部屋だった。。。
「何だ??ドコだここは・・・??」
翔也が体を起こそうとすると全身に
激痛が走る。。。
「いったぁ~!!あら??何だコレ!!」
自分の体を見るとまさにミイラのように
包帯が巻かれてる。。。
「あれ??俺神崎とやりあって・・・」
記憶が無い。。。
激痛が走る体をやっとの思いで起こして
辺りを見回した。。。
そこは応接室のようで、校長室にあるような
テーブルとソファーがあって、そのソファーに
寝かされていた。。。
向かいのソファーには自分の物と思われる
制服が綺麗にたたんで置いていた。。。
その周辺は事務用品、デスク・PC・FAX
コピー機など並んであり、どうやら病院では
無いらしい。。。
「ここドコだ??あれからどうなって・・・」
と、考えてるとガチャッとドアが開いて
若いギャル風の見知らぬ女性が入ってきた。。。
「あら、まだ起きちゃダメよ!!
あなた全身ボロボロなんだから!!」
女性は翔也を見るなりこう言ってまた体を
寝かせようとした。。。
「あ、いやいや、大丈夫っす!!
それより・・・ここドコっすか!?」
すると同じドアからこれまた顔中包帯だらけの
男が入って来て
「おぉ!!起きやがったか!!
コンチクショー!!」
神崎の声だった。。。
顔中包帯だらけで誰かわからなかったが
神崎とわかった途端翔也がまた
「神崎ぃ~!!テメェこの野郎!!」
と飛び掛ろうとしたが
「あいたたたた・・・」
と床に倒れ込んだ。。。
「だから全身ボロボロなんだってば・・・」
と、女性が苦笑いしながら言ってまた
翔也をソファーに座らせた。。。
どうやらかなりのダメージのようだ。。。
すると神崎が
「おいおい、まだやんのかよ??
もういいだろぉ??さっきあんだけ
やりあったんだからよぉ・・・
全く・・・ゾンビか、お前は・・・」
「俺・・・あんたに負けたのか??」
「たりめ~だろ!!俺に勝てるとでも
思ってんのかよ!!」
「そっか・・・負けたのか・・・」
翔也がショックでソファーにヘタリ込むと
「アッキー!!何偉そうに言ってんのよ!!
あのね~、実はあなたと喧嘩した後この人も
その場から動けなくなっちゃってね
あそこまであたしに迎えに来させたのよ」
と、間髪入れずに笑いながら女性が言った。。。
「お、おい、千春!!それを言うなよぉ!!」
神崎がそう言って翔也の対面のソファーに
腰をおろした。。。
「何だよ、じゃ俺負けてねぇじゃねぇかよ!!」
「あぁ!?うっせ~な!!
先にくたばったのはオメーだつってんだろ!!」
「でもテメーも後でくたばったんだろ~がよ!!」
「もう、どっちでもいいでしょおおぉぉ!!」
翔也と神崎がムキになって言い合うのを
見かねた千春と言うらしい女性が二人に
怒鳴った。。。
「全く。。。二人とも性格ソックリね!!」
と千春が言うと
「似てね~よ!!」
二人同時に机を両手でバン!!と叩いて
ソファーから立ち上がると
「あたたた・・・」
と、また二人同時にヘタリ込んだ。。。
「ホラ・・・やっぱソックリじゃな~い!!」
千春は笑いながら二人を指差した。。。
すると二人はしばらく睨み合い不愉快そうに
プイッとお互い顔を背けた。。。
つづく。。。

