モヤモヤの人間関係をパワーに。エイブラハム”感情のスケール”で自分を救う | 日常を極上に。/東郷 彩乃

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◾️ モヤモヤの人間関係をパワーに。エイブラハム”感情のスケール”で自分を救う

 

 

東郷 彩乃です。

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先日のこと。

 

とある女性と

はじめて2人でお会いしたところ、

 

モヤモヤすることの

連続だった。

 

 

「それじゃあ、また」

と別れて…

 

即座に感じたのは

「怒り」。

 

「うわ〜会わなきゃよかった!

ほんと、会わなきゃよかった!」

 

 

「まぁ、そんなこともあるって」と

自分をなだめようとしたけど、

素直にそう思えない。

 

「あ。そうだ。

急いで自分を納得させなくても

いいんだった」

 

と思いだし、

しばらく”怒り”に浸った。

 

 

 

 

怒りの次にでてきたのは

”失望”だった。

 

 

「彼女の話ばかり聞いた上、

最後まで彼女の都合に

付き合わされた」

 

「彼女が会いたいと言ってきたのに

一体なんなんだ」

 

 

という

相手に対する”失望”。

 

そのあとは

 

「他にやりたいこと

いくらでもあるのに、

無駄な時間を過ごしちゃった!

 

あ〜私、

なんで断らなかったのよ」

 

という

自分への”苛立ち”で

頭の中がいっぱいになった。

 

 

 

 

まぁ、ちょっと落ち着いて。

と自分に言い聞かせ、

 

ふっと

エイブラハムの”感情のスケール”を

思いだし、

 

スマホのメモから

引っ張り出してみる。

 

エイブラハム 

22段階の【感情のスケール】

 

1、喜び/気づき

  力があるという感覚

 自由/愛/感謝

2、情熱

3、熱意/意欲/幸福

4、前向きな期待/信念

5、楽観的な姿勢

6、希望

7、满足

8、退屈

9、悲観的な姿勢

10、不満/苛立ち/焦り

11、打ちのめされている状態

12、失望

13、疑い

14、心配

15、非難

16、落胆

17、怒り

18、復讐心

19、嫌悪/憤り

20、嫉妬

21、不安/罪悪感/自信喪失

22、恐れ/悲しみ/うつ状態/

  絶望/無力感

 

 

 

※数字が小さい感情でいるときほど、

 本来の自分と同調している状態。

 7までが波動が高く、8以降が低い。

 

1〜7の感情の状態で

 1日の9割を過ごすのが目標、

 などと言われている。

 

 

このスケールに

当てはめてみたら、

 

少しずつだけど着実に、

下から上へと上がってきていることに

気づけた。

 

 

最初の

17、怒り 

よりも

12、失望

のほうがマシだし、

 

10、苛立ち

のほうがもっとマシだ。

 

目で見て確認できたら

ホッとした。

 

たとえば

17、怒りから7、満足まで

一気に駆け上がることは無理だし、

 

それをしようとしても

苦しいだけ。

 

でもこうやって少しずつ

上がっていくことならできる。

 

 

 

「じゃあ次、10、苛立ちよりも

マシな感情が今あるかな…?」

と考えてみて…

 

うーん、ないな。ないわ。

と思ったけど

 

「あ」と気づいた。

 

この”怒り”という感情も

ただのエネルギー。

 

良いも悪いも本当はなくて、 

 

むしろこのパワーを

ほかのことに転用したら

すごいことになるんだった!

 

と思いだした。

 

怒りのパワーにより、

ふだん2ヶ月くらいかかる小説を

2時間半で書けたときの話。 ↓

 

 

だとしたら、

「この怒りも大事なエネルギー源として

利用したらいいだけなんだ」

 

そう思えて、

これを何に転換しようかな?と

考え出したら

 

6、希望

あたりまで

感情のスケールを

上がることができた。

 

エイブラハムの感情のスケール。

 

苦しみのときのサポートに

活用できるなぁって思った。

 

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それから数日後。

 

信頼のおける友人たちと

集まったのだけど

 

その日の夜、

私の心は

 

「あのコミュニケーションで

よかったのかな?」

 

「3人での会話だったのに

少し出しゃばった?」

 

と反省会が始まって、

眠れなくなってしまった。

 

この時感じていたのは

21、不安/罪悪感/自信喪失

 

このあたりが近い。

 

 

前回の

17、怒り よりも

さらに波動が低い感情だからか、

 

前回よりも

スケールを上がっていくのに

時間を要した。

 

これまでの経験の中で

積み重ねてきた

いろんな解釈のねじれをほどきつつ、

 

17の"怒り"にまで

スケールを上がれた時は

ほっとした。

 

”怒り”なのにちょっとホッとしたの。

 

(この日会った友人たちへの

怒りではなく、

まったく別のところへの怒り)

 

”罪悪感”など、

自分への攻撃よりも

人への”怒り”のほうが

波動が高い。

 

つまりそれくらい

自分を責めることは

エネルギーを落としている状態ってこと。

 

そんなことを

あらためて学びなおしながら

 

複雑な心をもつ自分に

何度でも気付かされる。

 

 

 

「あ〜!

なんて私って

めんどくさいんだろ」

 

ってさじを投げたくなる瞬間も

多々あるけれど。

 

でもこのときも

”怒り”まで

感情のスケールを上がったら

 

「もう大丈夫だ、

あとは転換するだけ」

 

前向きな期待を持てた。

 

「ああ。こんな面倒なことしてる人いる?」

って

ちょっと笑えてしまう。

 

でも、この面倒な私を

支えられるのも私だけ。

 

表面的な自己愛も

とても大事だけど、

 

(すきなものを食べるとか、

行きたいところへ行くとか)

 

感情に寄り添うことこそ

自分にしかできない仕事。

 

 

いろんなものに

助けられながら

 

投げ出さないで

一生大事にしていくんだ。

 

そうじゃないと

自分が可哀想。

 

 



 

大人になって

最もよかったことは、

自分で自分を助けられるようになったこと。

 

子どもの頃、それができなかったから

つらかった。

 

でも今は違う。

 

自分を助ける術を

自分で見つけ出せる。

 

一人じゃ無理な時は

助けを求めることができる。

 

毎日が晴天のようにはいかないけど

 

トータルでみてバランスよく

晴れ、曇り、雨、嵐がそこにあり

循環していることを

少しずつ理解しはじめる。

 

 

今日は雨でも

数日先もずっと同じ天気ではないことを

知っている。

 

こんなこと、子どものころ

知っていたらな、と思うから

 

そのうち息子には

伝えられたらと思う。


空の雲が常に動いているように、

感情も変化しているんだよ

ということも。


 

本日も最後までお読みくださり

ありがとうございました!