本日は健診なり Medical Check-Up Day | zuzu's room ズーズーズルーム

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脱サラしてから毎年、市による健診を

受けている筆者。

胃がん・肺がん・大腸がん・血液検査

をやってもらえてタダだなんて、

日本はやっぱりまだまだありがたい国

だと思うしかない本日である。



しかし、どんなにありがたくっても

バリウムがおいしくなるわけではない。

あれはなんとも気持ちの悪いものである。

また、ゲップ劇的発生薬を飲んでおきながら

ゲップをしてはならないというのがまた苦しい。

ところが、今年は誰の発案か知らないが、

ちょっとだけ楽な方法に変化していて、

ちょっとだけ楽であった。



去年までは、

 発泡剤→水→バリウム

の順番で飲んでいたので、バリウムを飲む時点で

すでにゲップと戦いまくっておらねばならず、

上がってくるゲップを押さえながらバリウムを飲まねばならなかったのが、

今年は

 水→発泡剤→バリウム

になっていて、泡は発生するや否や上から降りてくるバリウムに圧され

ゲップとなって上がってくる力が非常に弱い。

例年よりずいぶん助かった。



ところが、今年の検査技師がおかしなクセのあるヤツで、

筆者、生まれて初めて胃レントゲン中に笑いをこらえねばならない事態に

追い込まれてしまった。

笑いをこらえると、腹部が振動し、ガスが揺り動かされて

ゲップに変身しそうになるので閉口した。



胃レントゲン技師というものは、被験者にひっきりなしに指示を出しながら

検査台を操作する、ということを年がら年中やっているため、

数年もやっていれば指示にヘンなフシがついてきてしまうのは無理からぬことである。

とはいえ、通常はイントネーションが独特になるぐらいの

ことなのだが、今年のは異彩を放っていた。

 「はい、顔を右に向けて、そのまま右回りに2回まわって、

 そのまま右のお尻をすこおーし上げて、ハイ、そうです。」

などの、この

 「ハイ、そうです。」

のところを今年の技師は全部

 「いいかんじー。」

と言うのである。



「右のお尻をすこおし上げて、いいかんじー。次はもっと上げて

真横になって、いいかんじー。今度は元に戻って左のお尻を

すこおし上げて、いいかんじー。そのままうつぶせになって、いいかんじー。」

ローラか。

とも思ったが、あの人のように最後にハートマークが

付いている感じではなく、語尾が下がって、全くなんの気持ちも込めずに

言うのである。

コイツはたまらん。オモシロすぎる。

筆者こんなのがダイスキなんだってば。



 「顔を左に向けて、いいかんじー。」

 「クックック・・・(あ、ヤバイ!ゲップが!!)」

 「ぐるっと回って、いいかんじー。」

 「(ククク・・・)ゲフ!(あ!!ちょっと出た!!)」

 「もう終わりますよ、最後に仰向けになって手すりをしっかり持っていいかんじー。」

 「ウプ!グフ!!」

てな感じで、せっかくゲップがラク、と思っていたのに

ヘンな刺激でゲップと戦わねばならないという事態になってしまった。

まあ面白かったからいいが。



準備段階の不快さが軽減され、検査の不愉快さが笑いで緩和された

となれば、あとはバリウムがもう少しおいしく頂けるような感じに

なってくれたら言うことないのだが。

「リキッドファンデなのに付けた瞬間パウダーに変わる」

とかいうファンデーションがあるが、

「飲むときサラサラなのに、胃の中でモッタリに変わる!」

みたいなことにならないものか。



それはさておき、筆者には健診後のお楽しみ計画があった。

健診を受けた健康センターは市民病院の敷地にあって、

市民病院の食堂にはとーーーーってもおいしいものが

売っているので、買って帰る!という計画である。



そのとーーーーっても美味しいものとは、




かりんとうドーナッツだ!!



袋に入ってスーパーのお菓子の棚に乗っている

乾き物にも同名のお菓子があるが、あれとは違う。

最近 「かりんとう饅頭」 という名でブームになっている

アレである。

あれではあるが、市民病院のはブーム以前から売っていて、

ブームが到来し、かりんとう饅頭を食べた筆者は

(なによ、コレって、アレじゃん!?)

知ってたし、と密かに優越感を味わったものである。

しかも、ここのは食堂に座って注文し、揚げたてのアツアツが

運ばれてくるのをその場で食べる式なのである。



だが、今日の筆者は食堂に座って、などという悠長なことは

していられない。

バリウム&下剤後の儀式が始まる前におうちに帰らないと

大変なことになる。

というわけで、テイクアウトの術を使う。

5分ほど待って、アッツアツのホッカホカのを渡されると、

すぐさま駐車場に。



クルマに乗ると、狭い室内に揚げたての生地の香ばしいかほりが

たちまち充満した。

検査のために夕べの9時から絶食中の筆者の食欲中枢を

バクゲキである。

お、おいしそう~!!!

ででも、ハヤク帰らないと儀式が・・・!!

いや待て。―しばし身体と対話する筆者。

・・・どうも儀式の開始までには、まだ小一時間はありそうである。

やっぱり揚げたて食べなきゃウソだろ!!

持って帰ったらもう遅い!!



矢も楯もたまらず袋から出して、食べる!!

いや、その前にかろうじて写真を撮っておくことを

思い付いた:




かりんとう饅頭は丸いが、ここのは名に恥じぬ長さを持っている。

まだ素手で持てないほど熱いのをティッシュでつかんで、

かじる!!

音が、カリッ!て!!

カリッ!!って!!!

中のこしあんがトロッて!!

カリッ、トロッ!って!!!!




お・い・し・ーーーーー!!!!!

揚げ油のからんだ黒糖の風味、その最適化された調和。

そこへねっとり侵入して来るこしあんの作り出す絶妙の食感。

しかもここのはナニがいいって、甘さをぜんぜん控えていないのだ。

もう、もう止まらない。一気食いである。

上あごをちょっとヤケドした。



そして夜。

儀式も終わってまた一本。

でももう表面がしんなりしてしまったので、

フライパンで両面を焼いて食べた。

おいしい~!!!

おいしい~!!!!

おいしい~!!!!!

いいかんじー。