英和辞典を眺めていて、「確かに、そうだな。」と納得した情報がありましたので紹介させて下さい。
その英和辞典は、私の記事で何度も紹介している辞書です。
『スーパーアンカー英和辞典』
発行元は学研です。
この辞書には小さなコラム欄があり、豆知識を紹介しています。
見出し語 "empty" のところに、次のコラムが掲載されています。
『直訳の落し穴
「この席はあいていますか」』
この辞書に書かれてる内容をそのまま紹介します。
「空いている」=emptyあるいはvacantであるが、
「この席はあいていますか」を
(×)Is this seat empty (vacant)?
などとすることはできない。
人がいるかいないかは見ればわかるので、わざわざこんな聞き方はしない。
「誰かがとっているか」の意味で、
Is this seat taken?
と聞く。
このように、"Is this seat taken?" という表現を知っていても、emptyやvacantでも良いように思ってしまいそうですので、しっかり理解しておこうと思います。