NHKのラジオ講座を私の英語の勉強で活用していることは、何度かこのブログで紹介しています。
私が活用している講座は『実践ビジネス英語』です。
講師は、杉田敏先生です。
この講座は、非常に残念ながら2021年3月で終了してしまいました。
私は2004年頃から、7~8年ほどテキストを購入して受講していました。
途中抜けた年もあります。
私は、この講座のビニエット("Today's Vignette)や語句の解説など「復習したい」と思う箇所を録音してあり、それを今でも何度も聞き直しています。
ビニエットとは、いわゆるショートストーリーです。
録音したものを通勤中などに何度も聞き直し、リスニング力強化ににも効果があったと思っています。
さて、今日の本題 "nest egg" は、2016年9月の講座に登場した表現です。
この講座の中では、"nest egg" の意味を次のように説明しています。
nest egg
(将来のための)蓄え、貯金
まさかの時(具体的な目的)のための貯金
貯蓄などの種銭
また、使い方も紹介されています。
a nest egg to put by
いざという時に備えておくお金
この "put by" は、「(後の用意に)~を取っておく、蓄える」という意味。
nest eggの別の意味として、
「擬卵、巣守り卵」(雌鳥に同じ巣に卵を産ませるように仕向けるために巣に置いておく本物又は人口の抱き卵)
の意味があることも紹介されています。
辞書にもnest eggが掲載されていました。
『スーパーアンカー英和辞典(Gakken)』
nest egg [名詞]
(将来のための)準備金、貯金
a retirement nest egg
退職後に備えた蓄え
『NEW COLLEGE 新英和中辞典(研究社)』
nest egg [名詞]
1.(不時に備える)用意金、備蓄
2.抱き卵
"nest egg" という表現は実際の会話でも「使えそう」と思いますので、今回ご紹介することにしました。