英語の『本当の勉強法』と、私の著書 | 「英語が話せるようになる本当の勉強法」のブログ

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今回は、私の著書について少し書かせて下さい。

 

私が出版した書籍です。

 

 

 

 

英語関連の書籍の著者は学校、予備校の英語の先生が多いと思いますが、私は違います。

 

普通の会社員です。

 

20歳代後半の頃、欧米のパートナー企業と契約交渉することが必要となり、仕事で使うことを意識した英語の勉強を始めました。

 

 

時間をかける余裕がありませんでしたので、必要なことに絞って『準備』を行いました。

 

『英語での契約交渉』というと難しいように感じることがあるかもしれませんが、”特定の契約”の交渉に特化すれば、結構無理なく『準備』ができることを実感することができました。

 

つまり、契約交渉では次が明確です。

 

・自社の主張

・相手の合意を得たい交渉事項

 

これらに対して、次もある程度想定が可能です。

 

・相手の主張

・自社の主張に対する相手の反論

 

これに対して次を『準備』することもできます。

 

・相手の反論に対する対応策、代替え案

・落し所をどこにするか。

 

これらを英語で言えるようにする事で交渉に対応することができました。

 

 

勿論一人で英語で交渉するためには最低限必要な英語の基本的な知識、能力は必要です。

 

・英文法

 英文法の小型の参考書を3日で全て読み、基本を理解しました。

 

・発音

 中学時代にNHKのラジオ講座『基礎英語』でネイティブの発音を真似することで、以来、凡そ通じる発音ができる自信がありました。

 

・単語

 大学受験の際に英語の勉強をしましたので、少なくとも高校までで習った単語は理解していました。

 また、大学受験用に勉強した単語力も維持していました。

 

・英会話

 大学生の頃から独り言で英作文する練習を続けていましたので、言いたいことは何とか英文にして通じさせることはできていました。

 

このような準備で、契約は全て成功しました。

 

勿論最初は言いたいことをスラっと言えないことはありましたが、結果的に問題なく対応することができました。

 

 

このようなことを続けて、今でも海外の企業との協業の業務を行っています。

 

 

 

さて、私が言いたい「本当の英語の勉強法」とは、私が ”実際に” やってみて『本当に』うまくいった勉強法です。

 

 

世の中には、一見正しそうでもあまり効果が無いアドバイス、間違ったアドバイスが沢山あります。

 

2つ紹介します。

 

[×]「英語は、時間を決めて毎日勉強しなさい」

 

私は英語を勉強しない日もありますが、”後退”を感じることはありません。

気分が乗らなければ休んで全く問題ありません。

 

このアドバイスが良くないのは、発想が「学校の勉強」のようなところです。

 

多くの日本人が英語に苦手意識を持っています。

 

「嫌でも勉強しなさい」

というこのアドバイスは、子供にやる気をなくさせる親の言い方にとても似ています。

 

コロナ禍で私は2年間英語を全く話さなかったことがあります。

2年のブランクの後にネイティブと会話しましたが、英会話力が衰えたという感覚は全くありませんでした。

 

無理やり継続することには、意味がありません。

むしろ ”逆効果” です。

 

「やりたい」という気持ちが無い限り、やっても成功は難しいというのが私の考えです。

 

 

[×]「参考書は1冊に絞り、繰り返し勉強しなさい」

 

これは間違った勉強法です。

英語に限らずです。

 

例えば、ある参考書で「仮定法」の説明を読むとしましょう。

 

「分からない」という時に、別の参考書を読むとよく分かるということがあります。

 

参考書は同類のものを2冊以上持つことをお勧めしています。

辞書も同じです。

 

 

このように役に立たないアドバイスが散見されますので、

私がやってみて成果が出た『正しい勉強法』を多くの方に伝えたいとの思いで本を執筆したわけです。

 

本のタイトルもこの言葉を使いました。

 

効果を実感できる!

  英語が話せるようになる本当の勉強法』

 

 

多くの英語の先生方は英文科の卒業であったり、留学経験があります。

私も含めて日本の英語学習者にはそのような経験がありません。

 

時に、先生方のアドバイスが高度過ぎて我々に効果が無いということがあると感じています。

 

英語の先生方にも読んで頂けますと、参考になることがきっとあると思います。