昨日の私の記事で、アメリカで運転中に ”英語の道路標識” の意味を咄嗟に理解できずに失敗したことを書きました。
海外に行った時には、『標識』を正しく理解すること必要です。
25年以上前になりますが、ドイツで1週間ほどレンタカーで観光地を回ったことがあります。
フランクフルトから入り、マインツ、ハイデルベルグ、ニュルンベルグ、ビュルツブルグ、フッセン、ミュンヘンなどを回りました。
想い出に残る素晴らしい旅でした。
さて、ヨーロッパは ”路上駐車” が非常に多い所です。
私が駐車スペースを探していると、空いた所がありましたので駐車することにしました。
しかしそこには看板があり、ドイツ語で何か書かれています。
ドイツ語は大学の第二外国語で習ったことがありますが、その程度です。
看板の説明の意味は直ぐには分かりませんでしたが、『独和辞典』を持参していましたので単語を幾つか調べてみることにしました。
すると、一つの単語の意味が「消防・・・」のように書かれており、何か緊急時の駐車スペースだと理解することができました。
そして、駐車することを止めることにしました。
このように、海外では標識に注意し、理解できない時にはきちんと調べることが必要だと考えています。
さて、本題です。
映画『バックトゥザフューチャー Part II』にある標識が登場していました。
それは、
[NO TRESPASSING!]
です。
マイケル・J・フォックス演じる主役のマーティーが、タイムマシンで1955年という過去に戻って、悪ガキのビフの家を訪れます。
道からビフの家の様子を伺います。
ビフの家を囲うフェンスに板が張られており、そこに書かれています。
NO TRESPASSING!
VIOLATORS WILL
BE PROSECUTED
THIS MEANS YOU!!
"No Trespassing" の意味は、
「立ち入り禁止」です。
"BE PROSECUTED" は「起訴される」の意味です。
ここでは、「通報しますよ」、「罰を受けることになりますよ」というような意味でしょうかね。
"trespass" を、辞書で確認しておきます。
trespass [自動詞]
1.(他人の土地に)不法侵入する、押し入る
(~を)侵害する
He trespassed on my property.
彼は私の土地に不法侵入した。
No Trespassing.
立ち入り禁止《掲示》
2.(trespass on A)
A(他人の時間、好意など)を侵す、侵害する
Aに侵入する、つけ込む
trespass [名詞]
不法侵入、侵害
不法侵入行為、罪
trespasser [名詞]
不法侵入者
この看板の横に、もう一つの板があります。
こちらには、
KEEP OFF
THE GRASS!
と書かれています。
こちらの意味は、「芝生に入るな!」ですね。