被害学生の同窓生として、他人ごととは思われぬ悪質タックル事件である。
それだけで終わればまだ良かったのに、お粗末過ぎる対応のせいで
もうスポーツ上の問題というだけの話でなくなってしまった。
ロクでもなさすぎる。
あり得ないとは思うが、議論の必要上、
「指導の意図と学生の受け取り方に乖離があった」
が真実だったとすると、学生にそんな誤解を与え、あの暴走を見ても
そこに気付かなかったのは、指導者が大馬鹿者ゆえの
大失敗以外のなんでもないので、私なら、
責任は全て私にあり、学生には落ち度はない、
と言って辞任する。
すぐにだ。
それ以外の方法でどのツラ下げて生きていけるというのか。
それを学生がバカだったもので…などと、大学ぐるみで取り繕って
恥の上塗りをし、それで名誉を守っているつもりなら、
大学の品格まで侮られても仕方がない。
指導の欠陥のせいでバカが誕生したのだとすれば、
それが指導者たる大学の責任でなくて何なのか。
加害学生はもちろん賢明ではなかったのだが、
二十歳やそこらの学生など、実質的にまだ子供である。
そういう不安定で賢明さに欠ける子供こそ、
正しい道を選ぶ助けをせねばならないのに、こんなおかしな導きをして、
この子の人生だってここから狂ってしまう。
まともな良心の持ち主なら一生引きずるはずだ。
あまりにかわいそうではないか。
しかし、今は被害学生が全快することが何よりも
重要だから、今日は近所の寺に治癒祈願しに行く所存だ。