母娘物語  A Story of a Mother and a Daughter | zuzu's room ズーズーズルーム

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ウチのバアサンの最近のボケ方がワイルドすぎて

大変なのだ。



夕べも8時には睡眠薬を飲んで寝たくせに

夜中近くに

 明日のだんじり祭りの宮入りの時間を○○さんに電話して

 聞く、というすばらしい思い付きをしたから、これから電話する。

という電話をしてきた。

宮入りの時間など、毎年だいたい同じで、

何十年も毎年見に行っているのだから聞くまでもないことなのである。

そう説明して、いずれにしても夜中に他人様に電話するんじゃない、

と厳しく言って切ったのだが。

おどろくべきことに、2分後にまたかかってきて

 明日のだんじり祭りの宮入りの時間を△△さんに電話して

 聞く、というすばらしい思い付きをしたから、これから電話する。

という電話をしてくるのだ。



本人にはこれが同内容での2回目の電話である

認識がない模様だ。

○○さんが△△さんに変わっているのが不思議ではあるが、

そこのとこ以外では事態は一回目と寸分たがわぬ迷惑計画の相談であるから

絶対の絶対にそんな電話を、しかもこんな時間にしてはなんねー!!!!!

と激しく叱責して止めたら、「じゃあ電話しない。」 と

言ってくれたので、とりあえず終わったのかと思った筆者は

絶望的に甘かった。



今朝、朝ごはんを食べさせに行っている間に

上記の○○さんと△△さんから相次いで

宮入りの時間を教える電話がかかってきたのだ。

どちらも夜中に起き出して電話をとった奥様方が

朝になって青年会の男衆たる夫に話して、

というタイミングであると推察される。

このうち△△さんなどは、入院中の病院から電話してきてくれた。



あれほど止めたのに、結局電話したのか!?

とバアサンに問うと、その返答がも~超ウルトラMAXツインターボ1500馬力なのだ。

いわく:

アンタに電話した覚えも止められた覚えも全くない。

もちろん他の人にも絶対に電話なんかしていないのに、

何の証拠があってアンタはすぐそうやって決めつけるのか!

宮入りの時間を教えてほしいと私が強く思ったから

みんなに通じたのだ。

とのことである。



この返答を聴いている間の筆者の心の動きを

筆者はスローモーションのように覚えている。

最初はどんなタワゴトを言うことか、と聞き始め、逆切れされて

神経を逆なでされ、ファンタジックな結論を聞くに至って

筆者は本当に憤死しそうなほどに逆上した。



それで、もちろん怒りまくったのだが、

しかし、だんだんと本人は本気で電話をした意識がないらしい

ということがはっきりしてくるのである。

電話をしていないなら何と言ってきかそうが

なんの反省も期待することはできないし、

次の迷惑行為を抑止することもできはしない。

仮に、本当に思っただけで願いが叶ったことを怒られたとしたら

そんなの怒るヤツが悪いのだと感じるのはあたりまえで、

そこから反省の心が生まれるワケないのだ。



それならば、物理的に防止する方策を考え付くしかないので、

アドレス帳と電話番号帳のたぐいを全て回収し、

筆者のアパートに持ってきた。

これでどんなに電話したくなってもできまい。

おそらくアドレス帳がない、という電話を100回してくるかもしれないが、

その迷惑は筆者にしかかからないので気が楽である。

だが、しかし。

ヤツにはまだ必殺104のワザがある。

どんなにボケても電話番号案内の番号だけは忘れてくれない。

不安であるが、今はこれ以上どうしようもない。



そして、ああ、この世に神はいないのか。

疲れ果てた気持ちで帰宅した筆者の重い心に

追い打ちをかけるできごとが待っていた。



天気がいいので洗濯機を回して

コーヒーを飲むためにお湯を沸かしに行ったら

もう沸いていたのである。



洗濯機を回す前にポットのスイッチを

自分で入れたとしか考えられないのだが、

筆者にはその自覚がなかった。

客観的に推察できはしても、

「そういえばそうだった。」

と思い出すこともできなかったのだ。



・・・さてはお湯を沸かそうと強く思ったから

サイコキネシスでポットのスイッチをONに・・・

できちゃったかなとか思ってラクになりたかったが、

それでは益々バアサンと同じであるから

正々堂々とショックに打ちのめされるしかないのであった。


ボケ母にボケ娘。

ウチの家、もう終わりまくりである。