TOEIC『文法問題』の攻略法(その1) | 「英語が話せるようになる本当の勉強法」のブログ

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TOEICのスコアアップの方法は様々あります。

 

今回は、『文法問題』の攻略法についてご紹介します。

”Part5” と呼ばれている文法問題です。

 

TOEICはリスニング200問、リーディング200問で合計400問です。

 

リーディング200問の中で、Part5の文法問題が30問あります。

リーディング問題後半の長文問題は英語の総合力とスピードが要求されますので、一朝一夕に点数を上げることは困難です。

 

それに対してPart5は文法の理解さえあれば解ける問題が殆どですので、最初に攻略法を身に付けることに価値があります。

 

勿論、前提として最低限の単語の理解(ボキャブラリ)は必要です。

 

”最低限の単語”とは、”高校の教科書に掲載されている単語”です。

全てが難しい場合でも、7~8割は意味が分かるように速やかに復習されることをお薦めします。

 

 

さて、今回解説するのは、”文法問題(Part5)の問題パターン”です。

 

本番の試験問題は試験場で回収されますので正確な解析は出来ません。

そこで、ここでは、公式問題集『公式TOEIC Listening & Reading 問題集』の#4と#5の2冊を分析してみます。

 

この問題集にはそれぞれ、「TEST1」と「TEST2」の2セットの模擬問題が掲載されています。

従って、この2冊で4パターンの模擬問題があるわけです。

 

 

Part5の特徴として挙げられるのが、次です。

 

”語形変化の選択問題が、約3分の1もある”

 

 

例を示します。

 

#4のPart5の最初の問題が次です。

 

101. Visit our travel section for ______

        information about local hotel discounts.

       (A) helps

       (B) helpfully

       (C) helpful

       (D) helped

 

つまり、「help」という単語の”語形”を選ばせる問題です。

 

このように、一つの単語の”語形変化”の問題が30問中の10問もあります。

つまり、凡そ「3分の1」あるのです。

 

問題集#4と#5の4パターンの模擬試験での”語形変化”を問う問題の数は次の通りです。

(例えば、「(A)they, (B)theirs, (C)their, (D)those」をこれにカウントするか否かのような議論もありますので、次の数字に誤差があることをご理解下さい。)

 

問題集#4

 TEST1の語形変化問題(30問中):10問(33%)

 TEST2の語形変化問題(30問中):11問(37%)

問題集#5

 TEST1の語形変化問題(30問中):10問(33%)

 TEST2の語形変化問題(30問中):12問(40%)

 

この”語形変化”の問題が解ければ、Part5の3分の1の点が取れるわけです

 

 

では、このパターンの問題の解き方について解説します。

 

英文法の基本の理解は最低限必要ですので、まずは200~300ページ程度の英文法の参考書を通読して復習して下さい

 

休日の3日位から、長くても1週間程度で一気に読み切って下さい。

時間を掛けすぎると前に復習したことを忘れてしまい、関連性を意識せずに勉強を進めることになりますので効率が良くありません。

 

 

さて、この”語形変化”問題の解き方のポイントです。

 

先ほど紹介した問題を使って解説します。

 

 

101. Visit our travel section for ______

        information about local hotel discounts.

       (A) helps

       (B) helpfully

       (C) helpful

       (D) helped

 

 

(問題文を)語句の”かたまり”に分解する。

 

英文は、語句の”かたまり”で構成されています。

この問題文を分解して、”かたまり”が次であることを見つけます。

 

 Visit  :訪問しなさい

 our travel section :我々の旅行課(を)

 for ______ information :~情報のための

 about local hotel discounts. :ローカルホテルの割引について

 

 

② "品詞”を考える

 

この問題を解くためには、「for ______ information」の品詞の成り立ちを見つける必要があります。

 

(1)「for」は前置詞で、「~のための(に)」という意味。

(2)「information」は名詞で、「情報」という意味。

(3)「______(空欄)」はinformation」を修飾する言葉で、形容詞

 

 

③選択肢から”形容詞”を見つける

 

 (A) helps:helpは動詞か名詞

    「s」は動詞の場合三単現のs、名詞の場合複数形のs。

    どちらも形容詞に成りえないから「×」

 (B) helpfully:「ly」が付いているため、副詞

 (C) helpful:「役に立つ」という意味の形容詞

    従って、これが「正解」

 (D) helped:helpの過去分詞形で「助けられた」の様に形容詞的に使うことも可能。

    しかし、「helped information」は「助けられた情報」となり、

    意味がおかしい。従って「×」

 

 

【補足アドバイス】

 正解に関係ない語句は”一瞬見るだけ”

 

TOEICテストは、問題量に対して時間が短いのが特徴です。

 

英語の斜め読みができる英語力が無い限り時間が足りなくなってしまいます。

如何に時間を掛けずに問題を解くかが重要なカギです。

そのために、Part5は出来るだけ時間を掛けずに問題が解けるかがポイントです。

 

 

Part5の問題の多くは、問題文を全て読まずに正解が導き出すことが出来るようになっています。

 

つまり、上記の例では「Visit」を見たら、「our travel section」をチラ見するだけで、

「何処かのセクション(部門)」にvisitしろと言っているな」

ということさえ分かれば十分です。

(少し極論しています。「travel」の意味が分かれば正解のイメージに近づけることができる場合もあります。

 ただ、「travel」の意味が最悪分からなくても問題ないということです。)

 

また、「about local hotel discounts.」の部分も、「about ~」だけを見て、

「”何かについて”という意味だな」

さえわかればよく、「何についてか」、つまり「local hotel discounts」はチラ見だけで(理解しなくても)良いということです。

 

 

以上の様なポイントをおさえることで、Part5の文ポイ問題の3分の1を正解できるということを解説しました。

 

 

TOEICのスコアを700点800点と引き上げるためには、英語の総合力を付けることが絶対に必要です。

 

そのために、次の本で英語力を本当に付けるための方法を解説していますので参考にしてみて下さい。