英語の『リスニング』には2種類ある | 「英語が話せるようになる本当の勉強法」のブログ

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私が企業研修で講師を務める『英語の勉強』の講演会で必ずといっていいほど頂く質問が、『リスニング』に関するものです。

 

「英語が聞き取れない」

「英語のリスニングのコツがあれば知りたい」

 

英語のリスニングのお悩みは良く理解できます。

 

私自身も、映画の英語や、テレビでのアメリカ人のインタビューなどで聞き取れないことはあります。

 

リスニング力を上げるためには沢山聞けばよいかというと、それほど単純な事ではないと考えています。

 

つまり、教材やその他のリソースでちょっとやそっとリスニングをしたからと言って聞き取れるようになるものではありません。

 

つまり聞くだけではなく、話して、会話して、加えて机上の勉強も行って語彙力を高めるようなことが必要です。

 

 

それでも、リスニングを課題とする英語の学習者は、もう少し具体的な対策を知りたいと考えています。

 

 

 

一言で『リスニング』と言いますが、効率的に学習するために次の様に考える必要があると考えます。

 

つまり、

”英語の『リスニング』には2種類ある”

です。

 

「英語のリスニングを上達させたい」

と考える時に、目的を次の2つに分類することができます。

 

①TOEICなどのリスニングテストのスコアをアップさせたい

 

②ネイティブの会話を理解したい

 

私が何故リスニングをこの2つに分類したかと言うと、この2つの英語が異なるからです。

 

どういうことかというと、①の「テストの英語」は、基本的に全ての単語がはっきりときちんと発音されます。

 

それに対して、②の「ネイティブ達の一般の発言」は、モゴモゴ言ったり、ネイティブ同士が分かる程度に部分的に小声になる、もしくは省略されることがあります。

 

 

この①と②の違いを理解していないと、英語の初級から中級の学習者には効果的な対策を誤ってしまうことになりかねないと考えられます。

 

 

①のテストに関して、 "TOEIC" を例に取ります。

 

TOEICのリスニングテストは、特に『難問』が出題されるわけではなく、いわゆる”普通の会話”です。

 

 

英語で普通の会話ができるレベルであれば、例えば約8割(400点)以上は取れるような問題です。

ここでいう普通の会話とは、仕事で使うレベルや、自分が興味がある話題を会話するレベルです。

 

単語を理解できて、英語の語順で普通の英語を聞き取ることが出来れば難しい問題ではありません。

 

 

それに対して、②は①に比べて何度が上がります。

 

聞いていても、発音されなかったり、部分的に声が小さくて聞こえないことがあります。

また、同じアメリカでも、地域によって発音が異なることが普通にあります。

 

この英語を聞き取るためには、英語圏の国に住んだり、長期間ネイティブと共に過ごすような経験が必要となります。

或いは、”猛勉強” できる方は日本でもかなりのレベルに到達できるかもしれません。

 

私も含めてそのような経験が無い人は、分からないことがあっても仕方がないことであり、聞き取れなければ聞き直すことで対応することで問題なしと割り切ることも必要かもしれません。

 

企業研修で私に質問して下さる方の殆どは、①のTOEICなどのテストでのリスニング力を課題としていると考えられます。

 

その方々は、リスニングには①と②違いがあることを理解した上で、効果的な対策を取られることをお薦めします。

 

①を課題としている方に私がアドバイスさせて頂いていることは、リスニング力をアップさせるためには聞くだけでなく、話す練習を併せてすることも重要ということです。

 

何故ならば、話すことは英語の語順で英作文することであって、それに慣れるとその語順で聞き取ることが出来るようになるからです。

また、話そうとすることでそのための単語力が付くこともリスニング力の向上に効果があります。