"Manhattanite" という言葉があります。
「マンハッタン区生まれの人」、
「マンハッタン住民」
といった意味です。
この「-ite」について、2016年のNHKラジオ講座『実践ビジネス英語』で次のように解説されています。
「固有名詞に "-ite" を使うと、そこの生まれの人、そこの住人という意味になります。」
と説明しています。
これに関連して、
ニューヨークの1地区である
Brooklynに住む人は
"Brooklynite" というということが紹介されています。
また、東京は、
"Tokyoite"
「都市の」という意味の単語、"urban" があります。
この言葉にも「-ite」を付けて、
"urbanite" という単語があります。
「都会生活人」、「都会人」といった意味です。
この「-ite」は、辞書にも掲載されています。
-ite [接尾辞]
1.人名などに付けて「~の信奉者」の意味の名詞を作る
(→ときに軽蔑して用いられる)
Darwinite
ダーウィン学徒
2.(地名に付けて)「~(生まれ・在住)の人」の意味の名詞を作る
3.化石、爆薬、塩類、製品などの名に付ける
dynamite
ダイナマイト
ebonite
エボナイト
ここまで調べても疑問が残るのが、
この「-ite」をつけて良い地名とそうでないものの区別はどのように判断できるか、
ということです。
例えば、「Detroitite」、「San Franciscoite」、「Osakaite」などが、
ありか、そうでないかということです。
今度英語ネイティブの人と会話する機会があれば、聞いてみます。