干すときにシワを伸ばそうと
ぱんっとやったらドローストリングが顔に当たって
右目の下あたりを激しく打った。
このドローストリングは、
先端に真鍮の飾り金具が付いていて、
それが錘となって鞭のようにしなり、
速度がついてびっくりするぐらいの衝撃があった。
洗濯物を干す、というだけの作業中に
こんなに痛い事故が起こるとは、一寸先は闇である。
ギャッと叫んで痛みと戦いながら、わが身よりも
メガネのレンズに傷が付いていないことを確かめたのは
貧乏根性のせいだろうか。
だってまだ買って2、3ヶ月だから傷が付くのは
カンベンして欲し過ぎて。
後で鏡を見たら、頬骨の上に金具の縁の形のミミズ腫れ
ができていた。
容姿にキズがついた、とは思わず、迫力出たかな、
と考えたのは、
ブラックジャックやキャプテンハーロックを読んで
育ったためだろうか。