あのタックルが生まれた背景がいかに異常だったか、
日を追うごとに明らかになっていくが、
その異常な環境において最もまともで、考えが立派であったのは、
タックルをした本人だった。
今日、多くの人々がそう感じただろう。
私も本当にうれしい。
人間を決めるのは過去の過ちではなく、現在の振る舞いである。
この子なら大丈夫だ。
彼が誠意をもって生きる姿勢を見せれば、周囲の理解を得て
立派な人生を歩むことができるだろう。
逆風が吹くこともあろうが、しっかり受け止めてやって行ってほしい。
あとは被害学生の全快を期待する。
タックルした子にもされた子にも、良いことがありますように。
それに引き換え、日大だが。
前代未聞の少子化の状況下で、世論を敵に回し、大学の評判を
失墜させることの愚すら理解できない、というのが、私は理解できない。
どんなに公明正大な姿勢が欠如していようとも、
少なくとも法人としてのビジネスマインドさえあれば、
(ここは謝っておく方が身のためだ)
と考えられるはずなのだ。
その保身すらできない無能者が集まってこの大学を運営しているということになる。
卑劣な上にバカと来ては、いいところなしである。
明記しておくが、筆者が言っているのは現在の日大の経営層のことで、
いかなる在校生や卒業生についても否定するものではない。
同窓生諸氏が臍を噛む思いでいるに違いないと思うと
心から同情する。
一刻も早く彼らの名誉を回復させ、この大学を救わなければならない。
アメフト部の監督・コーチ陣および大学運営者の総入れ替えしか
その方法はなかろう。