昨日新しく素晴らしい日本語表現を習得したので、
それについて述べる。
友人S藤と某有名やきもの処にある
陶器販売所にいたのであるが、
ある拍子に筆者の腕だったかなんだったかが
積み重ねられたやきものに触れてしまい、
小さくではあるが、ガチャンと音を立てたのだ。
量産品を売っているところではないので、
比較的安価なものでもまあまあの値段であり、
積み重なったものが一気に倒れて傷ついたりした日には
なかなかの弁償額になってしまう。
そんなことしたって何にもならないが、地球人なら誰でもするように、
筆者もとっさに思わず目をつぶって身をすくめた。
1秒ほど経って何も起こらなかったので、目を開けると
目の前に立っていたS藤も顔面をこわばらせて固まっていたのを
やっと緩めたところであった。
そのときS藤が低い声で:
「アンタ~~~やめてよ~~~、今アタシ、お尻引き締まったからね。」
と言ったのである。
このような場合、多くの人は一般的に
「お尻がすくんだ」
と言うと思うのだが、彼女のは引き締まったらしい。
この女は昔からたまにこのような名言を吐く。
若い頃と比べてなかなかに幅が育ちつつあるS藤のお尻であるから、
引き締まったのなら良かったではないかと恩に着せたい気持ちも強かったが、
こんな時に不用意なことを申して紛糾してはタイヘンだから
謝ったのち二人で爆笑である。
笑いが一段落して筆者は
以降、お尻がすくんだときに
「お尻が引き締まった」
と言っていくことを許してもらえるか頼んでみたところ
快諾されたので、
今後、ゾッとしたり、ギョッとしたときには
「もー、お尻引き締まったワ!!」
ということとする。
買った茶碗:
今朝、太陽光の下で見たら、陳列されていた時に感じたより
色が良く、品格のある様子であった。
この品格の前には筆者の飯の盛りも上品になるに違いないという
確信が湧き立った。

