舶来品と日本人 Imported Goods and a Japanese Woman | zuzu's room ズーズーズルーム

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ごくたまに英会話レッスン! With Free English Lessons (Rarely)
                    


本日は非常に生活のためになる

お助け豆知識を披露しようと思う。

その豆知識とは:


外国製のデスクは机面の位置が高すぎる。


である。



イケアで仕事用机と椅子を買って

かれこれ6,7年も経ったろうか。

もう、それはそれは非常に具合が悪い。

最初はそれほどでもなかったが、後半の数年間は

具合が悪くて悪くて仕事がしにくいし、

デスクの具合悪さを忘れるほど仕事に集中した時は、

あとでこっちの具合が悪くなる。



前半それほどでもなかったのは、初代のパソコンのモニターでは

高さを変えることができたからなのだ。

最近は高さを変えられないものが増えている気がする。

2台前から角度は買えられるが、高さは変えられなくなった。

そのせいで机と椅子の具合悪さが補正できなくなったのである。

だが、いずれにせよ根本的な問題はこの机にある。



まず机面が高すぎる。

椅子は高さを調節できるから、

椅子を高くすればいいようなものだが、

そうすると今度は足の接地具合が

非常に悪くなる。

それで、昔、職場で使っていた足置きを置いたが、

足を載せる面積が狭くてずっと足先を揃えていなければならないのと、

足裏の形に合わせた小賢しいカーブが仇となって

かえって足裏の当たりが痛いのとで

あんまり助けにならない。

助けにならないどころか、最近足裏のなんとか筋膜炎になりかけたり

治ったりしている気がするのはこの足置きのせいのような気がするぐらい

良くない。



さらに、机の中心に据えられた収納スペースの上下幅がありすぎて

椅子を高くしたり、足置きを置いたりすることで上がって来た膝と大腿部が、

この収納スペースの下面にビッチリ当たって圧迫される。

こういう圧迫が続くのは、おそらくセルライトの形成を助長するに違いないし、

血行不良から体調不良を招かないとも限らない。

日本の事務机の真ん中の引き出しがものすごく薄く作られている理由が

良く分かった。

あれは、当然ながらやはり熟考の末に薄くしてあるのである。



それで、椅子を高くするのをあきらめるとどうなるかというと、

キーボードを叩く腕の位置が身体に対して高すぎる

ことになり、二の腕と肩がしんどくなる。

がんばってめちゃめちゃ背筋をピンとすればマシだが、

十何時間もパソコンの前に座っているのが珍しくない筆者が

その間中背筋をピンとしていることはできない。

バレリーナだったらできそうだが、筆者はピアノと茶道と日本画しか

習ったことがないから無理なのだ。



それで、椅子の上で正座したり、立膝したり、

足置きの代わりに分厚いクッションを置いたり、いろいろやってきたが、

とにかく不快である。

根本的な解決法として、机の脚を数センチ切ってしまう、というのがあるが、

道具がないし、4脚とも同じ長さに切ることは筆者にはできないに決まっている。

それどころか1本を水平に切ることも難しかろう。

結果がはかばかしくないことに決まっているわりに準備と仕事が大変だと

思うと、行動しようと思えない。



しかし、この具合悪さを永遠に続けていくことはできぬ。

第一身体に悪いに決まっている。

姿勢が悪いと内臓にまで害が及ぶことは間違いないから

絶対になんとかせねばならないのだ。

この機運が数年を経てとうとう頂点に達した本日午後、

覚悟を決めて机の脚を切る、大工を雇って切ってもらう、安価な代替品を買う、

などを視野に入れ、本気で対策を考えた。

まずは適正なデスクの高さを知らねばならぬから、

この机の高さを測ったら77㎝であった。

それからネットサーフィンにて調査を進め、日本の事務机の規格が

70㎝であることを知った。

やはり、筆者のイケアは高すぎる。

しかも座高に対して7㎝というのは大きな差である。

ギリギリ日本人女子の平均身長をクリアしているだけの筆者の体格には

始めから合っていないに決まっていた。



・・・のこぎりを買ってこようか・・・。

心の溜息とともにそう考えながら机の脚を眺める。

細い脚だから、切ることはさほど難しくはなかろうが、

やはり、水平に切る自信がない。 全く、ない。

切って、コッチがちょっと高いな、と高い方をやすり、そしたら別のが

高くなって、そっちを磨り、やっぱりもうちょっとアッチを・・・・

とかやっているうちに日本事務机規格を下回る低さの具合悪い机に

仕上がってしまった光景が脳裏を去来する。

いや、それよりもはるかに早い段階の、

重いデスクを裏返した時点で腰がギックリしてしまった

情けない自分も容易に想像できる。



デスク下の地面さえ7㎝高くできれば問題解決なのだが。

足置きのような狭いものでなく・・・・

そこまで考えて、突然出た。

古今東西聞いたこともないほどにすばらしいヒラメキが!!!!!

天才ではないのか。いや、天才である。

アルキメデスもニュートンもアインシュタインもまっつぁおである!!

と、その時はそう思った。

もちろん今は、それはちょっと言い過ぎだと考え直したが。



春雨で散歩できない日が続きに続いたこの4月に買った、

踏み台昇降エクササイズ用の台の、モチロンすぐ使わなくなったのが、

ジャマにならぬよう居間の座卓の下に隠してある。

アレだ!!!!

あれは幅70㎝、奥行き25㎝はある。あれならば!!!



喜び勇んで取って来て机の下に置き、座ってみてつぶやいた。


「コンニャロちょうどイイじゃんかよ!!!」


筆者には 「ニクイね!」 という気持ちになった場合、対象を

コンニャロ、と呼ぶクセがある。

コンニャロは褒め言葉なのである。

”いいじゃんかよ”

は品が良くないかもしれない。

”よ”さえなければ上品だが。

とにかく、感動した。

数年に及んだ苦しみが、だいたいイイ感じに解消している気がする!

しかも

この踏み台昇降ツールをムダにしまくっていることによる罪の意識の解消

の観点からも非常に上首尾である!



しばらくコレで行ってみようと思う。



とにかく、外国製のデスクは背丈が外国風の人でないとダメである。