「英語の発音は、練習すれば上手くなる」
私はこう考えています。
私自身の経験です。
最初は上手く言えなくても、何度も言っている内に上手くなってきます。
映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』をご覧になった方は少なくないのではと想像します。
この映画の1作目の最初のシーンを思い出して下さい。
マイケル・ジェー・フォックス扮するマーティが、クリストファー・ロイド扮するドクの部屋で、外出中のドクからの電話を受けるシーンがあります。
その電話で、ドクがマーティーにある助言をするのですが、マーティーは、
「ああ、まあ分かったよ」
というように、軽く受け流します。
その時の英語が、確か、
"I'll keep that in mind."
の様に言っていたと思います。
直訳的には、
「心に留めておくよ。」
というような感じでしょうね。
これを
「アイル キープ ザット イン マインドゥ」
とは言っていません。
「アイル キーザリンマイン」
こんな風に聞こえます。
(カタカナで書くと無理があるのは承知で書いております。)
この映画は1985年に公開されています。
この頃は私もまだ英語には慣れていませんでしたが、
この、いわゆる”リエイゾン”を使った言い方が非常に英語っぽく(カッコ良く)感じ、何回か繰り返して練習した覚えがあります。
このように、練習すると、口が慣れて英語の発音が上手くできるようになることを実感しています。
英語を話すことを勉強する場合、ネイティブと同じような調子で、ネイティブ発音ができることはmustではありません。
言いたいことを正しく英語で言えれば良いわけです。
しかし、自分で満足できる発音が出来た方が上達の楽しみがあり、発音がネイティブに近くなる方が望ましいのも確かです。
以前の私の投稿で、大谷翔平さんが50 - 50を達成した時に、アメリカの野球中継のアナウンサーが
"One of a kind, player.
One of a kind, season!"
と叫んでいたことを書きました。
この「one of a kind」。
これも、
「ワン オブ ア カインドゥ」
とは言っていません。
「ワノヴァ カイン!」
発音は、練習すると徐々に上手くできるようになります。
発音を良くしようと考える方は、最初に『各母音の発音』、『発音のキーとなる子音の発音』をしっかり正しくできるように練習することが重要だと思います。
また、アクセントも非常に重要ですね。
『各母音の発音』の例
parkなどのar、firstなどのer/ir/ur、catなどのa、など
『発音のキーとなる子音の発音』
rightとlightの違い、単語の最後に「L」が付く場合の発音、
f、v、th などの、日本語に無い子音の発音、その他