北陸スリリング一人旅(1) | 精神療法士ミミネコのブログ:Let there be light     

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地球が光溢れる場所になることを願って。

先日、二泊三日で、石川県と福井県に行ってきました。

 

用事があったのは福井県だったのですが、どうせなら、温泉入りたい、ここも行ってみたい、あそこも行ってみたい、と欲張った挙句、金沢まで新幹線で行って、金沢でレンタカーを借り、あちこち行きまくるプランを立てたミミネコ。

 

北陸ってほぼ行ったことがない。むか~し、20歳前後のとき、友達と福井の東尋坊にいった記憶が、夢かまことか、うっすらあるだけ。何しろ自殺の名所なもんで、夕方、崖っぷちに一人で座っているおじさんが心配になって、「早まるな」と声をかけようかどうか迷い、友達と協議していた記憶がある。その時は結局、声をかけずじまいで、今、思い返しても、あれは、ただ、夕暮れを楽しんでいる地元の人だったと思います。声かけたら、恥をかくところだった。

 

話を戻すと、金沢でちょっとうろうろしてみたのですが、金沢って一大観光地だったんですね。日曜日だったので、すごく人が多かった。で、ものすごい美人を2人くらい見かけたので、金沢って、秋田とか、岩手の久慈みたいに、美人で有名なところなのか、と思いました。(後で調べたらそうみたい。)同じ人間とは思えん、アンドロイドのようにスタイルもいい美人でした。自分があんな美人に生まれついていたら、どんな人生だったろう、と、さっそく想像してみるものの、たぶん、中身が三枚目なので、そう変わらん人生だった気が。見た目がどんなに麗しくても、中身が三枚目の庶民だったら、そっちの方のオーラが出てしまい、美人の印象が薄れるに違いない。なので、自分は中身と釣り合いのとれた、十人並みの容姿のままで、よかった、という結論に達しました。

 

余計な想像にふけっていて、なかなか話が進まない。まだ金沢についたところでした。

 

北陸でもう一つ印象深かったのが、金沢と福井で、地元の人に道を聞いたり、何かを依頼したりしたとき、ガン無視されたこと。金沢では、とあるパッケージを切るのに、手で切れず、急遽どうしてもハサミが必要になったので、どうしよう、ハサミを買おうか、でも時間がないと思い、近くのこじゃれたお土産屋さんに入り、一つ何か買って、レジで「ハサミを貸してもらえませんか」と若いお姉さんにお願いしました。が、お姉さん、無言。もう一人いたレジのお姉さんが、無言でハサミを差し出してきた。あれ、変な人と思われたかな、と思いつつ(まあ、変な人ですけど)、「どうぞ」とか「はい」とかなんとか、言わないんだな、とびっくりしました。

 

後は、福井の住宅街で道に迷ったとき、自宅の前をほうきで掃いているおじいさんがいたので、車を降りて、「すみません、〇〇って、どこにありますか」(そこから数十メートルのところにあった建物だった)と聞くも、無視された。耳が遠いのかなと思い、さらに大きい声で、2~3回、一生懸命呼びかけるも、まったくの無視。なので、聞くのあきらめました。まったく耳が聞こえない方だった可能性はありますが、それでも目は見えていたのでしょうから、この至近距離で話しかけているのに、あそこまで無視するのは、かえって根性が座っていてすごい、と、感銘を受けました。

 

そういえば、昔、京都で道を聞いた時も、若い女の子にガン無視されたことがあった。


もしかして、ミミネコが見るからに怪しい、危ない人だと思われたのかも!ただ者ならぬ妖気が発せられていたのかも!?

 

とも思うが、まあ、北陸の人や京都の人がみんなそうではないでしょう。親切な人もたくさんいるのでしょうけど。

 

ミミネコの生まれ育った大阪は、道を聞くと、知らんのに教えてくれようとし、聞かれた相手がさらにその辺を歩いている人をつかまえて、兄ちゃん、この人ここを探してるねんて、知ってる?と聞き、気づいたら芋づる式に知らん人が集まって、ああでもない、こうでもないと道を教えてくれようとするという図になるそうです。(テレビでやっていた。実際、そこまでは見たことないけど。)

 

さらにミミネコが昔住んでいたメキシコでは、道を聞くと、仕事をほっぽりだして15分くらい一緒についてきて、道案内してくれました。ひどいとき(?)は、職場に「今日、休む」と電話を入れて、一緒にバスに乗って目的地までついてきた人もいた。

 

またまた、話がそれた。なかなか金沢から先に旅がすすまん。


だけど、金沢は風情があって、落ち着いた、いいい町でした。ちょっと京都っぽい感じがしたのは、歴史ある洗練された町っていうところが似ていたからでしょうか。(長くなったので続く)