映画エクソシストさながらに揺れるベッドの上で、
アタマの中は、今日が自分の命日になるのか、
という恐怖と、
昨日、そう何度もボロ実家が大地震に耐えられるとは思えず不安、
と書いたばかりの今朝こうなるのか、という驚きと、
頼むから治まってくれ、という祈り、および
この揺れの中をドア枠やら風呂場やらまで移動できるはずなし
との確信がひしめき合った。
私の住む地域は兵庫県南部地震よりは1.5~2レベル程度マシだったが、
公式に伝えられているほど揺れが弱くはなかったと思う。
揺れが治まっても動悸と手の震えがしばらく止まらなかった。
結局は、ボロ実家もアパートも損壊なく、皿も割れず
ケガもせず済んだが、このあともどうなるか誰にもわからない。
着替えてバッグとスニーカーを身の回りに寄せ集め、
しばらくドア枠の敷居の上に座っていたが、
小1時間ほども座ってから考えた。
・心配なくなるまで敷居の上にいなければならない
↓
・南海トラフ地震まで視野に入れたら心配はなくなったりしない
↓
・南海トラフ地震が終わるまで敷居の上にいなければならない
↓
・ムリ。
それで、諦めて立ち上がり、避難準備を開始した。
つまり、私らは24時間365日いつでも震災に遇いそうで遇わないのを、
たぶん遇うまいと勝手に決めて、ニヤニヤしながら暮らしていた
だけなのだ、と思い知らされたが、そうとわかっても
その姿勢でなければやっぱり普通に生きてはいられない。
とりあえず今回はこれで勘弁してほしい。