①映画『バックトゥザフューチャー 2』で気になった英語表現 | 「英語が話せるようになる本当の勉強法」のブログ

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私は自宅で好きな映画を何度も観ることがあります。

 

この週末に映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー 2』を観ました。

 

ストーリは良く知っていますので、最初から英語で観ました。

 

セリフの中で登場した英語表現について幾つか書いてみます。

 

英語表現が登場する状況を簡単に説明する必要がありますので、ストーリに触れることがあります。

この映画は1989年に公開されておりもう古い映画ですので、ネタバレについては問題ないと思います。

状況の説明は最低限にします。

 

①"bar"

 

映画の最初から3分の1位の場面。

主役のマーティと科学者のドクが未来から1985年に戻ってきます。

 

マーティの彼女のジェニファーが気絶していますが、少しの間家の外のベンチに寝かせておくことにしました。

 

家の窓に、以前は無かった「鉄格子」が付いていることに気が付いたマーティが言います。

 

"I don't remember bars being on these windows."  

 

barというと「棒」というイメージですので、「格子」を指して "bar” というセリフが少し違和感がありました。

 

逆に「格子」というと "grid" などが思い付きますが、barで良いのですね。

 

和英辞典で「格子」を調べました。

"a lattice"、"a gratting" とありました。

 

a latticeは、「ラティスフェンス」のラティスですね。

 

 

② "slacker"

 

この単語は、高校教師のストリックランド先生(Strickland)先生が生徒のマーティのことを指して言います。

「怠け者」といった意味です。

 

このバックトゥザフューチャーシリーズの1作目でもこの先生はマーティをslackerと呼んでいます。

 

このような人を悪く言う形容詞は使うことは殆どなさそうですが、意味を知っておいて損は無さそうです。

 

ついでに、もう一つ人を悪くいう同じような意味の形容詞がこの映画に登場します。

それが次の③です。

 

 

③ "idiot"

 

これは辞書では「バカ」などと説明されています。

 

このシリーズの第1作でもこの表現が登場します。

それは、マーティが過去(1955年)の戻り、母親のローレインの自宅の居間で、ローレインの父親から言われます。

「変わった奴だ。」

というような意味で使われています。

 

 

④ "Recognize this."

 

このセリフは、マーティをドクが「過去が変わってしまった原因」について倉庫内で考えているシーンに登場します。

 

車の中にあった証拠品をドクが取り出してマーティに見せます。

その証拠品は、マーティが捨てた「買い物袋」です。

 

この袋をマーティに見せる時にドクが言います。

 

"Recognize this."

 

直訳すると、「これを認めなさい(認めて下さい)。」です。

 

吹き替えでは次のようになっています。

「(これ)見覚えがあるだろう!?」

 

recognize の意味は「認める」ですから、確かに「見覚えがある」という意味で使われておかしくないことは分かりますが、recognize のここでの使い方は、学校英語や机上の勉強だけでは思いつかないように思います。

 

 

このように ”リアルの英語表現” を知るために、映画やドラマが非常に良い勉強材料になると感じています。

 

他にもご紹介したい英語表現がありましたが、それは次の機会に。