それは翔也が中2の頃。。。

当時最凶最悪と言われた暴走族が

一人の男によって潰されたと言う噂を

耳にした事がある。。。

その男の名を確か「カンザキアキラ」と

言ってたような・・・

翔也は腹の痛みを堪えながら言った。。。

「あんたが・・・あの{暴走幽霊}を潰した

 神崎さんかい??」

「ほぉ、知ってたか。。。

 まぁ、昔の話だけどよ・・・

 お前それでもまだやるってのか??」

「なめんじゃねぇ・・・

 それ知ったら尚更上等だっつ~の・・・

 てか、一発喰らったままやられっ放しで

 黙ってられっかての。。。」

「どうやら根性だけはあるみてぇだな。。。

 でも残念ながら俺ぁ忙しくてな。。。

 お前に構ってるヒマはねぇんだよ。。。」

「またあの二人のケツを追っかけんのか??

 悪い趣味してんなぁ。。。」

「仕事だからな。。。

 好きで追っかけてるワケじゃねぇ。。。

 とにかく邪魔だけはすんじゃねぇぞ!!」

そう言って去ろうとする神崎に

「待てつってんだろぉがぁ!!」

と、左手で肩をつかんで振り向かせると

同時に右拳を神崎の顔面へ向けた。。。

神崎はまたもそのパンチをよけ、もう一度

左拳を翔也の肝臓めがけて放った。。。

しかし今度は巧く体を密着させながらよけて

「同じ手を何度も食うかよ!!」

と、神崎の額に頭突きを浴びせた。。。

神崎は辛うじてクリーンヒットを避け

翔也を両手で突き放し

「この野郎・・・人が優しく言ってりゃ

 調子乗りやがって・・・

 わかったよ、相手してやっから

 かかって来い。。。」

「やっとその気になったか・・・

 死にやがれえぇ!!」

翔也は獲物を狙う猛獣の様な形相で

神崎に殴りかかった。。。


つづく。。。