弾けようと声を上げる。3年間、我慢を強いられたが、それもそろそろ、終わろうとしている。75分ではなく、3時間やり続けたいという。この困難な中、創意工夫と鋭意努力しながら、規制と制限の中、ライブを続けてきた。それだけに何か、山を越え、トンネルを抜けたような解放感が滲む。今度こそはと心に誓い、祈る。

 

 

 

山下久美子の2023年はこうして幕が明けた。そして、既にとっておきの“お楽しみ”が用意されている。配信のインターバルで告知されたが、4月26日に山下久美子のジャズ・アルバムがリリースされ、同作をフィーチャーしたライブも予定されているという。実は早稲田大学モダンジャズ研究会出身(タモリもジャズ研出身!)、OB会元会長で日本コロムビア時代に山下久美子の制作宣伝を担当し、現在は吾妻光良とザ・スウィンギン・バッパーズのサックスを担当にして、『ジャズ・エチカジャズメガネの事件簿』(‎彩流社)などジャズに関する書籍の執筆や監修も多い、渡辺康蔵がプロデュースしている。まさに時を超えたコラボレーションである。どんなものになるか、楽しみである。実は今回の告知以前、SNSでは宣伝プロデューサーだった渡部洋二郎さんや音楽ライターの今井智子さんがそのことを発信していた。正式発表を心待ちしていたのだ。

 

ロックンロールとジャズ。改めて、シンガー、山下久美子の凄さを再確認する年になりそうだ。楽しみでならない。勿論、この3年間の実験や冒険、努力や工夫のたまものでもある。山下は次のための準備を怠らない。

 

 

 

2023.2.5(sun) KumikoBM

Kumiko Yamashita

DREAM The FUTURE LIVE 2023′

✳︎未来を夢見る✳

「75分のROCK’N ROLL BAND!!」

限定ライブ & 配信ライブ

 

山下久美子 with Band:

G:奧田健介/Kb:伊藤隆博/B:千ヶ崎学/Dr:小松シゲル

 

01.狙われた週末

02.抱きしめたい

03.リアルな夢

mc

04.鼓動

05.Slow Dance

mc

06.情熱

07.LOVE and HATE

 

fresh air in

 

08.Sweet Girls Parade

09.アスファルトのAngel

mc

11.Lady xxx Pop!

12.Rock me baby

13.微笑みのその前で

mc

14.愛の行方

 

Ec

15.So Young(THE HEARTS)

16.バスルームから愛をこめて(THE HEARTS)