名詞を動詞で使う ”ワンランク上” の英語スピーキング | 「英語が話せるようになる本当の勉強法」のブログ

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通常『名詞』として使われる英単語を、『動詞』として使うことがあります。

 

私が最初にこのことを意識したのは、私が英語の勉強に興味を持ち始めた20歳代の頃です。

 

当時はまだビデオカメラが世の中に登場しておらず、私は ”8mmカメラ” で様々なものを動画撮影をしていました。

 

ある日アメリカ人の友人を撮影していると、その友人は照れて私に言いました。

 

"Don't film any more!"

 

「もう、撮らないで。」という意味ですが、"film" という単語を、「フィルム」という名詞ではなく「(フィルムで)撮影する」という動詞として使っています。

 

一般的に名詞で使われている英単語を動詞として使うのが、少し ”お洒落” に感じたことを今でも記憶しています。

 

 

仕事で英語を使う時も、「同報する」という意味の"CC"を動詞として使うことがあります。

 

"Could you CC the document to me, please?"

 「その書類を私にも送って(同報して)もらえますか?」

 

過去形や過去分詞形として使う場合は、"cced"のように、他の一般動詞と同様に"ed"を付けますね。

 

現在はfaxは殆ど使われなくなりましたが、以前はこれも"faxed"の様に使われていました。

 

 

今回このテーマで投稿する切っ掛けとなったのは、同じように通常は名詞として使っている英単語が動詞として使われている英文を聞いたからです。

 

その単語は、"bike" です。

 

余談ですが、この単語にも思い出があります。

 

二十歳を過ぎた頃にアメリカに行き、"bike"、つまり「バイク」が日本でいう「オートバイ」ではなく「自転車」を意味すると聞いて「へぇー」を思ったことを覚えています。

 

"bike"は"bicycle"のことで、「バイク」は"motorbike"ですね。

 

 

さて、この"bike"が動詞として使われています。

 

"He bikes to work."

 「自転車で通勤する」

 

動詞としての"bike" は、英和辞典にも載っています。

 

"I usually bike to school."

 「通学は普段自転車だ。」

 

 

かなり前に投稿した記事の中でも、同様の単語の例を紹介しました。

 

それは、映画『天使にラブソングを2(Sister Act 2)』に登場する表現でした。

 

ウーピー・ゴールドバーグ扮する主役の歌手が、舞台で歌う高校生達に言うセリフです。

 

さあ、元気よく(元気を出して歌って)!」という意味で言います。

 

"Let's party!」

 

この"party"も動詞として使われています。

 

私の持つ辞書にも次の文が掲載されています。

 

"Exams are over. Let's party!"

 「試験が終わった。盛り上がろう。」

 

 

通常名詞としている単語を動詞として使えると、英文がスリムになってちょっと ”洒落た”、”ワンランク上” の表現になるような気がしますが如何でしょうか。

 

 

映画『天使にラブソングを(Sister Act )』は、1作目、2作目共に私は大好きで英語の勉強にも非常に効果的だと思いますので、広告を掲載しておきます。