「外国語を話せるようになりたい」
と思ったら、机上の勉強も勿論重要であり、
それに加えて、
実際に外国人の方達と会話をすることが必要です。
そのためには、初対面の外国人と会った時にいろいろとな質問が出来るように準備することが有効です。
この質問の準備については、2日前(2月21日(水))の記事で例を紹介しました。
この記事の中で、
「必要な準備としてお勧めの方法が2つあります」
とご説明しました。
その内の一つが、
『沢山の質問を用意する』
として質問の例を列挙しました。
今回は、この『2つ』の内のもう一方です。
これは、
「英語が話せるようになりたい」と思う人が、絶対にやっておくべきことです。
それは、
『英語で自己紹介ができるようにしておくこと』
です。
「英語を勉強しているけれど、話せるようにならない」
という人がいれば、私は聞いてみたい質問があります。
「英語で自己紹介ができるように準備していますか?」
答えが「No.」という人は、勉強の順番が違います。
それでは、話せなくて仕方がないとも言いたくなるくらいです。
人と人が会って最初に必ずする会話は、自己紹介です。
初対面でなくても、自分のことを説明する場面は頻繁に登場します。
自己紹介の準備をしないで「英語が話せるようになりたい」と思うのは、あまりにもナンセンスです。
私は、海外旅行や国内のバーや街で外国人に話し掛けて雑談することが頻繁にあるということを、これまでも何度も説明しました。
1,000人以上の外国人に話し掛けたとも。
話し掛けて一緒にお酒を飲みながら雑談するような場合に、自己紹介をしないことはほぼ全くありません。
仕事でも、自己紹介はいろいろなシチュエーションで必要になります。
海外の企業と初めての打合せをする場合や、相手企業から新しいメンバを紹介された時などです。
その様な場合には、自分から「自己紹介をさせて下さい」と申し出ます。
自分のバックグラウンド、つまりこれまでどのようなプロジェクトに参画したかや、現在の自分の役割・責任は何かなどを説明します。
会食になれば、大学で何を勉強したか、部活動は何だったか、趣味は何かなど、自己紹介をする場面が必ずあります。
自己紹介をしっかりできるようにしておくと、そのことに対して質問されても回答し易いという利点もあります。
予め自己紹介の準備をする段階で、いろいろなことが思い浮かぶはずです。
色々な内容を英語で言えるように作文してためしてあるわけです。
自己紹介と関係のない事柄についての質問への答え易さと比較すると、かなり違うはずです。
「英語が話せるようになりたい」と考える人がまずやるべきことは、
『英語で自己紹介ができるように準備すること』
です。
自己紹介ができるようにするためには、英作文力、単語力、発音力などの基礎力が必要です。
この基礎力を付ける方法をお知りになりたい方は、次の書籍を参考にして下さい。