1980年代が詰まっているSF青春コメディをYouTubeで観ました。初見。
監督・脚本はジョン・ヒューズ。予告編はコチラ。
非モテ高校生コンビのゲイリー(アンソニー・マイケル・ホール)とワイアット(イラン・ミッチェル=スミス)は、週末にワイアットの両親が不在になるというんで、2人でワイアットの家で楽しく過ごすことにします。テレビで昔の映画『フランケンシュタイン』が流れているのを見て、ワイアットのITスキルで自分たちの理想の女性を創ろうと言い出すゲイリー。ワイアットが親に買ってもらった最新PCから大企業のメインサーバーに不正アクセスして、理想の女性像に関する大容量のデータを入力して、フィギュアにプラグを繋いだところ、夜空が真っ赤になって雷が落ちます。すると、グチャグチャになった部屋に理想の美女(ケリー・ルブロック)が現れます。"リサ"と名付けられた美女は超能力の持ち主で、彼女が用意したスポーツカーやイケてる服装で3人はバーに出かけます。酔っ払ってワイアットの家に戻ると、帰省していた兄チェット(ビル・パクストン)に家を散らかしたことで怒鳴られます。チェットから隠れていたリサが兄に言い返せと励ましのチューをしても、反撃できないでいるワイアット。
翌日もリサとデートをすることになった2人がショッピングモールでプレゼントを買っていると、同級生のいじめっ子コンビにイタズラされます。その時、颯爽と現れたリサに一目惚れするいじめっ子コンビでしたが、ゲイリーが運転する車に乗っている様子を見て唖然とします。リサが「今夜、ワイアットの家でパーティーをやるから来ない?」と一言残して去っていくと、リサ目当ての同級生が続々と集まってきます。ホームパーティーなんか主催したことないゲイリーとワイアットは戸惑って、トイレに引き籠ります。連れてきたカノジョそっちのけでリサを口説き始めるいじめっ子コンビ。ほったらかしにされたカノジョたちはトイレにいるゲイリーとワイアットに遭遇して、いい雰囲気になります。その後、いじめっ子コンビのために別の理想の女性を創り出すことになったものの、家の中でポルターガイスト現象が起きて大パニックに。さらには、中距離弾道ミサイルやおっかない暴走族集団が出現したりもして、なんやかんやありながらも結局はハッピーエンドになって・・・というのが大まかなあらすじ。
原題は「Weird Science」。"おかしなサイエンス"といった意味。自宅PCで絶世の美女を誕生させたボンクラ男子高校生コンビの週末の騒動を描いたコメディ。胸キュン系の良作が多いジョン・ヒューズ作品の中で最もバカ寄りにシフトしていて、思いついたアイデアをザツに盛り込んだだけのドタバタ劇。「エクソシスト」や「ロッキー」のBGMが急に流れたり、「マッドマックス2」(1981)のヴァーノン・ウェルズや「サランドラ」(1977)のマイケル・ベリーマン、ターミネーター風の男も登場。ワイアットの生意気な兄貴はリサの魔法でジャバ・ザ・ハットっぽい怪物に変身させられます。ムダに破壊シーンが多いのは、製作がジョエル・シルバーだからでしょうか。前作「ウーマン・イン・レッド」(1984)で中年男を悩殺したケリー・ルブロックが、本作では全男子高校生をお色気で悩殺。ゲイリーとワイアットを魔法でダメなオタクから行動力のある若者へと成長させます。役名の"リサ"はAppleが最初に発売したオフィス向けPCの商品名(スティーブ・ジョブスの娘の名前)から採ったとか。あと、ロバート・ダウニー・Jr.がいじめっ子コンビの片割れで出演しています。










