TOEIC問題の「先読み」アドバイスに要注意 | 「英語が話せるようになる本当の勉強法」のブログ

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TOEICのスコアアップについて

思っていることを書きます。

 

巷のアドバイスに注意が必要というお話しです。

 

まず、TOEICの問題の『構成』を確認します。

 

TOEICはご存じの通り、

次の2種類で構成されていますね。

 

 - Listening Test

 - Reading Test

 

このListening Testは、

次の4つのPartに分かれています。

 

 - Part 1:写真描写問題

 - Part 2:質問応答問題

 - Part 3:会話問題

 - Part 4:長文リスニング問題

 

Part 1は、写真を見て答える問題。

Part 2は、用紙に問題、選択肢が表示されていない問題。

 

 

今回は「Part 3」と「Part 4」について述べます。

 

このPartについて、問題用紙に書かれている

問題と選択肢の例を示します。

 

(書店で販売されているTOEIC公式問題集の問題を

 以下、例として取り上げます。

 最近の版は読者の方が模試として使用する可能性が

 高いためにネタバレになってはいけませんので

 ここでは、2012年発行の古い版

 『TOEICテスト新公式問題集VoI.5』を使用します。)

 

71. What is the report mainly about?

  (A) A store opening

  (B) A school preject

  (C) A performing arts center

  (D) A local election

 

さて、

TOEICのスコアアップのアドバイスとして

次を何度か聞いたことがありますが、

このアドバイスには

問題があると考えていまます。

 

問題のアドバイス:

「(×)問題のナレーションが読まれる前に、

  出来るだけ用紙の問題・選択肢を先読みしなさい。」

 

このアドバイスは多くの人から聞いたことがあります。

しかし、問題があります

 

つまり、

先読みはしない方が良い

場合があるということです。

 

これは、受験者の英語レベルに大きく依存します。

つまり、

英語レベルによって、

このアドバイスが有効な人と、

逆効果の人がいる

ということです。

 

Listeningの問題を聞いて、

「なんだか良く分からないけれど、

 こんな話だったのかなあ」

という理解の人、

つまりスコア凡そ500点代以下の人には、

このアドバイスは要注意です。

 

具体的に説明します。

 

まず、

TOEICのListening Testで最も重要なアドバイスは、

聞くことに集中すること”です。

 

当たり前のように思うかもしれませんが、

聞いている間は、

用紙の文字(問題、選択肢)を見ることも危険です。

(聞きながら文字を目で追って正しく両方を

 理解できる英語力があればOKですが。)

 

聞いている最中に文字を見てしまうと、

「この単語の意味は何だっけ?」

などと考えてしまい、

その間のリスニングができなくなってしまいます。

 

そのため、

「あっ、今の部分聞いていなかった!」

となってしまいます。

 

兎に角、

一生懸命、聞くことに集中します。

 

スコアが500点代以下のような人は、

「今の話しは、大体こういう話だった。

 細かいことは分からない箇所があったが。」

という状況でしょう。

 

この「大体こういう話だった。」という状態で

正解を導き出します。

 

そこで、冒頭の問題例をもう一度。

 

71. What is the report mainly about?

  (A) A store opening

  (B) A school preject

  (C) A performing arts center

  (D) A local election

 

この選択肢を先読みしていると

store」「school」「arts center」「election」の言葉が、

既に頭に入ってしまっています。

 

この言葉と、リスニングで聞いた情報が混ざって

しまうことが問題になる可能性があるということです。

 

リスニングが終わって、例えば

「学校(school)の事をリスニングで聞いたのか、

 それとも、用紙の文字で見て知ったのか」

を判断する必要が生じる場合があります。

 

もし先読みしていなければ

頭に入っている情報は

リスニングしたストーリーだけです。

 

その状態で選択肢を見れば、

「今リスニングした話は、『store(お店)』の何かのことを

 言っていた。

 学校も、arts(芸術)も、election(選挙)も、出てきていない。」

ということがはっきりと分ることになります。

 

つまり、先読みしないことによって、

余計な情報が頭に入らないために、

正しく選択肢から正解を導くことが出来るということです。

 

これは、何度も書きますが、

スコアが500点代以下、あるいは400点代以下のような人たちです。

 

900点を超えている人ようなには、

このような問題はありません。

 

先読みをしても、

リスニングした内容が、正しく理解できるからです。

 

TOEICスコアアップのアドバイスをする先生方は、

990満点かそれに近いスコアを取っています。

 

そのために、

「少しでも多く先読みするのが、

 時間を有効に使うことになる」

と考えるわけです。

 

「リスニングしても、

 何を言っているのかよく分からない」

という人の状態は理解しにくいのでしょうね。

 

 

ここで取り上げた選択肢は、

(A)~(D)のどれも2~3単語程度です。

 

問題の中には、選択肢の一つ一つに

5~7単語のように比較的語数が多いものもの

あります。

 

それについては、

リスニングした後に読んで意味を掴むことが

時間的に可能かどうかなど、

自分の英語力に寄って

先読みするか否かの判断が必要に

なることもあります。

 

自分に合った方法でスコアアップの方法を

考えることが重要ということですね。

 

 

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