使い方に注意が必要な「お断り」の英語表現、”give ~ a miss" | 「英語が話せるようになる本当の勉強法」のブログ

「英語が話せるようになる本当の勉強法」のブログ

どんどん英語力がアップする勉強法を紹介するブログ

"give ~ a miss"

という英語表現があります。

 

辞書で確認すると、次の意味、例文が掲載されています。

 

give ~ a miss

 (~を)避ける

 (~に)行かない

 (人に)会わない

 I'll give the meeting a miss tomorrow.

  明日は会にはでないことにする。

 

 わざと~(人・物)を避ける

 give the party a miss

  パーティに出席しない(パスする)

 

このように、「(会に)行かない」、「(人に)合わない」といった意味です。

「パーティに出席しない」という例が辞書に掲載されていました。

 

ただ、この表現は、使い方に注意が必要です。

このことが、NHKのラジオ講座『実践ビジネス英語』で解説されています。

この講座が2021年に終了したことは以前の私のブログ記事でも説明しました。

 

誕生会などの『ご招待』を受けた時には、この表現は絶対に使ってはいけないということです。

 

これは講座の”パートナー”で、アメリカ人のヘザー・ハワードさんが英語で次のように言っています。

Never use it to turn down invitation.

 

続けて、次の例が紹介されています。

 

"Would you like to come to my birthday party?"

と誕生会に呼ばれた場合に、

 

(×)"No, give a miss!"

などと答えてしまうと大変失礼になってしまう、ということです。

 

ヘザーさんは、このように回答されてしまうと、

"That would be shocking."

と仰っています。

 

絶対にこのようなケースで使わないようにしましょう。

 

 

ではどのような場合に使うかというと、次のような例が紹介されています。

 

"Ah, you know I don't really like horror movies. So I'm gonna give that one a miss!"

「あ~、私はホラー映画はあまり好きではないので、(観るのは)止めておきます。」