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「日本人が英語が話せない」

 

このことの原因の一つとして”学校英語”が取り上げられることがあります。

 

そのために学校で会話の時間を増やしたり、小学校から英語の授業を取り入れたりという対策が施されているようですが、

私はこれは解決策ではないのではと考えています。

 

会話の時間を増やしたために”英文法”を教える時間を削っていると聞きますので、問題を悪化させている可能性すらあるように思います。

 

 

英文法の理解が重要であることは、以前の記事に書きました。

 

 

現在1週間に何時間の英語の授業があるかは確認していませんが、

私の時代を思い出すと、3~5時間/週程度の授業時間だったような。

 

その程度の少しの時間で英語が使えるようになることを期待すること自体に、無理がありそうです。

 

その解決策が上記のように会話の時間を増やすことではないように思います。

 

 

「学校英語」の改善について、私が考えていることがあります。

 

 

1.「実」に影響が少ない内容については「減点を極小化」する

 

例えば、三単現の「s」を付け忘れると「×」となります。

 

しかしリアルの英語では、殆ど問題はありません。

 

「英語は細かいことを”暗記”しなければいけない」

「ちょっと間違えたたけでバツにされる」

 

多くの生徒がこのような印象を持っているのではないでしょうか。

そのために、

 

「英語は面白くない」

「英語、嫌い」

 

となるように思います。

 

実際の会話では「s」を抜かしても(殆ど)全く問題が無いのに、自分の答えが100%否定されるという不満が生じます。

 

次のようにするのはどうでしょうか。

 

問題:次の文を英語にしなさい。(配点:5点)

   「彼は放課後、野球をします。」

 

この回答として、次のように三単現の「s」を抜かしてしまったとします。

   [ He play baseball after school. ]

 

それでも「マイナス5点」とせずに、「sを付ける必要がある」ことをコメントした上で、

「得点5点+コメント」

或いは

「得点5点、マイナス1点」程度とすることでどうでしょうか。

 

リアルの英語ではこれで100%通じるわけですから「ほぼ100点」で問題ありません。

 

The BeatlesのJohn Lennonの曲の歌詞にも「s」が無い箇所があります。

 

その曲は、

『 Ticket to Ride(涙の乗車券)』

です。

 

次のように歌っています。

 

♬ She don't care ~ ♬

 

他の学科と違い、英語については減点を甘くすることでよいと思います。

 

実際に私が例えばアメリカ人と英語で会話している中で、

「笹部さん、あなたが今言った英語では、"s"が抜けています。

 あなたの英語は間違えです」

などと指摘されたことは、ただの一回たりともありません。

 

過去の文を現在形で言ってしまうこともあります。

それでも会話は問題なく進みます。

 

実際に問題ないのに、なぜ減点するのでしょうか。

 

「s」を抜かすくらいは、”うっかり”という理解で良いでしょう。

 

「次からはsを付けるように気をつけましょうね。」

こうコメントするだけで十分です。

 

学校の原点は、現実よりも極端に厳し過ぎるように思います。

 

 

2.重要でない英語(熟語など)はテストに出題しない

 

ある英文法の参考書で、"whatを使った重要表現" として、次の熟語が掲載されています。

 

- what is called, what we [you/they] call

  いわゆる

 

- what is 比較級~

  さらに~なことには

 

- What A is [was/used to be]

  今のA [以前のA]

 

- what with ~ and (what with) ・・・

  ~やら・・・やらで

 

- A is to B what C is to D

  Bにとって、Aは、DにとってのCのようなものだ

  AとBの関係はCとDの関係と同じだ

 

この例の良し悪しは別として、

これらの中には、必ずしも重要でないものも含まれています。

 

学校英語では、これらのように教科書や授業で登場した英語は、基本的には全てテストの出題対象となります。

 

つまり、片っ端から暗記することを強いられている訳です。

 

この状況に対しては、次のように考えるのが良いように思います。

 

・重要度の低い英語は紹介する(教える)だけとし、テストに出題しない

 

・例えば上記の例では、5個の熟語があります。

  テストでは、これらの5個について5題を出題し、その内の2題などを選択して回答させる。

 

 

つまり、必要以上に「減点の材料」にしないということです。

 

学校では、”全員が100点”のテストはダメとされるでしょう。

「差をつけることが必要」とされているからです。

 

先生は、全員が100点とならないように難易度を挙げるはずです。

 

しかし、これは意味がありません。

 

 

私は社会人向けに、ストリートアカデミー(通称:ストアカ)で英文法の講座を開設しています。

 

8時間という短時間で英文法のほぼ全てを理解できる理由の一つが、

”不要な内容を省いている”

からです。

 

覚えても使わないものは、

「ご興味があれば、見ておいてください」

と言うに留めます。

 

重要部分とそうでないものを分けて解説している訳です。

 

使う可能性が低いことを勉強するために沢山の時間を使うことは無駄な事です。