"more" を付けるかそうでないかで、意味が正反対になる英語表現があります。
"I could't [can't] agree (with you) ."
"I could't [can't] agree (with you) more."
以前録音していたNHKのラジオ講座『実践ビジネス英語』を私が朝の洗顔などの時間に繰り返し聞いていることを、このブログで何度も紹介しています。
この英語表現も、この講座で解説されたものです。
それぞれの意味は次の通りです。
"I could't [can't] agree (with you). "
「(貴方には)賛成できません。」
"I could't [can't] agree (with you) more."
「全く同感です。」
つまり、moreが付くと、
「それ以上同感することは出来ない(最大限の同感だ)」
「もうこれ以上賛成することはない(最大限の賛成だ)」
ということです。
この講座では、
この "I could't [can't] agree (with you) more." と同じ意味の表現も次のように紹介されています。
I'm of exactly the same opinion.
I agree completely.
You said it.
この "You said it." をインターネットで調べてみると、少し違う意味も紹介されています。
"You [You've] said it."
(1)まったくその通りだ、そうだとも
(2)(主に米国で)ようし、分かった