大体月に一度給油する筆者。
走行距離は短いが、異常なまでに低燃費なため
最低月一は必要だ。
先月給油したときは、「タイヤ交換しろ包囲網」 にしてやられ、
タイヤを交換してしまった。
ものすごいバーゲンプライスだったので、
無駄使いになったわけではないのだが、
ヤイヤイ言われてまんまと予定にない出費をすることに
なったのは、なんとなくおもしろくない。
さらにその際、頼みもしないのに勝手にエンジンルームを覗かれ、
エンジンオイルとブレーキオイルが、
「大変ですよこれは。もう真っ黒なことになってます。
こんな、ここ、こんなに真っ黒になって乗っているなんて、
信じられないス。これではもう。こんなことではもう。」
みたいなことを言われたが、振り切って帰って来た。
振り切ってはみたものの、そういえば、という話である。
そういえば、この頃、昔のように加速が良くないような気がしていたのが、
エンジンオイルのせいかも知れないような気がしてきた。
エンジン音も、なんかガチャガチャしてる気がするのは、
エンジンオイルが真っ黒なこととやらになっているからかもしれない、
そんな気がしたら、安心して乗れなくなってきた。
ちきしょう。
しかし、あのハイエナのようなガソリンスタンドに
「こないだ指摘されたとおり持って参りました。」
とか言って頼みに行くのは癪だから、
お馴染みの整備工場に持って行ったら、担当の比嘉さんが言うには、
「別にそんなに真っ黒じゃないけど、ちょうど替え時ぐらいですわ。」
とのことであったので、替えてもらうことにした。
だが、ブレーキオイルは来年夏の車検まで全く問題ないとのことだ。
やっぱりか!!○○石油め。おそろしいヤツらだ。
エンジンオイルの替え時を教えてくれたのは
まあ良かったかもしれないが。
オイル交換を済ませ、工場を出る。
そして筆者は驚いた。
なんて・・・なんて加速が軽いのだ。
今までの半分ぐらいしかアクセルを踏まなくても
スーッと!!!
そして、音!!!
音が、ほとんどしない。
シュイーン
て!
シュイーン、
って!!
さっきまでは、なんというか、
ぐおー
に
じゃー
が混じったような音だったのに。
こりゃたまげたぞ。
意味あるんだな、オイル交換って。
これまでこのクルマで3回ぐらいは替えたはずだから、
イチイチ感動したのかもしれないが、
忘却力が増強しているので全然覚えていない筆者である。
さて、性能が上がると、なぜか突然ちょっとだけ、左右の後方に一本ずつある
ちょっとしたキズがイヤになってきた。
このすんばらしいエンジンにふさわしくないような気がしたのである。
右のは10か月ぐらい前から、左のは5年ぐらい前からあって、
直したいことは直したかったが良く見ないとわからないし
通常は思い出しもしないしで、ほったらかしていたのだ。
でも今年はもういろいろやった。直すのはやっぱり来年(か、しない。)でいい。
そんなことをうっすら考えながら、また○○石油に給油に向かった。
ここのヤツらの口車に乗せられて、替えなくていいブレーキオイルまで
替えるはめにならなかった自分の判断力を思い、筆者はちょっと
「勝った。」
ようないい気分でポンプ前に車を停め、給油を始める。
それなのに。
一寸先は闇とはこのことである。
セルフ式スタンドだというのに、またぞろ、またぞろ若けえのが店から出てきて、
ちょっと筆者の方に接近し、4mぐらいむこうからこっちを見ている。
(なんだ。なにを見てやがる。あっちへ行かないか。シッシッ!!)
と思うか思わないかのところで―
(話は続く)