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本日の英語: 今日はこれから旅行だから、おやすみ。すんまへん。
本日はこれから白浜へ一泊旅行なのです。
オカンの兄ちゃんがオカンの誕生日祝いに企画したのです。
この老兄妹はまったくもって仲良しで、互いの配偶者が
亡くなってより後は、さらに仲良くしておるのです。
兄弟がいない筆者には羨ましい限りです。
あいにくのお天気ですが、あんまり暑いと
旅先で老兄妹の健康状態が心配になりますので
まあいいでしょう。
さて、この老兄妹の妹の方、つまり筆者の母ですが、
ピアノ教えて60年、というわけでして、
とはいえ、少子化のあおりで50歳ぐらいからどんどん弟子が減り、
70ぐらいからは3人ぐらいしかいず、今は1人しかいないのですが。
現在来ているお一人は、お隣の孫娘なのです。
どう考えても母は認知症が進行しまくっていて、教えられるわけないような気が
するので何度もお断りしたのですが、あまりにも手軽な位置関係を重視した
その子の祖母が強行したのです。
もう不思議で不思議で、はっきり言って、お婆ちゃん何考えてるの??と思いますが、
筆者としては、一人でも弟子がいて、先生気分が味わえる方が
ボケの進行が少しでも遅くなるのでは、と思い、ありがたいのです。
さて、3歳からウチの母の弟子になったこの幼女ですが、
ある日、あたりまえですけど4歳になったのです。
4歳になったときの気分、覚えている人ほとんどいないと思いますが、
筆者も覚えてないですが、この幼女的には
「超オトナ」
みたいなコトらしいのです。
それで彼女、その気分をどう表したかというと、よりによってこの辺で
最高齢のうちのバアさんに
「アタシ、よんさいになった。」
と、もうそれはそれはもー
「アタシがおととしから飛ばしてる人工衛星なんだけど、今度戦略構想に組み込ませて
くれないかって、オバマがケータイで言ってきちゃって。」
ぐらいの大威張り状態で言い放ったのです。
ボケているとはいえ、まだ幼女と張り合うほどの精神には
なっていない母は、感心にも
「へえー、そう、スゴイねえ。」
とまあ、スゴくもなんともないんですが、恐れ入りましたっぽく
言ってあげたらしいのです。
そしたら、次に、ホントに 「それはやめときなさい。」以外の何ものでもないんですけど、
彼女ったら、しかも完全に上から口調でこう聞いたというのです
「先生は?」
はいはい、そうですか、ホントに自信満々のご様子ですけどね、
そう聞かれて
「まだ3つです。」
とかいうようなもんに見えますか?
って感じです。
いくら幼女と張り合うつもりがなくっても、
「みっちゅ」
とかいくらなんでも言ってられないので、母は当然
「先生は、80さい。」
と言ったわけ。
そしたら彼女、動きが完全に止まっちゃって、言葉も出てこず、
ただただ放心して母をながめていたそうな。
今、自分の中で一番強い、無敵とも思われたカードを出したら
思いもよらない大敗を喫してしまった、というわけなのです。
なんで思いもよらないでいられたのか、全然わからないですけど。
その呆然たる様子がものすごく面白かったらしく、
母はそのことを何度も何度も話すので、
ヤハリ、幼女がお稽古に来るようになって、こちら的には
良かった、と思っている次第なのです。
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