4月10日、7時前に食堂へ、ウィンナー、ポテサラ、煮物、お漬物、味噌汁にご飯大盛にしていただく。卵高騰のためか定番の卵料理は見当たらなかった。8時半出発。
宮崎市内を走っていると国道220号線の起点を発見。今日は日南市までこの道を行く。
10時50分、宮崎空港手前で自動車専用道になり少し戸惑ったが、ういろう屋さんが並ぶ道を経て青島到着。月曜日なのに観光客も結構いた。
青島のビロー樹には漂着帰化植物説(種または幹が日本の太平洋岸に沿って北東に流れる黒潮に乗って南から島に流れ着いたという説)と遺存説(この地域の気候が現在よりずっと温暖だった数百万年前から生き残ってきたという説)があるとのこと、生態学的に興味深い島である。
また、鬼の洗濯岩(隆起波食台)上に貝殻の破片などが集められ堆積することで青島が生まれたとのことで、こちらもブラタモリ的で面白い。
鬼の洗濯岩。
青島島内の密林。
真砂の貝文。貝の中でも特に「タカラガイ」が真砂と呼ばれ大切にされてきた。神社前の浜辺にて真砂を探し、自身の想いと願いを込めてこの波状岩にお供えしているらしい。
宮崎の神話。
青島に渡る途中にあった三輪タクシー。タイではトゥクトゥク、インドではオートリクシャー、私が子供の頃の別府ではリンタクと呼ばれていた乗り物である。
青島に向かう手前の宮交ボタニックガーデン青島を素通りする人が多いように思えたが、大温室等を備えた立派な植物園。しかも入場無料であり、おすすめである。
今回は行けなかったが以前訪れた宮崎県立博物館や大淀川学習館は、いずれも素晴らしい展示内容であるにも係わらず入館料は無料である。宮崎の太っ腹さと文化、教育に対する姿勢には敬意を表さずにはいられない。
12時50分、いるか岬で休憩。昭和初期までこの辺りにイルカが回遊していたのがその名の由来らしい。
青島から自転車は青い矢羽マークで車道が走れるので、堀切峠も楽勝で超えられ海岸沿いも快調に走れた。青い矢羽マークがあろうがなかろうが、自転車は車道を走れるのだが、煽られたり、嫌がらせのようにスレスレを追い越されたりされてしまう。
鬼の洗濯岩のような海岸風景は青島だけでなく日南海岸に点在するようだ。
13時20分富土海水浴場により道。
水質が特に良好であり、日本一きれいな海水浴場らしい。この日は人影が見えなかったが夏は賑わうのかな?
14時、サンメッセ日南前、今回はスルーさせていただく。確かこの辺にサボテン公園があり、サボテンの果肉入りアイスを食べた記憶があるが、無くなっているようだ。さびしい…