みなさん、ご自宅は好きですか?
ストーリーのあるインテリアで暮らしを豊かに、STORY+DESIGNの山口晃子です。
最近自宅のリビングやダイニング、子供部屋を公開したことで、素敵!なんて褒めていただく事が多かったのですが…
引越してきた当初から、自宅が好きだったか?というと、全くそうではありません。
主人が東京、私は関西という遠距離の状態で今の家に決めました。
私がネットでいろいろ調べ、週末に主人が見学に行って報告…を何度か繰り返し、ようやく決めたのですが…
引越し荷物の搬入のために、初めて家に入ってみて驚愕!!
フローリングじゃない!
写真でフローリングに見えていたのは、クッションフロアでした。
え?なにこれ?
インテリアコーディネーターの仕事をしていた私にとって、クッションフロアは水廻り(洗面所やトイレ)や減額のために納戸の床に使うものという認識だったのです。
一気に興ざめしてしまいました。
それに、写真で見てわかっていたつもりでも、他にもいろいろ気に入らないところが。
ダイニングテーブルの上にはペンダントライトをつけられるように、シーリング止め(カチッと差し込むもの)くらい設けて欲しかった、だの、コンセントの位置がおかしい、だの、クロスが死ぬほどダサい、だの、建具のダークブラウンが古くさい、なんてマイナス面ばかりに気を取られていました。
当然ですが、どれだけ嘆いてもどうにもならないので、気持ちを切り替え、家具が搬入されると少し前向きになったのですが…
やっぱり、クッションフロアのリビングなんてありえない!
床材だけはどうしても許せません。
ソファの下に敷くラグは2m×2mで購入していました。
届いてみて実際に敷いたのは、ソファよりもグンと前の方まで、なるべく床が見えないように覆い隠して。
どうしてもイヤだったんです。床材が。
でも、子供が大きくなり、トイレトレーニング中に何回かラグの上で失敗されたこともあり、思い切ってラグを捨ててみたら…
広っ!
なんだか広く感じて、すっかり気に入りました。
あんなにイヤだった床材。
必死に隠していた床材。
だけど、ラグをなくしてみたら、あんまり気にならなくなっていました。
慣れたってこともあるけれど、マイナスイメージに引っ張られ過ぎて、全体が見えていなかったのです。
そこからです。
もっといろいろ工夫して、おうちを好きになろう!と思ったのは。
床がクッションフロアなのは、食べこぼされても気にならないし、ソファを引きずって動かしながらお掃除もできる。
クロスがダサいなら、クロスに目がいかないように、フレームを飾ったり、グリーンを置いてみればいい。
ペンダントライトを付けられないなら、ちょっとオシャレなスタンドライトを楽しめばいい。
マイナスをプラスに。
〇〇だから…と言い訳するなら、どうしたら良くなるか考える。
言葉にすると簡単だけど、やってみれば毎日がちょっとハッピーに変わります!
そんなちょっとハッピーになるお手伝いをしたいな〜と、日々考え、日々勉強しています!
早くデビューしたいな〜。